資生堂ギャラリー「アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点」
資生堂ギャラリーでは、写真表現を軸に活動する女性アーティスト5組による展覧会「アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点」を開催します。
2020年、私たちの住む世界は見えない脅威によりその様相を変えました。本展では、移り変わる時代に存在する「境界」をテーマに、5組の作家による作品を紹介します。それぞれのアーティストが捉え、真摯に向き合っている「境界」を取り上げることで、鑑賞者の視点に問いを投げかけます。
1919年の創設以来、常に時代を切り取る新しい表現の紹介に努めてきた資生堂ギャラリーは、継続的に女性アーティストを支援してきたことも特徴のひとつです。資生堂では、よりよい世界の実現を目指すうえで、アートは世界と関わる大きな接点と考え、ダイバーシティ&インクルージョン、サステナビリティなどとともに重要な企業活動として取り組みを続けています。本展会期中の3月8日には国際女性デーInternational Women's Dayを迎えることから、本展を通じて多角的にダイバーシティを捉える機会を提供します。
■開催概要
タイトル アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点
会 期 2021年1月16日(土)~4月18日(日)
開館時間 平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
休館日 毎週月曜休(月曜日が祝祭日にあたる場合も休館)
入場料 無料
会 場 資生堂ギャラリー
https://gallery.shiseido.com/jp/?rt_pr=trh47 (資生堂ギャラリー)
https://twitter.com/ShiseidoGallery(資生堂ギャラリー Twitter)
主 催 株式会社 資生堂 社会価値創造本部 アート&ヘリテージ室
助 成 オランダクリエイティブ産業基金
協 力 一般財団法人東京アートアクセラレーション、PGI、TARO NASU、TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT
関連施策 オープニングトークを資生堂ギャラリーHPにて配信予定。
詳細は決まり次第、資生堂ギャラリーHPにてご案内します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限を行う場合がございます。詳しくは、資生堂ギャラリーHPをご覧ください。
■展覧会について
企画背景
2020年、私たちの住む世界は見えない脅威によりその様相を変えました。先が見えないという、誰にも等しく訪れた新しい境界線。それを人類は英知、連帯、そして想像力をもって超えていこうとしています。
正解のない問いに対し、ある視点を提示することが美の意味と考え、資生堂ギャラリーではこれからも、時代の息吹としての現代アーティストの活動を紹介することを続けます。世界の見え方の多様性を提示し、より良い未来とはどんなものかを社会に問い続けていきたいと考えています。
展示作家
本展では、写真表現を軸に活動する女性アーティスト5組を取り上げ、広告をモチーフに別の視点から再構築するアネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、撮影された本の佇まいから背景や関係性を提示する潮田登久子、手縫いのオブジェを身につけたセルフポートレイトを起点に幅広い制作活動を展開する片山真理、「見る」という行為をインスタレーションで問う春木麻衣子、いくつもの「かつて当たり前であったはず」の境界を再提示する細倉真弓が展示を行います。
テーマ
共通するテーマは、「境界」です。それぞれのアーティストが捉え、真摯に向き合っている「境界」はどのようなものでしょうか。作風のみならずキャリアもライフステージも多様なアーティストの視点を通して見る世界は、わたしたちが見ている世界とは違っているかもしれません。もしかしたら、似ているかもしれません。
本展では、タイトルに「そして、あなたの視点」というキーワードが含まれます。本展を通じて鑑賞者へ問いを投げかけ、それぞれの気づきや考えを深める機会となりましたら幸いです。
■作家プロフィール
アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ Anneke HYMMEN & Kumi HIROI
アネケ・ヒーマン:1977年ルーデンシャイト(ドイツ)生まれ、オランダ在住
2005年AKIアート&デザイン・アカデミー 写真・モニュメンタルアート学科卒業
クミ・ヒロイ:1979年岐阜県生まれ、オランダ在住
2002年埼玉大学経済学部卒業
2008年へリット・リートフェルト・アカデミー グラフィックデザイン学科卒業
