認知症ですべてを忘れた時、人の心に最後まで残るのは? 絵本『わすれないでね ずっと だいすき』発売!
編集者の実体験にもとづく、イギリス発、おばあちゃんと孫の愛の物語。人間にとっていちばん大切なことを教えてくれる本。気持ちが前向きになり、勇気をくれる一冊です!
わすれないでね ずっと だいすき
作:ジーン・ウィリス
絵:ラケル・カタリナ
訳:前田まゆみ
監修:筧 裕介
定価:1,760円(税込)
仕様:B4変形・32頁・上製
発売:小学館
2022年8月31日発売
https://www.shogakukan.co.jp/books/09725185
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ぼくは毎日おばあちゃんの家を訪ねます。
おばあちゃんにとっては、いつも「ひさしぶり」。
5分前のことを忘れてしまうおばあちゃんは、ひとりでボタンをかけられず、
外へ出ればどこにいるのかわからなくなります。
ぼくは、さりげなく、やさしくおばあちゃんに寄り添います。
おばあちゃんが「きょうは なんのひ?」と言えば
「きょうは きょうだよ。」と、ぼく。
「おかしいわね。わたし、5ふんまえのことは おぼえてないの。」と言えば
「きっと、つまらなかったからだよ。」
ある時、おばあちゃんは「ぼく」が自分の孫であることに気づき、
大きなショックを受けますが……。
実体験から生まれた、認知症の家族への寄り添い方のヒント
3年後には、高齢者の5人にひとりが認知症になると言われています。その流れを受けて、子どもたちにも認知症を知ってもらおうと、教育番組やゲームを通じて、認知症の理解を深める取り組みが世界中で進んでいます。
本書は、イギリスの翻訳絵本。「同じ悲しみのなかにいる人たちの力になることを願って」と、父親が認知症になり思い悩んでいた編集者の発案で生まれました。孫のことを忘れてしまったおばあちゃんと「ぼく」のやりとりには、認知症の人への寄り添い方へのヒントが隠されています。
本書の監修は、約15万部のヒット作『認知症世界の歩き方』(ライツ社)の著者である筧裕介先生(慶應義塾大学大学院特任教授・認知症未来共創ハブ運営委員)。
「認知症のある方ご本人と周囲の方との、自然で素敵な関係性が描かれた、魅力的な絵本です。お子さんと両親、祖父母など三世代で共に読むことをお勧めします。」とコメントしています。
おばあちゃん、おじいちゃんが大好きなご家族はもちろん、高齢の方との向き合い方で悩まれている方、お子さんに認知症のことを知ってもらいたい親御さんにぜひ手にとってもらいたい、深く温かい一冊です。
9月の世界アルツハイマー月間、そして敬老の日に、ご家族でこの絵本を読んで、優しい気持ちに包まれてみませんか。
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