【JAF関西】『駐車場での交通事故を考える』 交通安全に関するフォーラム・パネルディスカッションを開催

「駐車場等」での交通事故による歩行者の死傷者数は、交差点、交差点付近、単路に比べると、減少率が最も小さいという実態

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)関西本部(本部長 堀内俊樹)は、10月19日(木)にホテルモントレ大阪(大阪市北区)にて「駐車場事故を考える」をテーマに「第20回交通安全フォーラム」を以下のとおり開催いたします。
■駐車場における交通事故の実態
交通事故全体の死傷者数(歩行者対四輪車の事故における歩行者の死傷者数)は減少しているものの、「駐車場」での死傷者数の減少度合いが1番小さくなっています。
平成22年から平成26年にかけて、駐車場等における歩行者の死傷者数は、交差点、交差点付近、単路に比べるとそれほど減少していないことが分かります。(平成22年比で指数0・96=図1および表1参照)

図1図1

表1表1

【出典:イタルダインフォメーション交通事故分析レポ-トNo.115(平成28年3月)】

駐車場での交通事故は、スピードが出ておらず軽微な物損事故が多いですが、なかには歩行者が死亡する事故も発生するので注意が必要です。

低速で走行し、車も歩行者も十分に避けられる余裕がありながら、駐車場で交通事故が発生するのは、主に4つの理由が考えられます。
(1)一般道と駐車場での車の走行状況の違い
(2)あせりや運転以外のことへ集中して周囲への注意が不足
(3)油断や慣れのための安全確認が不十分
(4)バックの運転は前進よりも難しく、また苦手な人が多い

こうした背景や実態を踏まえ、下記のとおり交通安全フォーラムを開催します。

■交通安全フォーラム開催概要
テ ー マ:『駐車場事故を考える』
日  時:10月19日(木)13:30~17:00(13:00受付開始、開場)
場  所:ホテルモントレ大阪 7階「アマリエ」(〒530-0001 大阪市北区梅田3丁目3-45)
内  容:交通安全フォーラム

前回の同フォーラムの様子前回の同フォーラムの様子


◆基調講演
「危険が潜む駐車場」:モータージャーナリスト 菰田 潔 氏
モータージャーナリスト、日本カーオブザイヤー選考委員、ドライビングインストラクター。理論的でわかりやすい解説に定評がある。JAF会員向け会報誌「JAFメイト」でも運転レッスンの講師として活躍中。

◆パネルディスカッション
コーディネーター:流通科学大学 経済学部教授 森津 秀夫 氏
パネリスト:公益財団法人交通事故総合分析センター 研究部主任研究員 木内 透 氏
      大阪都島自動車学校セーフティアドバイザー 下村 幸子 氏
      日本パーキングビジネス協会(株式会社アップルパーク)
      営業サポート部・リーダー 坂本 祐介 氏

パネルディスカッションでは、交通事故分析の「研究者」の立場、「交通安全教育」の立場、「駐車場事業者」の立場から3名がパネリストとして参加。様々な視点から駐車場事故について考えます。

料  金:無料(JAF会員でない方も参加可)
参加申込:事前予約制。定員100名。10/2(月)必着 ※ただし定員になり次第締め切り
     参加の申込は下記専用サイトにて
     http://jafevent.jp/area/kansai/osaka/news/1706_27_033_9.html

問 合 先:JAF大阪支部 事業課「フォーラム係」TEL:072-645-1300(平日9:00-17:30)
備  考:報道関係者様の取材・参加可能です。
     事前にご連絡ください。お席をご用意いたします。

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会社概要

URL
https://jaf.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区芝大門1-1-30 日本自動車会館14階
電話番号
03-3578-2811
代表者名
坂口 正芳
上場
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資本金
-
設立
1963年02月