ポートレート写真家として20年以上の経験を持つヒーマンと、グラフィックデザイナー/アーティストとして活動するヒロイによるコラボレーションユニット。2014年から既存の広告を作り変える「Remodeling Project」に取り組み、人々が「広告」から受け取る女性像、消費、ファッションへの固定概念に対して、写真と文章を通じて多様な視点を投げかける。主な展覧会に、2017~2018年「Remodeling」Melkweg Expo(アムステルダム)、Maison/ by Teruhiro Yanagihara(大阪)、State of Fashion(アーネム、ベルリン)、2019年「真珠の輪郭・Parel Silhouet」長崎オランダ村、長崎県美術館、IMA Gallery(東京)。本展では、資生堂の広告をモチーフに「Remodeling Project」の新作を制作、大竹昭子氏によるショートスト―リーも展示予定。
潮田 登久子 Tokuko USHIODA
1940年東京都生まれ、東京都在住
1963年桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科写真専攻卒業
写真家・大辻清司の指導を受け、写真家としての道に進む。代表作には、様々な家庭で実際に使われている冷蔵庫を記録した「冷蔵庫/ICE BOX」や、20年以上に渡って図書館や個人の蔵書、出版社の編集室等にある本をオブジェとして撮影する「本の景色/BIBLIOTHECA」がある。写真に写る冷蔵庫や本の佇まいからは、物の背景や作家との関係性を伺わせる。主な展覧会に、1995年「写真都市 / TOKYO」東京都写真美術館、2004 年「まほちゃんち」水戸芸術館現代美術ギャラリー、2018年「土門拳賞受賞作品展 本の景色/BIBLIOTHECA」土門拳記念館(山形)、ニコンプラザ・The Gallery(東京、大阪)、2019年「アカルイカテイ」広島市現代美術館。受賞歴に、2018年「第37回土門拳賞」、「日本写真協会賞」作家賞、「第34回東川賞」国内作家賞。本展では「本の景色/BIBLIOTHECA」より、未発表作品を含む作品を展示予定。
片山 真理 Mari KATAYAMA
1987年埼玉県生まれ、群馬県在住
2010年群馬県立女子大学文学部美学美術史学科卒業
2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了
先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断し、身体を模った手縫いのオブジェや立体作品、装飾を施した義足を使用しセルフポートレイト作品を制作する。自身の身体を起点に、糸と針を用いて他者、社会、世界に繋がる様々な境界線を縫い繋げる。主な展覧会に、2013 年「あいちトリエンナーレ2013」納屋橋会場(愛知)、2016 年「六本木クロッシング 2016 展:僕の身体、あなたの声」森美術館(東京)、2017 年「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol.14」東京都写真美術館、2019年「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ」。受賞歴に、2005年「群馬青年ビエンナーレ」奨励賞、2020年「第45回木村伊兵衛写真賞」。本展では、二本指である自身の左手をモチーフにしたオブジェと戯れるようにして撮影した「shadow puppet」を中心に展示予定。
春木 麻衣子 Maiko HARUKI
1974年茨城県生まれ、フランス在住
1997年玉川大学文学部芸術学科卒業
露光を過剰にオーバーまたはアンダーにして撮影し、白または黒の大胆なコントラストによって画面を構成する。近年は、印画紙上で異なる風景を重ねて現実には存在しない空間を作り出すシリーズを展開。一貫して「見る」行為に関心を持ち、制作を行っている。主な展覧会に、2011年「日本の新進作家展 vol.10 写真の飛躍」東京都写真美術館、2014年「あざみ野フォト・アニュアル 写真の境界」横浜市民ギャラリーあざみ野、2017年「vision|noisiv」TARO NASU(東京)、2018年「Moment-時間のかけら」群馬県立近代美術館。受賞歴に、2008年「六本木クロッシング2007:未来への脈動」特別賞(審査員:伊藤豊雄)、2015年「第31回東川賞」新人賞。本展では「境界」をテーマに、鑑賞者が能動的に「見る」行為に向き合う新作インスタレーションを発表予定。
細倉 真弓 Mayumi HOSOKURA
1979年京都府生まれ、東京都在住
2002年立命館大学文学部卒業
2005年日本大学芸術学部写真学科卒業
