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公益財団法人日本ユニセフ協会
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ハイチ地震:9.7トン分のユニセフ支援物資が到着~今後30トンの追加物資も【プレスリリース】

公益財団法人日本ユニセフ協会

首都ポルトープランスに届いたユニセフの医療・水と衛生物資。(2021年8月20日撮影) © UNICEF_UN0505109_Fanfan首都ポルトープランスに届いたユニセフの医療・水と衛生物資。(2021年8月20日撮影) © UNICEF_UN0505109_Fanfan

【2021年8月20日 ポルトープランス(ハイチ)/パナマシティ 発】

先週ハイチを襲った大地震に対応するため、ユニセフ(国連児童基金)が発送した合計9.7トンの医療物資および水・衛生用品が20日、同国の首都ポルトープランスに到着しました。 今後数日のうちに、命を守る支援物資30トンを積んだ別の便も到着し、地震と熱帯低気圧の被害が最も大きかった南県に届けられる予定です。

これらの物資は、ユニセフが国内に備蓄していた支援物資を補完するもので、今後3カ月間で2万3,350人の子どもたちとその家族に届けられる予定です。ユニセフ物資供給センターから出荷された最初の物資には、医薬品、手術器具、栄養補助食品のほか、50万枚以上のマスクが含まれています。また、保健サービスを維持するため保健センターが破壊された地域に配置するテント15張も届けられました。さらに、6万5,000錠以上の浄水タブレット、貯水タンク、石けんや生理用品などの家族用の衛生キットも含まれています。

現在レカイ(Les Cayes)に滞在しているユニセフ・ハイチ事務所代表のブルーノ・マースは「地震と熱帯低気圧の影響を受けた子どもたちや家族の人道支援ニーズは、ここ数日で高まり続けています。病院も保健員もひっ迫しており、今週配布した医療物資も十分ではありません。家を失った子どもたちや家族は、雨の中、外で寝ることを余儀なくされています」と述べています。「今回の医療・水・衛生用品の輸送は、命を守るために非常に重要であり、今後さらに多くの支援が予定されています。しかし、最も支援を必要としている家族へのアクセスは依然として困難です」
 

ユニセフが支援する給水所で、手を洗う子どもたち。(2021年8月18日撮影) © UNICEF_UN0504696_Rouzierユニセフが支援する給水所で、手を洗う子どもたち。(2021年8月18日撮影) © UNICEF_UN0504696_Rouzier

ハイチ南西部で発生したマグニチュード7.2の大地震により、何千人もの人々が食料、水、トイレ、避難場所を必要としています。2,000人以上が亡くなり、1万2,000人以上が負傷しています。ユニセフの推計によると、54万人の子どもを含む120万人が地震の影響を受けています。インフラへの被害も大きく、13万棟の家屋、94の学校、1,800もの給水システムが全壊または一部損壊しました。

「激しい地震に続き、ここ数日は何度も余震が襲っています。南部では、熱帯低気圧「グレース」による土砂崩れや洪水で道路がふさがれたままのところもあり、被害が最も大きかった村々では、いまだに孤立状態が続いています。現地にいる私たちのチームは、遠隔地に住む人々へのアクセスを回復し、命を守る物資を届けるために最善を尽くしています」(マース)

地震発生から数時間のうちに、ユニセフのトラックは、手袋、鎮痛剤、抗生物質、注射器など、3カ月間で3万人の被災者を治療するのに十分な物資が入った6つの医療キットを、レカイにある3カ所の病院に届けました。

ユニセフがこれまでに、支援を必要としている子どもたちや家族に届けた物資は以下の通りです。
  • 欧州委員会人道援助・市民保護総局(ECHO)からの資金支援により、レカイに住む3,000世帯に安全で清潔な水を提供するために、1万リットルの貯水ブラッダーを少なくとも4基設置しました。今後は給水車で継続的に補給します。
  • 衛生キット2,300セットと貯水タンク15基を提供しました。
  • オランダ赤十字社との協力により、レカイに住む1,200世帯に防水シートなどの非食料物資と必要不可欠な衛生キット(石けん、生理用ナプキン、水用バケツ、トイレットペーパー、歯磨き粉、歯ブラシ、フェイスマスクなど)を提供しました。
  • 必要不可欠な医療物資(整形外科用品、X線撮影装置、検査機器)、テント、マットレス、毛布、救急車両を提供し、ボランティアの医療スタッフを派遣しました。
  • トイレを造るためのテント18張、酸素ボンベ50本、発電機1台、酸素生成器を稼働させるための燃料を提供しました。
 

ユニセフが支援する給水所で、水を汲む7歳のファラさん。(2021年8月18日撮影) © UNICEF_UN0504693_Rouzierユニセフが支援する給水所で、水を汲む7歳のファラさん。(2021年8月18日撮影) © UNICEF_UN0504693_Rouzier

ユニセフは、5歳未満児16万7,000人を含む少なくとも38万5,000人の最も緊急な支援ニーズに対応するための今後8週間の活動に、1,500万米ドルが必要であると見積もっています。この最初の必要資金は、明らかになる子どもたちや家族への影響に応じて、今後数週間で見直し、調整される予定です。

* * *

ユニセフ「自然災害緊急募金」ご協力のお願い
地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害に苦しむ子どもたちのために、ユニセフは緊急支援を行っています。その活動を支えるため、(公財)日本ユニセフ協会は、ユニセフ「自然災害緊急募金」を受け付けております。ハイチの地震で被災した子どもたちを含む、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるために、ご協力をお願い申し上げます。

1. クレジットカード/コンビニ/ネットバンクから
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/disaster/2010.htm

2. 郵便局(ゆうちょ銀行)から
振替口座:00190-5-31000/口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「自然災害」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

※公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.or.jp/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/

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官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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