「KOで勝つことが一番の決着」。アメリカで世界に初挑戦する荒川仁人に独占インタビュー!・・・荒川仁人vsオマール・フィゲロアをWOWOWで放送
WBC世界ライト級1位の荒川仁人(31=八王子中屋)が、7月28日(日)アメリカ・テキサス州サンアントニオで初の世界戦に挑む。日本王座、OPBF東洋太平洋王座と着実に階段を上がってきた「童顔のスナイパー」荒川の対戦相手は、WBC世界ライト級3位のオマール・フィゲロア(アメリカ)。こちらも今回が初の世界戦となるが、21勝中17試合がKO勝ちという戦績が示すとおりの強打者で、若くて勢いのある実力者だ。世界初挑戦の31歳・荒川がアウェイの地で、売り出し中のホープを相手にどんな闘いをみせてくれるか、見逃せない一戦だ。世界初挑戦を目前に控えた荒川選手に、WOWOWが独占インタビューを行った。
――世界に初めての挑戦ということですが、調整はどうでしょう?
荒川:変に世界戦だと意識して、根を詰めすぎるとか、変わったところというのはあまりないかなと思います。そういう意味では、順調に良い段階でこの状況をむかえているかなと思いますね。
――舞台はテキサス州ということで気温も暑いと思いますが、それに対する対策は?
荒川:やはり日中の暑い中でトレーニングすることによって、普段の練習で追い込むことによって、暑い中・自分の体温が上がっている状態でも動くという点ではいい練習が出来ていると思いますね。
――世界戦の話をいつどこで聞きましたか?
荒川:5月4日に試合があったのですが、そのあと数日後にそういう話をジムを介して聞くことが出来ました。当初はホントかな、なんて思っていたんですけど。ただ、世界戦に向けては2年以上前から想定していろいろ準備してきていたので、特にその決まったことに対して「やった!」とか「やっときたか!」というような気持ちはなく、「よし、じゃあしっかりこれまで準備してきたことを出せるようなコンディションをしっかり作ろう」と、そういう気持ちの方が強かったですね。
――荒川選手はエキサイトマッチをよく見ていただいているということなんですが、エキサイトマッチは海外の試合が多いじゃないですか。その同じ海外の舞台で世界戦をやるというのはどういう気持ちですか?
荒川:もう感慨深いですよね。自分が夢を描いた所に自分が立っているというのは、ある意味自分の夢と現在の自己を投影できるので、そういう意味ではすごい、「ここまで来たんだな」と思いますし、逆にいえば今度は夢を与える立場になった訳で、今後ボクシングに興味を持ってその道に進む人達に少しでも、夢をもってもらえるようなものを見せないといけない立場にいるという責任感は芽生えますね。
――相手のフィゲロアの印象は?
荒川:まだ23歳で若いですし、プロでまだ無敗、なおかつKOのうちの7つか8つが1RKO、すごく若くて勢いのある選手で、怖いもの知らずでガンガン前に出てくる印象です。その勢いに飲まれてしまったら倒されてしまうと思いますから、やはり受け止めるのではなく、自分から向かっていくような感じですよね。受けていたらどんどん相手のペースになってしまうので、先手を取って攻めていければと思います。若い、勢いがあるっていうのは、ある意味歯車が狂えばチャンスが出てくると思うので、前半をとにかく気をつけてとにかく凌いで、後半、やはりアウェイのリングですから、倒して勝つぐらいの気持ちで戦ってきたいと思いますね。
――荒川選手のボクシングスタイル的に、僕達の方から見たら考えながらボクシングされてるな、と思います。やはりいろいろな対策というか、映像を見られたり事前にシチュエーション的にも組み立てられているんですか?
荒川:そうですね。実際フィリピンからパートナーを呼んで、スパーリングを何回かやっていますけど、自分はサウスポーに苦手な意識があるので、フィゲロアはスイッチしてきますから、戦っている中で僕がサウスポースタイルが苦手だなっていうのが感じてくると思うんですよ。そこでスイッチしてサウスポーで来られた時に倒されないようにしないと。そういう意味では対応するのがすごく難しいんですけど、逆にいえばサウスポーにスイッチされても対応できるものを身につけられれば十分勝負は出来るんじゃないかなと。逆にフィジカル的なものはもう昨年より鍛え上げてきているので、フィジカルでどうにもならないということはもうないと思います。
――ジムはもちろんのこと、周りのいろいろな人たちがサポートしてくれていると思いますが、その方々に対しての現状の気持ちを教えてください。
荒川:本当に個人的に言えば、富とか名声にそこまでの執着はないんですが、やはりここまでボクシングを続けてこれたのも、またこうやって頑張って来れたのも応援してくれる人たちの力があってここまでこれているので、自分のために世界チャンピオンになりたいというよりは、恩返しのためにタイトルのベルトを見せたいなっていう思いです。なので、自分としてはちょっと恩返しとしての意味あいの方が大きいですね。
――最後に世界挑戦に向けての意気込みを。
荒川:勝負事ですから絶対は無いですけど、絶対勝つつもりで、どんな苦しい状況でも諦めない、第三者に止められてしまうことはしょうがないにしても、自分自身が諦めることは終わるその時までないように、全力でぶつかっていきたいと思います。
――理想の決着のつけ方は?
