まさに王道と言えるヒット曲を惜しみなく披露した真心ブラザーズの最新ライブをWOWOWで放送!!
1989年にYO-KINGと桜井秀俊によって結成された“真心ブラザーズ”。同年9月にシングル「うみ」でメジャーデビューして以降、数多くのヒット曲を生み出してきた。真心としての活動の他、YO-KINGはソロでも作品をリリースしたり、桜井もロゼッタガーデンとしての活動を並行したり、さらには奥田民生と3人で“地球三兄弟”を結成して作品のリリースと全国ツアーを行なうなど、自由なスタイルでいろんな音楽を届けてくれている。
そんな彼らが約1年振りのツアーを敢行。東京・Shibuya O-Westに始まり、仙台、札幌、福岡、大阪、高松、名古屋とまわって、5月26日に東京・中野サンプラザでツアーファイナルを迎えた。
「新しい夜明け」でスタートしたライブは、「空にまいあがれ」「ENDLESS SUMMER NUDE」と序盤からヒット曲を惜しみなく披露していく。「年に一度の中野サンプラザ。どうもありがとうございます!これから2時間ぐらいお世話になります」とYO-KINGがオーディエンスに感謝のメッセージを伝えると、桜井も「量多め(曲数多め)でお出ししますんで」と今回のライブが内容盛りだくさんであることを早々に宣言! その言葉どおり、その後も「愛のオーラ」や久しぶりに演奏する「FLY」といったシングル曲などを披露し、彼らのペースにオーディエンスを巻き込んでいった。
タイトルに“王道”という言葉があるように、セットリストはまさに真心ブラザーズの王道と言える楽曲が並べられている。バックを務めるホーンセクションやコーラスを含めた“MB’s”も15年に渡ってサポートしてきているので、真心のふたりとの息もピッタリ。バンドとしての一体感も随所に感じることができた。この日はYO-KINGの喉の調子も絶好調で、MCで桜井がYO-KINGに「声が良く出ている」と褒めると、YO-KINGが「どこまで脱皮するんだろう(笑)。オレはまだサナギマンだった」と、昭和40年代に放送された特撮テレビ番組「イナズマン」に例えて、まだまだ成長過程で成虫になっていない状態だと答えるなど、二人の仲の良さや強い信頼関係が垣間見える場面もあった。
中盤では、桜井がボーカルを担当する「メトロノーム」、5月29日発売の新曲「消えない絵」をリリースに先駆けて披露するなど、彼らの楽曲の幅広さを改めて感じさせてくれた。後半は、こちらも代表曲である「どか〜ん」をはじめ、「BABY BABY BABY」「EVERYBODY SINGIN’ LOVE SONG」といったシングル曲を中心に再び大きなピークを作っていく。
アンコールの「拝啓、ジョン・レノン」まで、途中、着地点の見えないMC(トーク)でオーディエンスをリラックスさせつつも、これぞエンターテイメントショー!と思わせてくれるステージを見せてくれた。
この日の公演の模様に特別インタビューを交えた内容で、7月14日(日)夜11時30分からWOWOWで放送されることが決定。名曲揃いのベスト的内容のステージを観て、ぜひ夏気分を味わってもらいたい。
詳しくは番組HPをチェック!wowow.co.jp/magokorobros/
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