身体の表象をベースに人種や国籍、人と植物や機械、有機物と無機物など「かつて当たり前であったはず」の境界を再編する作品を制作する。2019年に発表した「NEW SKIN」では、ゲイ雑誌の切り抜きや美術館で展示される男性の彫像、ネット上のセルフィ―画像等をコラージュし、更に分割・再構築することで、境界について問う。主な展覧会に、2012年「Transparency is the new mystery」、関渡美術館(台北)、2016年「Cyalium」G/P gallery(東京)、「Close to the Edge: New photography from Japan」Miyako Yoshinage(ニューヨーク)、2017年「Jubilee」nomad nomad(香港)、2018年「小さいながらもたしかなこと」東京都写真美術館、2019年「NEW SKIN |あたらしい肌」mumei(東京)。本展では、「NEW SKIN」を会場に合わせて再構築し展示予定。
■参考画像
(1) アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ「Remodeling Shiseido Gallery edition」(2020)(C)Anneke Hymmen & Kumi Hiroi
(2) アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ「Remodeling Shiseido Gallery edition」(2020)(C)Anneke Hymmen & Kumi Hiroi
(3) 潮田 登久子「本の景色/BIBLIOTHECA」(2008)(C)Tokuko Ushioda, Courtesy of PGI
(4) 潮田 登久子「本の景色/BIBLIOTHECA」(2020)(C)Tokuko Ushioda, Courtesy of PGI
(5) 片山 真理「shadow puppet #014」(2016) (C)Mari Katayama.
(6) 片山 真理「Renaiss Hall #003」(2016) (C)Mari Katayama.
(7) 春木 麻衣子「A certain composition of eyes 04」(2014) (C)Maiko Haruki Courtesy of TARO NASU
(8) 春木 麻衣子「I never know that I know 03」(2020) (C)Maiko Haruki Courtesy of TARO NASU
(9) 細倉 真弓「NEW SKIN #65」(2019) (C)Mayumi Hosokura
(10) 細倉 真弓「NEW SKIN #37-1」(2019) (C)Mayumi Hosokura
2020年、私たちの住む世界は見えない脅威によりその様相を変えました。本展では、移り変わる時代に存在する「境界」をテーマに、5組の作家による作品を紹介します。それぞれのアーティストが捉え、真摯に向き合っている「境界」を取り上げることで、鑑賞者の視点に問いを投げかけます。
1919年の創設以来、常に時代を切り取る新しい表現の紹介に努めてきた資生堂ギャラリーは、継続的に女性アーティストを支援してきたことも特徴のひとつです。資生堂では、よりよい世界の実現を目指すうえで、アートは世界と関わる大きな接点と考え、ダイバーシティ&インクルージョン、サステナビリティなどとともに重要な企業活動として取り組みを続けています。本展会期中の3月8日には国際女性デーInternational Women's Dayを迎えることから、本展を通じて多角的にダイバーシティを捉える機会を提供します。
■開催概要
タイトル アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点
会 期 2021年1月16日(土)~4月18日(日)
開館時間 平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
休館日 毎週月曜休(月曜日が祝祭日にあたる場合も休館)
入場料 無料
会 場 資生堂ギャラリー
https://gallery.shiseido.com/jp/?rt_pr=trh47 (資生堂ギャラリー)
https://twitter.com/ShiseidoGallery(資生堂ギャラリー Twitter)
主 催 株式会社 資生堂 社会価値創造本部 アート&ヘリテージ室
助 成 オランダクリエイティブ産業基金
協 力 一般財団法人東京アートアクセラレーション、PGI、TARO NASU、TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT
関連施策 オープニングトークを資生堂ギャラリーHPにて配信予定。
詳細は決まり次第、資生堂ギャラリーHPにてご案内します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限を行う場合がございます。詳しくは、資生堂ギャラリーHPをご覧ください。
■展覧会について
企画背景