荒川:やはりアウェイですから、KOで。KOで勝つことが一番の決着だと思います。
注目のWBC世界ライト級暫定王座決定戦「荒川仁人 vs オマール・フィゲロア」は、7月29日(月)夜9:00~WOWOWライブにて放送する。
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■エキサイトマッチ~世界プロボクシング特設サイト(wowow.co.jp/excite)
http://www.wowow.co.jp/sports/excite/
◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★エキサイトマッチ~世界プロボクシング
怒涛のビッグマッチ タイムリーオンエア!世界初挑戦の荒川がアメリカで王座獲得を目指す!
7月29日(月)夜9:00[WOWOWライブ]
<対戦カード>
WBC世界ライト級暫定王座決定戦
荒川仁人(八王子中屋)/WBC世界ライト級1位 vs
オマール・フィゲロア(アメリカ)/WBC世界ライト級3位
WBA世界ライト級暫定王座決定戦
ユリオルキス・ガンボア(キューバ)/元2階級制覇チャンピオン vs
ダルレイス・ペレス(コロンビア)/WBA世界ライト級2位
ライト級10回
粟生隆寛(帝拳)/元2階級制覇チャンピオン vs
ハーディ・パレデス(チリ)/元WBO暫定ラテン・ライト級チャンピオン
★エキサイトマッチ~世界プロボクシング
ミドル級最強王者ゴロフキン、8連続KO防衛なるか!
8月5日(月)夜9:00[WOWOWライブ]
<対戦カード>
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)/WBA世界ミドル級チャンピオン vs
マシュー・マックリン(イギリス)/WBA世界ミドル級11位
★エキサイトマッチ~世界プロボクシング
清田、“日本人最重量”世界王者を目指し敵地ドイツへ!
8月12日(月)夜9:00[WOWOWライブ]
<対戦カード>
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
ロバート・スティーグリッツ(ドイツ)/WBO世界S・ミドル級チャンピオン vs
清田祐三(フラッシュ赤羽)/WBO世界S・ミドル級10位
★生中継!エキサイトマッチ 三浦隆司vsセルヒオ・トンプソン
“ボンバーレフト”三浦隆司が、敵地メキシコで強打を誇る挑戦者トンプソンを相手に初防衛戦に臨む!
8月18日(日)午前11:00[WOWOWライブ]
<対戦カード>
WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ
三浦隆司(帝拳) vs セルヒオ・トンプソン(メキシコ)
――世界に初めての挑戦ということですが、調整はどうでしょう?
荒川:変に世界戦だと意識して、根を詰めすぎるとか、変わったところというのはあまりないかなと思います。そういう意味では、順調に良い段階でこの状況をむかえているかなと思いますね。
――舞台はテキサス州ということで気温も暑いと思いますが、それに対する対策は?
荒川:やはり日中の暑い中でトレーニングすることによって、普段の練習で追い込むことによって、暑い中・自分の体温が上がっている状態でも動くという点ではいい練習が出来ていると思いますね。
――世界戦の話をいつどこで聞きましたか?
荒川:5月4日に試合があったのですが、そのあと数日後にそういう話をジムを介して聞くことが出来ました。当初はホントかな、なんて思っていたんですけど。ただ、世界戦に向けては2年以上前から想定していろいろ準備してきていたので、特にその決まったことに対して「やった!」とか「やっときたか!」というような気持ちはなく、「よし、じゃあしっかりこれまで準備してきたことを出せるようなコンディションをしっかり作ろう」と、そういう気持ちの方が強かったですね。
――荒川選手はエキサイトマッチをよく見ていただいているということなんですが、エキサイトマッチは海外の試合が多いじゃないですか。その同じ海外の舞台で世界戦をやるというのはどういう気持ちですか?
