綾辻行人氏命名!“鬼畜系特殊設定パズラー”白井智之が放つ異形の本格ミステリ『東京結合人間』、9月30日解禁!!
横溝賞史上最大の問題作『人間の顔は食べづらい』を凌ぐ衝撃作の誕生!!
株式会社KADOKAWAは、2014年に横溝賞史上最大の問題作『人間の顔は食べづらい』でデビューした白井智之氏待望の最新作『東京結合人間』を発売しました。
『東京結合人間』は、あまりに衝撃的な内容と異形な世界観から「横溝賞史上最大の問題作」と銘打たれた前作をはるかに超える異色作。一行目から胸をざわつかせ、得体の知れない世界で起こる奇怪な出来事に読む手を震えさせる、新機軸の本格ミステリです。
デビュー作『人間の顔は食べづらい』は、大賞の受賞こそ逃したものの、選考委員の有栖川有栖氏と道尾秀介氏の推薦を受け書籍化されましたが、第2作『東京結合人間』では綾辻行人氏の推薦をいただいています。
全員“嘘をつけない”はずの孤島で発生した連続殺人をめぐる、アンモラルにしてロジカルな推理劇。綾辻氏より、「鬼畜系特殊設定パズラー」の称号を授けられた鬼才が放つ衝撃作をお見逃しなく!!
■綾辻行人氏推薦!!
「破天荒かつアンモラルな、何やら悪い冗談のような世界設定にたじろぐ読者も少なくないだろう。だが、デビュー作『人間の顔は食べづらい』と同様、本作は飛びきりの奇想を内包した愛すべき本格ミステリでもある。
白井智之、二十四歳。――末恐ろしい書き手である」
■『東京結合人間』作品情報
「嘘吐き野郎をぶっ殺せばいいんだろ?」
男と女が互いの身体を結合させ、結合人間となって特殊な生殖を行う世界。この結合の過程でときおり、一切嘘がつけない結合人間=オネストマンが生まれる。
オネストマンの圷(あくつ)はある日、高額な求人に目をとめる。オネストマン7人の共同生活を撮影する映画の出演者を募集するというのだ。報酬目当てで参加した圷は、他の参加者たちと孤島に向かう。しかし、撮影クルーは海上で姿を消し、オネストマン7人だけで一夜を明かした翌朝、孤島の住人親子が死体で発見された。容疑者7人は嘘をつけないはずだが、なぜか全員が犯行を否定。圷は推理を試みるが、新たな犠牲者が出てしまい――。
※情報ページ http://www.kadokawa.co.jp/product/321505000109/
■著者紹介
白井智之(しらい・ともゆき)
1990年、千葉県印西市生まれ。東北大学法学部卒業後、会社員。在学中はSF・推理小説研究会に所属。2014年、「人間の顔は食べづらい」が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、選考委員の有栖川有栖氏、道尾秀介氏の絶賛を受け同作でデビュー。本作が2作目となる。
【発行元】株式会社KADOKAWA
【発売日】2015年9月30日
【定価】本体 1600円+税
【頁数】352頁
【体裁】四六判並製
【装幀】デザイナー 片岡忠彦
【電子書籍 配信日】2015年10月1日 ※ストアによって配信日が異なる場合があります。
【電子書籍 希望小売価格】本体1600円+税
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像