GPIFの選定する3つのESG指数すべてに2年連続で採用
『FTSE Blossom Japan Index』、『MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数』、『MSCI日本株女性活躍指数』
株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、この度、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が選定する、日本株の3つのESG指数『FTSE Blossom Japan Index』『MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数』『MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)』すべてに2年連続で採用されました。
これは当社グループが、環境への配慮、社会的課題の解決、ガバナンスへの取り組みとビジネスが一体となり統合される未来志向のサステナビリティ経営への第一歩を踏み出し、すべてのステークホルダーと共に価値を創る「共創サステナビリティ経営」をすすめている点を評価していただいたと考えております。
<GPIFの選定するESG指数について>
GPIFは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の3つの要素に配慮した投資について、期間が 長期にわたるほどリスク調整後のリターンを改善する効果を期待しており、ESG指数の選定にあたっては、
① ESG評価の高い銘柄を選別する「ポジティブ・スクリーニング」
② 公開情報をもとに企業のESGを評価し、その評価手法は評価結果も開示
③ ESG評価会社及び指数会社のガバナンス体制・利益相反管理
の3点を重視し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)のESG全般を考慮に入れた「総合型」指数2点と、社会(S)のうち女性活躍に着手した「テーマ型」指数1点を選定しています。
■3つの 「ESG指数」 の特徴
①『FTSE Blossom Japan Index』
グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築された『FTSE Blossom Japan Index』は、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、業種ニュートラルとなるよう設計されています。FTSE Russellは、コーポレートガバナンス、健康と安全、汚職防止、気候変動といったESGテーマの企業評価をおこなっています。『FTSE Blossom Japan Index』は、ESG評価に基づき環境、社会、ガバナンスに関する多様な基準を満たしている企業により構成されています。
②『MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数』
日本株の時価総額上位500銘柄の中から、MSCIのESG格付けが最も低いCCC銘柄や深刻な不祥事が発生している銘柄は対象外としたうえで、各業種の中からESG格付けが相対的に高い銘柄を選別して構成する指数です。また、GICS®(国際産業分類基準)分類における各業種の時価総額50%を目標として、その業種内でESG評価の高い企業を対象として構築されます。
③『MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)』
日本株の時価総額上位500銘柄の中から、GICS®(国際産業分類基準)分類における各業種の中で、性別多様性に優れた銘柄を対象に構築されます。性別多様性に優れた企業は、少子高齢化による将来的労働力不足というリスクにより良く耐えることができ、その収益持続性が高いと考えられます。性別多様性に優れた企業への投資を検討する機関投資家向けに開発されました。
また、当社グループは、FTSE Russell による、社会的責任投資(SRI)の株価指数として認知度の高い『FTSE4Good Index Series』についても、2年連続で構成銘柄に採用されています。
※詳しくはこちらをご覧ください
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0705/18_0705_2.pdf
■丸井グループが考える共創サステナビリティ経営
当社グループでは、2016年から「共創サステナビリティ経営」を進めています。これまで取り組んできた「すべての人」に向けたビジネスを「インクルージョン(包摂)」というテーマで捉え直し、併せて国連の「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)と関連付けることで、4つの重点テーマに整理しました。インクルージョンには、これまで見過ごされてきたものを「包含する・取り込む」という意味があり、SDGsの理念と同じ方向性を示すものです。
当社グループは、すべての人が取り残されることなく「しあわせ」を感じられる、インクルーシブで豊かな社会をめざし、すべてのステークホルダーとの共創により、この目標達成に向けて積極的に取り組んでいきます。
■4つの重点テーマへのおもな取組みと評価
[お客さまのダイバーシティ&インクルージョン]
当社グループは、お客さまの年齢・性別・身体的特徴などを超え、すべてのお客さまに喜んでいただける商品・サービス・店舗のあり方を追求していきます。
丸井グループのフィンテックでは、収入や世代を問わず「すべての人」が、豊かなライフスタイルを実現できる金融サービスを提供すること(ファイ ナンシャル・インクルージョン)がミッションであると考えています。この実現に向けて、つみたてNISA対象投資信託をクレジットカード決済にて販売する証券会社を設立し、2018年夏に事業をスタートいたします。
※ニュースリリース『丸井グループが“つみたて専門”の証券会社を設立します』
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0510/18_0510_1.pdf
[ワーキング・インクルージョン]
こうした取り組みが評価され、経済産業省が選定する平成29年度「なでしこ銘柄」と「新・ダイバーシティ経営企業100選」に初めて選定
されました。
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0323/18_0323_1.pdf
[エコロジカル・インクルージョン]
当社グループでは、環境負荷の少ない事業を推進し、低炭素社会や循環型社会の実現をめざすこと(エコロジカル・インクルージョン)を「共創サステナビリティ経営」の重点テーマのひとつとして、定めており、その取り組みとして、2018年3月に、国際的なイニシアチブである『Science Based Targets(SBT)イニシアチブ』により温室効果ガスの削減目標の認定を取得しました。
