第20回 建築・設備合同技術発表会を開催（ニュースリリース）

　大和ハウスグループの株式会社フジタ（本社：東京都渋谷区、社長：奥村洋治）は、第20回「建築・設備合同技術発表会」を11月11日（金）に本社とウェブ会議システムなどを活用したオンラインのハイブリッド型で開催しました。

１．概　要
日時：2022年11月11日（金）
発表論文数：17編（設備部門7編、建築部門10編）
参加者：合計455名（本社、支社、支店、事業部）

２．開催の趣旨
　同発表会は、建築・設備および、その周辺技術における大規模・高難度工事の計画と施工、顧客ニーズ実現に向けた取り組みなどをテーマとして、この１年間の優秀な実施例を発表し、技術情報の蓄積と全店への展開により、技術力のレベルアップを図るとともに、実践・応用を進めて社会に貢献することを目的としています。

３．内容
　発表会では、厳選した設備7編、建築10編の事例報告が行われ、物流施設、教育施設、生産施設、リゾート施設、集合住宅など多岐にわたる分野より、新規性や独自性の高い技術的な取り組みの発表がありました。また、国際事業部の発表では、ベトナムよりオンラインでの事例報告も行われました。各代表者の発表後、南口聡取締役常務執行役員建築本部長が訓話を述べ、講評後、設備、建築、それぞれの分野ごとに最優秀賞1件、優秀賞1件、努力賞2件を選出し、表彰を行いました。

南口取締役常務執行役員建築本部長 あいさつ（要旨）
　本日は、ものづくりの基本についてお話したい。我々は「技術」を提供する会社であり、「安全」と「品質」が何より重要となる。この根本が崩壊すれば、当社の存続すら危ぶまれる。本日の発表会には建築や設備の関係者が出席しているが、改めて「安全」と「品質」を徹底的に追及してもらいたい。
　その上で、一層お客さまに喜んでいただくために、本日発表した安全・品質の向上、施工生産性の改善や工期短縮、コスト削減などに取り組んでほしい。改めて明日からものづくりの基本を常に念頭に置いて業務に励んでもらうことをお願いする。

４．表彰
設備部門
・最優秀賞　「ZEH-M(マンション)の補助金取得に向けて」西日本支社（大阪）
・優秀賞　「半導体工場における設計・施工上の留意点と今後」東日本支社（東北）
・努力賞　「大空間クリーンルームへの旋回流誘引型成層空調システム（TCR-SWIT）の導入」西日本支社（広島）
・努力賞　「大空間恒温室の温度分布についてのシミュレーションとの実大検証」西日本支社（九州）

建築部門
・最優秀賞　「複雑な形状のカーテンウォールにおける仕様変更提案と施工改善」横浜支店
・優秀賞　「露光装置架台を含むスーパークリーンルームの施工報告」東北支店
・努力賞　「急峻な傾斜地でのマンション建設における擁壁・躯体の施工」名古屋支店
・努力賞　「築40年以上経過した高層ビルの外壁改修」広島支店

本社での発表会の様子