荒川:もう感慨深いですよね。自分が夢を描いた所に自分が立っているというのは、ある意味自分の夢と現在の自己を投影できるので、そういう意味ではすごい、「ここまで来たんだな」と思いますし、逆にいえば今度は夢を与える立場になった訳で、今後ボクシングに興味を持ってその道に進む人達に少しでも、夢をもってもらえるようなものを見せないといけない立場にいるという責任感は芽生えますね。
――相手のフィゲロアの印象は?
荒川:まだ23歳で若いですし、プロでまだ無敗、なおかつKOのうちの7つか8つが1RKO、すごく若くて勢いのある選手で、怖いもの知らずでガンガン前に出てくる印象です。その勢いに飲まれてしまったら倒されてしまうと思いますから、やはり受け止めるのではなく、自分から向かっていくような感じですよね。受けていたらどんどん相手のペースになってしまうので、先手を取って攻めていければと思います。若い、勢いがあるっていうのは、ある意味歯車が狂えばチャンスが出てくると思うので、前半をとにかく気をつけてとにかく凌いで、後半、やはりアウェイのリングですから、倒して勝つぐらいの気持ちで戦ってきたいと思いますね。
――荒川選手のボクシングスタイル的に、僕達の方から見たら考えながらボクシングされてるな、と思います。やはりいろいろな対策というか、映像を見られたり事前にシチュエーション的にも組み立てられているんですか?
荒川:そうですね。実際フィリピンからパートナーを呼んで、スパーリングを何回かやっていますけど、自分はサウスポーに苦手な意識があるので、フィゲロアはスイッチしてきますから、戦っている中で僕がサウスポースタイルが苦手だなっていうのが感じてくると思うんですよ。そこでスイッチしてサウスポーで来られた時に倒されないようにしないと。そういう意味では対応するのがすごく難しいんですけど、逆にいえばサウスポーにスイッチされても対応できるものを身につけられれば十分勝負は出来るんじゃないかなと。逆にフィジカル的なものはもう昨年より鍛え上げてきているので、フィジカルでどうにもならないということはもうないと思います。
――ジムはもちろんのこと、周りのいろいろな人たちがサポートしてくれていると思いますが、その方々に対しての現状の気持ちを教えてください。
荒川:本当に個人的に言えば、富とか名声にそこまでの執着はないんですが、やはりここまでボクシングを続けてこれたのも、またこうやって頑張って来れたのも応援してくれる人たちの力があってここまでこれているので、自分のために世界チャンピオンになりたいというよりは、恩返しのためにタイトルのベルトを見せたいなっていう思いです。なので、自分としてはちょっと恩返しとしての意味あいの方が大きいですね。
――最後に世界挑戦に向けての意気込みを。
荒川:勝負事ですから絶対は無いですけど、絶対勝つつもりで、どんな苦しい状況でも諦めない、第三者に止められてしまうことはしょうがないにしても、自分自身が諦めることは終わるその時までないように、全力でぶつかっていきたいと思います。
――理想の決着のつけ方は?
荒川:やはりアウェイですから、KOで。KOで勝つことが一番の決着だと思います。
注目のWBC世界ライト級暫定王座決定戦「荒川仁人 vs オマール・フィゲロア」は、7月29日(月)夜9:00~WOWOWライブにて放送する。
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7月29日(月)夜9:00[WOWOWライブ]
<対戦カード>
WBC世界ライト級暫定王座決定戦
荒川仁人(八王子中屋)/WBC世界ライト級1位 vs
オマール・フィゲロア(アメリカ)/WBC世界ライト級3位
WBA世界ライト級暫定王座決定戦
ユリオルキス・ガンボア(キューバ)/元2階級制覇チャンピオン vs
ダルレイス・ペレス(コロンビア)/WBA世界ライト級2位
ライト級10回
粟生隆寛(帝拳)/元2階級制覇チャンピオン vs
ハーディ・パレデス(チリ)/元WBO暫定ラテン・ライト級チャンピオン
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ミドル級最強王者ゴロフキン、8連続KO防衛なるか!
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<対戦カード>
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)/WBA世界ミドル級チャンピオン vs
マシュー・マックリン(イギリス)/WBA世界ミドル級11位
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清田、“日本人最重量”世界王者を目指し敵地ドイツへ!
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WBA世界ミドル級タイトルマッチ
ロバート・スティーグリッツ(ドイツ)/WBO世界S・ミドル級チャンピオン vs
清田祐三(フラッシュ赤羽)/WBO世界S・ミドル級10位
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三浦隆司(帝拳) vs セルヒオ・トンプソン(メキシコ)
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