イセタンメンズとCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)のアートコラボレーションプロジェクト「Seasonal Cohabit ~Summer & Autumn~」が7月21日(水)よりスタート
ノリ服部+佐藤研也・齋木克裕、鬼頭健吾、濱田泰彰、西太志の作品を7月21日(水)から11月30日(火)まで伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階に展示。
会期:2021年7月21日(水) ~ 11月30日(火)
会場:伊勢丹新宿店 メンズ館 1階・2階・4階・6階
会場:伊勢丹新宿店 メンズ館 1階・2階・4階・6階
イセタンメンズとCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)のアートコラボレーションプロジェクト「Seasonal Cohabit(シーズナル コハビット)」シリーズの第2弾となる、「Seasonal Cohabit ~Summer & Autumn~」が7月21日(水)より始まります。
本シリーズでは、今の時代を反映する現代美術をフィーチャーし、スプリング、サマー、オータム、ウィンターの4シーズンにわたり同館のフロアに様々な現代美術が出現。伊勢丹新宿店 メンズ館の4フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)に、フロアテーマに合わせたスペシャルインスタレーションを展示します。
- 実施概要
会期:2021年7月21日(水)~11月30日(火)[133日間]
設置場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階
主催:伊勢丹新宿店 メンズ館
協力:一般社団法人 日本現代美術商協会
日本を代表する現代アートギャラリーが組織するCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)と、世界No.1のメンズファッションストアを目指す伊勢丹新宿店メンズ館の1年間にわたるコラボレーションプロジェクト。
- 展示内容
2階 メンズクリエーターズ・・・・・・鬼頭健吾(所属ギャラリー:rin art association)
4階 メンズラグジュアリー・・・濱田泰彰(所属ギャラリー:4649)
6階 メンズコンテンポラリー・・・西太志(所属ギャラリー:FINCH ARTS)
- 作家と作品情報
ノリ服部(のりはっとり)1981年生まれ
2005年慶應義塾大学卒業。同年渡英、ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート アンド デザイン卒業。レーザーカッターや光学フィルムを使用するインダストリアル・ペインティングを実践。
佐藤研也(さとうけんや)1981年生まれ
2007年東京理科大学大学院を卒業後、オランダで建築とアートのプロジェクトに携わる。2015年studio niko設立。
齋木克裕(さいとうかつひろ)1969年生まれ
主に写真をメディウムに用いて、イメージにおける表象性と、展示空間のなかでの現前性の関係を問う作品を制作。2004年から2018年までニューヨークで活動。主な個展に「朝食の前に夢を語るように」(スプラウト・キュレーション/東京 , 2018年)、「Non Architectural Photographs」(ギャラリー・ミュゼ/東京 , 2018年)等。他国内外でグループ展多数。
齋木克裕 「My Inside Is Your Outside, Your Outside Is My Inside #2,3」(2017年) Plastic bottle / 395 x 83 x 83 mm
ノリ服部と佐藤研也は、それぞれの視点からアイディアを持ち寄り、対話を重ね、手仕事による家具を立ち上げる中で新しく発見すること。自由に遊ぶこと。建築でもありペインティングでもあること。そんなものづくりを目指すプロジェクトとして参加。齋木克裕は、2本のペットボトルがお互いの内と外を共有し合う、コンセプチュアルな作品で参加する。
【2階】鬼頭健吾(きとうけんご)(所属ギャラリー:rin art association)