2020年、私たちの住む世界は見えない脅威によりその様相を変えました。先が見えないという、誰にも等しく訪れた新しい境界線。それを人類は英知、連帯、そして想像力をもって超えていこうとしています。
正解のない問いに対し、ある視点を提示することが美の意味と考え、資生堂ギャラリーではこれからも、時代の息吹としての現代アーティストの活動を紹介することを続けます。世界の見え方の多様性を提示し、より良い未来とはどんなものかを社会に問い続けていきたいと考えています。
展示作家
本展では、写真表現を軸に活動する女性アーティスト5組を取り上げ、広告をモチーフに別の視点から再構築するアネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、撮影された本の佇まいから背景や関係性を提示する潮田登久子、手縫いのオブジェを身につけたセルフポートレイトを起点に幅広い制作活動を展開する片山真理、「見る」という行為をインスタレーションで問う春木麻衣子、いくつもの「かつて当たり前であったはず」の境界を再提示する細倉真弓が展示を行います。
テーマ
共通するテーマは、「境界」です。それぞれのアーティストが捉え、真摯に向き合っている「境界」はどのようなものでしょうか。作風のみならずキャリアもライフステージも多様なアーティストの視点を通して見る世界は、わたしたちが見ている世界とは違っているかもしれません。もしかしたら、似ているかもしれません。
本展では、タイトルに「そして、あなたの視点」というキーワードが含まれます。本展を通じて鑑賞者へ問いを投げかけ、それぞれの気づきや考えを深める機会となりましたら幸いです。
■作家プロフィール
アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ Anneke HYMMEN & Kumi HIROI
アネケ・ヒーマン:1977年ルーデンシャイト(ドイツ)生まれ、オランダ在住
2005年AKIアート&デザイン・アカデミー 写真・モニュメンタルアート学科卒業
クミ・ヒロイ:1979年岐阜県生まれ、オランダ在住
2002年埼玉大学経済学部卒業
2008年へリット・リートフェルト・アカデミー グラフィックデザイン学科卒業
ポートレート写真家として20年以上の経験を持つヒーマンと、グラフィックデザイナー/アーティストとして活動するヒロイによるコラボレーションユニット。2014年から既存の広告を作り変える「Remodeling Project」に取り組み、人々が「広告」から受け取る女性像、消費、ファッションへの固定概念に対して、写真と文章を通じて多様な視点を投げかける。主な展覧会に、2017~2018年「Remodeling」Melkweg Expo(アムステルダム)、Maison/ by Teruhiro Yanagihara(大阪)、State of Fashion(アーネム、ベルリン)、2019年「真珠の輪郭・Parel Silhouet」長崎オランダ村、長崎県美術館、IMA Gallery(東京)。本展では、資生堂の広告をモチーフに「Remodeling Project」の新作を制作、大竹昭子氏によるショートスト―リーも展示予定。
潮田 登久子 Tokuko USHIODA
1940年東京都生まれ、東京都在住
1963年桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科写真専攻卒業
写真家・大辻清司の指導を受け、写真家としての道に進む。代表作には、様々な家庭で実際に使われている冷蔵庫を記録した「冷蔵庫/ICE BOX」や、20年以上に渡って図書館や個人の蔵書、出版社の編集室等にある本をオブジェとして撮影する「本の景色/BIBLIOTHECA」がある。写真に写る冷蔵庫や本の佇まいからは、物の背景や作家との関係性を伺わせる。主な展覧会に、1995年「写真都市 / TOKYO」東京都写真美術館、2004 年「まほちゃんち」水戸芸術館現代美術ギャラリー、2018年「土門拳賞受賞作品展 本の景色/BIBLIOTHECA」土門拳記念館(山形)、ニコンプラザ・The Gallery(東京、大阪)、2019年「アカルイカテイ」広島市現代美術館。受賞歴に、2018年「第37回土門拳賞」、「日本写真協会賞」作家賞、「第34回東川賞」国内作家賞。本展では「本の景色/BIBLIOTHECA」より、未発表作品を含む作品を展示予定。
片山 真理 Mari KATAYAMA
1987年埼玉県生まれ、群馬県在住
2010年群馬県立女子大学文学部美学美術史学科卒業
2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了
