第6回『学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード』「優秀賞」「地方創生賞」「入賞」受賞法人を決定!
学生の社会的・職業的自立に貢献するプログラムを表彰
このたび、学生アンケートや学生選考会、選考委員会などの審査を経て、優秀賞、地方創生賞および入賞法人が決定しました。なお、優秀賞4法人の中から「大賞」「文部科学大臣賞」を選び、5月24日(水)に開催する「キャリアデザインカンファレンス」で発表します。
※ 2018年(第1回開催)から実施している「学生が選ぶインターンシップアワード」は、今回の第6回開催より「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」に名称変更しました。
<優秀賞受賞法人>※50音順
北九州市立大学(福岡県)
「地域創生学群チャレンジプログラム」
北九州市立大学 地域創生学群の3年生向けプログラム。「起業トライアル」と「リアル就職」という2つのプログラムで構成される。実施期間は前者が9ヶ月間、後者が5ヶ月間。「起業トライアル」は資金をはじめ、事業に必要なものを全て学生自身で準備し実践。「リアル就職」は受入企業等において、週3~4日のフルタイムインターンシップを行うもので、共に「実践と理論」という教育方針に合致した内容。プログラム前後の研修も手厚く、学生が失敗を恐れず挑戦しやすい雰囲気づくりなど、随所に工夫がみられる好例プログラムとして高く評価された。
島根電工株式会社(島根県)
「住まいのおたすけ隊 学生広報室~生きた情報と魅力を発信(長期有償型IS)」
島根電工の広報業務を担う長期有償型インターンシップ。学生が実際の職場で社員との交流を経験し、社風や企業文化・風土といった会社の根幹部分に直に触れながら、自らアクションを起こして得た情報や魅力を発掘する学生主体のプログラム。学生がSNSで発信した動画は総再生回数約100万回と高い成果を上げる。フィードバックにおいても「与え過ぎない・伝え過ぎない・教え過ぎない」を意識し、学生が自由に考え・発想し、行動できる高い教育効果を得られる設計となっており、学生からも極めて高い評価を得た。
テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都)
「テンプル大学ジャパンキャンパス・インターンシッププログラム」
米国の大学の日本校であるテンプル大学ジャパンキャンパスは米国型のインターンシップを創立当初の1982年から実施。インターンシップ期間を2ヶ月~4ヶ月と長期設定し、学生は授業スケジュールを調整しながら合計140時間以上プログラムに参加する。業務の理解と実践的な経験を積むことができ、受入企業からも様々な観点から詳細なフィードバック・評価を得ることができる。学生自身の応募先決定・履歴書・志望動機書の作成・面接といった一連の応募プロセスそのものの経験が、学生が主体的に学びと成長の機会が得られるように設計されていることも評価された。
株式会社麦の穂(大阪府)・椙山女学園大学(愛知県)
「産学連携による『キャリアデザインスキル習得プログラム』とキャリア形成のための『リアルな職場体験』」
「日本で一番人が育つ会社」を目指す麦の穂と「トータル・ライフデザイン教育」を教育理念に掲げる椙山女学園大学の連携プログラム。大学で行うキャリア教育と麦の穂のジョブローテーション制度を連携し構成されており、店舗の現場体験を経験したうえで、営業企画、商品企画等のクリエイト部門にて実務業務を体験できる。事前学習では参加目的の理解や学生一人ひとりの「なりたい自分」を意識した具体的な目標設定を行い、事後学習でも複数の手法と適切なタイミングで学生自身が納得できる熱意あるプログラムとして学生から高い評価を得た。
<地方創生賞>
燕市(新潟県)
「つばめ産学協創スクエア インターンシッププログラム」
日本全国・海外から受け入れた学生と燕市をつなぐ産学官連携プログラム。燕産地の特徴を生かしたプログラムは課題解決型から就職体験、企業への提案型まで多様にコーディネイトされ参加学生に学びの場を提供する。宿泊・交流施設「つばめ産学協創スクエア」では他大学の学生同士が生活を共にし交流することができ、学生からは視野や価値観が広がる貴重な体験が得られたと評価された。受入企業や地域住民にとっても燕市に興味を持ってもらえたことや街に活気が生まれたと声があがり、地方創生インターンシップの模範として評価された。
<入賞>※50音順
帯広市(北海道)
株式会社カタヤマ(埼玉県)
金沢工業大学(石川県)
SOLIZE株式会社(東京都)
東邦音楽大学(埼玉県)
株式会社ニトリホールディングス(北海道)
株式会社日本総合研究所(東京都)
株式会社ミルボン(東京都)
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【学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード】とは
学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシップやキャリア形成支援に係る取組を表彰するアワードです。本アワードを通じて学生の職業観涵養を促進する効果的な取組を周知することで、プログラムの質的向上および実施企業数の増加を実現し、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指します。
2022年6月13日に文部科学省・厚生労働省・経済産業省により「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」が示されました。本アワードはこの考え方に則り、名称を「学生が選ぶインターンシップアワード」から「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」に変更しています。
「キャリアデザインプログラム」という言葉は、新たに定義されたタイプ3、タイプ4の「インターンシップ」に限らず、それ以外のキャリア形成支援に係る取組を総称する言葉として設定しました。
本アワードにおいては新定義の「インターンシップ」プログラムに限らず、その他キャリア形成支援に係る取組も含め、真に学生にとって有益なプログラムの形を模索し、発信してまいります。
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《主催》
『学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード』実行委員会
《後援》
経済産業省、厚生労働省、内閣府、文部科学省、日本経済新聞社、マイナビ(順不同)
《選考フロー》
企業・大学・団体から応募されたインターンシップについて、参加学生のアンケート調査などをもとに
学生選考会による審査、有識者部会による審査を経て受賞法人を決定
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第6回『学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード』の詳細は下記からもご覧いただけます。
また、「大賞」「文部科学大臣賞」を発表する5月24日(水)開催の
「キャリアデザインカンファレンス」の日経ホール来場およびLIVE配信視聴の予約も受付中です。
<https://internship-award.jp/>
<お問い合わせ先>
「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」運営事務局
MAIL:job-internship-award@mynavi.jp URL:https://internship-award.jp/
TEL:03-6267-4531(受付時間:平日10:00 – 17:00)
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