1977年生まれ。京都芸術大学大学院教授。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科油画修了。主な個展に「Maltiple StarⅠ,Ⅱ,Ⅲ」展(ハラ ミュージアム アーク/東京 , 2017年)。グループ展には「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展(森美術館/東京 , 2007年)、「アーティストファイル」展(国立新美術館/東京 , 2011年)、「Mono No Aware」展(エルミタージュ美術館/サンクトペテルブルク , 2013年)、「ギホウのヒミツ」展(高松市美術館/香川 , 2019年)。2020年、京都市京セラ美術館にて、同館リニューアルオープン後初の展覧会として、個展「Full Lightness」が開催された。フラフープやシャンプーボトルなど、工業製品の現代的なカラフルさと、生命体や宇宙を感じさせるような広がりを融合させた作品で、国内外から高い評価を受ける。
鬼頭健吾「active galaxy」(2014年) ポストカードスタンド、アクリル板、モーター、鏡
写真撮影:木暮伸也
ベルリン時代に住んでいたアパートの窓から外を眺めていると向かいの建物が同じ窓枠であることに気づく。画一的な建物と窓の形、その中に住んでいる人々は多様であるのがカーテンのない窓から垣間見える。そんな生活の営みの風景を窓から入る光を赤や青や緑といった色にかえ、ベルリンのお土産屋の軒先に置いているポストカードスタンドに刺さるポストカードに見立て絶えず回転し光と多くの色が混ざり合うことで生まれる色々な人々が同じ様に生活し生きていることを表現した作品である。
【4階】濱田泰彰(はまだやすゆき)(所属ギャラリー:4649)
1988年生まれ。2018年に東京芸術大学大学院を修了し、2021年よりウィーン美術アカデミーに在籍。主な展覧会に「Neighbors」(Mumei/東京 , 2019年)、「NADA Miami Project booth」(NADA Miami/フロリダ , 2018年・2019年)、「Gemutlich Loch,Tschuss」(Justice/ウィーン , 2018年)等。濱田は3DプリントやワンボードマイコンなどのDIY技術を用いた大量生産品を模したオリジナルのオブジェを制作し、それらを通して鑑賞者とオブジェが対峙したときの違和感そのものや、鑑賞者の想像力を状況の中に不在であるなにものかに向けさせるような空間それ自体を制作している。
濱田泰彰「Neighbours」(2021年) Paint on 3D printed resin and mixed media レジン、ラッカー、3Dプリント / 11.3 x 15.2 x 34.9cm(folded)
これらのドールハウスはアーティストによるCADデータのドローイングをもとに3Dプリンターから出力された素材(またはレーザーカットされた木材)をプラモデルのように組み立てて作られたミニチュアである。備え付けられた車輪と取手は、これらが単なるフィギュアでなく実際にキャリケースまたはドールハウスとして使用できることを示している。モチーフとなっている現実に存在しない仮想のゴシック風の建築物は、作者にとっての反合理主義の象徴として用いられている。
【6階】西太志(にしたいし)(所属ギャラリー:FINCH ARTS)
1983年生まれ。虚構と現実の境界や匿名性をテーマに、木炭によるドローイングから発展した絵画と黒い陶土による陶作品や衣類に泥を塗り込み、焼成した立体作品も制作している。主な展覧会に「第14回 shiseido art egg 西太志展」(資生堂ギャラリー/東京 , 2020年)、「月の裏側を見る」(フィンチアーツ/京都 , 2020年)、「アートアワードトーキョー丸の内2015」グランプリ受賞(丸ビル マルキューブ/東京 , 2015年)などがある。
西太志「火の妖精と緑の守り人」(2020-2021年)陶土、釉薬、木材、サイズ可変
名前も知らない雑草が道路沿いで綺麗な色の花弁をつけていた。遠くの草原でも似ている花を見つけた。世界で起きている様々な出来事が妖精の姿を借りて現れることを想像してみる。
- CADANとは
日本の現代美術の振興と普及、現代美術市場の確立と発展、現代美術作家の国際的な認知度の向上、若手作家への支援と人材の育成を目指し、日本の現代美術の発展に寄与することを目的として2015年に設立された非営利の業界団体。現在40のギャラリーが加盟している。(https://cadan.org)
- SI(ストアアイデンティティ)とは
伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階に設置された立方体の空間=SI(ストアアイデンティティ)に、シーズン毎に設定したテーマに沿ってアート作品の展示を行っている。
- 今後の予定
会期:2021年12月1日(水)~2022年3月28日(火)
※本イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
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