先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断し、身体を模った手縫いのオブジェや立体作品、装飾を施した義足を使用しセルフポートレイト作品を制作する。自身の身体を起点に、糸と針を用いて他者、社会、世界に繋がる様々な境界線を縫い繋げる。主な展覧会に、2013 年「あいちトリエンナーレ2013」納屋橋会場(愛知)、2016 年「六本木クロッシング 2016 展:僕の身体、あなたの声」森美術館(東京)、2017 年「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol.14」東京都写真美術館、2019年「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ」。受賞歴に、2005年「群馬青年ビエンナーレ」奨励賞、2020年「第45回木村伊兵衛写真賞」。本展では、二本指である自身の左手をモチーフにしたオブジェと戯れるようにして撮影した「shadow puppet」を中心に展示予定。
春木 麻衣子 Maiko HARUKI
1974年茨城県生まれ、フランス在住
1997年玉川大学文学部芸術学科卒業
露光を過剰にオーバーまたはアンダーにして撮影し、白または黒の大胆なコントラストによって画面を構成する。近年は、印画紙上で異なる風景を重ねて現実には存在しない空間を作り出すシリーズを展開。一貫して「見る」行為に関心を持ち、制作を行っている。主な展覧会に、2011年「日本の新進作家展 vol.10 写真の飛躍」東京都写真美術館、2014年「あざみ野フォト・アニュアル 写真の境界」横浜市民ギャラリーあざみ野、2017年「vision|noisiv」TARO NASU(東京)、2018年「Moment-時間のかけら」群馬県立近代美術館。受賞歴に、2008年「六本木クロッシング2007:未来への脈動」特別賞(審査員:伊藤豊雄)、2015年「第31回東川賞」新人賞。本展では「境界」をテーマに、鑑賞者が能動的に「見る」行為に向き合う新作インスタレーションを発表予定。
細倉 真弓 Mayumi HOSOKURA
1979年京都府生まれ、東京都在住
2002年立命館大学文学部卒業
2005年日本大学芸術学部写真学科卒業
身体の表象をベースに人種や国籍、人と植物や機械、有機物と無機物など「かつて当たり前であったはず」の境界を再編する作品を制作する。2019年に発表した「NEW SKIN」では、ゲイ雑誌の切り抜きや美術館で展示される男性の彫像、ネット上のセルフィ―画像等をコラージュし、更に分割・再構築することで、境界について問う。主な展覧会に、2012年「Transparency is the new mystery」、関渡美術館(台北)、2016年「Cyalium」G/P gallery(東京)、「Close to the Edge: New photography from Japan」Miyako Yoshinage(ニューヨーク)、2017年「Jubilee」nomad nomad(香港)、2018年「小さいながらもたしかなこと」東京都写真美術館、2019年「NEW SKIN |あたらしい肌」mumei(東京)。本展では、「NEW SKIN」を会場に合わせて再構築し展示予定。
■参考画像
(1) アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ「Remodeling Shiseido Gallery edition」(2020)(C)Anneke Hymmen & Kumi Hiroi
(2) アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ「Remodeling Shiseido Gallery edition」(2020)(C)Anneke Hymmen & Kumi Hiroi
(3) 潮田 登久子「本の景色/BIBLIOTHECA」(2008)(C)Tokuko Ushioda, Courtesy of PGI
(4) 潮田 登久子「本の景色/BIBLIOTHECA」(2020)(C)Tokuko Ushioda, Courtesy of PGI
(5) 片山 真理「shadow puppet #014」(2016) (C)Mari Katayama.
(6) 片山 真理「Renaiss Hall #003」(2016) (C)Mari Katayama.
(7) 春木 麻衣子「A certain composition of eyes 04」(2014) (C)Maiko Haruki Courtesy of TARO NASU
(8) 春木 麻衣子「I never know that I know 03」(2020) (C)Maiko Haruki Courtesy of TARO NASU
(9) 細倉 真弓「NEW SKIN #65」(2019) (C)Mayumi Hosokura
(10) 細倉 真弓「NEW SKIN #37-1」(2019) (C)Mayumi Hosokura
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