≪認定された温室効果ガス削減目標≫
2030年度までに2016年度比でScope1とScope2の合計を40%削減、Scope3を35%削減。
2050年度までに2016年度比でScope1とScope2の合計を80%削減。
※ニュースリリース『丸井グループの温室効果ガス削減目標が日本の小売業界で初めて『Science Based Targets(SBT)イニシアチブ』の認定を取得
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0329/18_0329_1.pdf
[共創経営のガバナンス]
当社グループでは、2018年6月、中長期的な企業価値向上に向け、より健全で透明性が高く、 収益力のある効率的な経営を推進するため、「丸井グループ コーポレートガバナンス・ガイドライン」を改定。併せて、ガバナンスへのリスク対応として、グループ情報セキュリティ方針、グループ税務方針を制定しました。また、経営の高リスク分野を管理するために、広報IR委員会、 内部統制委員会、環境・社会貢献推進委員会、個人情報保護推進委員会、安全管理委員会、インサイダー取引防止委員会に加えて、新たに情報セキュリティ委員会を設置し、リスク管理体制を強化してまいります。
※ニュースリリース『「丸井グループコーポレートガバナンス・ガイドライン」改定のお知らせ』
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0625/18_0625_1.pdf
「共創経営レポート2017(日本語版)」
→http://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/i-report.html
「共創サステナビリティレポート2017(日本語版)」
→http://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html
■ 丸井グループの概要
<GPIFの選定するESG指数について>
GPIFは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の3つの要素に配慮した投資について、期間が 長期にわたるほどリスク調整後のリターンを改善する効果を期待しており、ESG指数の選定にあたっては、
① ESG評価の高い銘柄を選別する「ポジティブ・スクリーニング」
② 公開情報をもとに企業のESGを評価し、その評価手法は評価結果も開示
③ ESG評価会社及び指数会社のガバナンス体制・利益相反管理
の3点を重視し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)のESG全般を考慮に入れた「総合型」指数2点と、社会(S)のうち女性活躍に着手した「テーマ型」指数1点を選定しています。
■3つの 「ESG指数」 の特徴
①『FTSE Blossom Japan Index』
グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築された『FTSE Blossom Japan Index』は、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、業種ニュートラルとなるよう設計されています。FTSE Russellは、コーポレートガバナンス、健康と安全、汚職防止、気候変動といったESGテーマの企業評価をおこなっています。『FTSE Blossom Japan Index』は、ESG評価に基づき環境、社会、ガバナンスに関する多様な基準を満たしている企業により構成されています。
②『MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数』
日本株の時価総額上位500銘柄の中から、MSCIのESG格付けが最も低いCCC銘柄や深刻な不祥事が発生している銘柄は対象外としたうえで、各業種の中からESG格付けが相対的に高い銘柄を選別して構成する指数です。また、GICS®(国際産業分類基準)分類における各業種の時価総額50%を目標として、その業種内でESG評価の高い企業を対象として構築されます。
③『MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)』
日本株の時価総額上位500銘柄の中から、GICS®(国際産業分類基準)分類における各業種の中で、性別多様性に優れた銘柄を対象に構築されます。性別多様性に優れた企業は、少子高齢化による将来的労働力不足というリスクにより良く耐えることができ、その収益持続性が高いと考えられます。性別多様性に優れた企業への投資を検討する機関投資家向けに開発されました。
また、当社グループは、FTSE Russell による、社会的責任投資(SRI)の株価指数として認知度の高い『FTSE4Good Index Series』についても、2年連続で構成銘柄に採用されています。
※詳しくはこちらをご覧ください
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0705/18_0705_2.pdf
■丸井グループが考える共創サステナビリティ経営
当社グループでは、2016年から「共創サステナビリティ経営」を進めています。これまで取り組んできた「すべての人」に向けたビジネスを「インクルージョン(包摂)」というテーマで捉え直し、併せて国連の「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)と関連付けることで、4つの重点テーマに整理しました。インクルージョンには、これまで見過ごされてきたものを「包含する・取り込む」という意味があり、SDGsの理念と同じ方向性を示すものです。
当社グループは、すべての人が取り残されることなく「しあわせ」を感じられる、インクルーシブで豊かな社会をめざし、すべてのステークホルダーとの共創により、この目標達成に向けて積極的に取り組んでいきます。
■4つの重点テーマへのおもな取組みと評価
[お客さまのダイバーシティ&インクルージョン]
当社グループは、お客さまの年齢・性別・身体的特徴などを超え、すべてのお客さまに喜んでいただける商品・サービス・店舗のあり方を追求していきます。
丸井グループのフィンテックでは、収入や世代を問わず「すべての人」が、豊かなライフスタイルを実現できる金融サービスを提供すること(ファイ ナンシャル・インクルージョン)がミッションであると考えています。この実現に向けて、つみたてNISA対象投資信託をクレジットカード決済にて販売する証券会社を設立し、2018年夏に事業をスタートいたします。
※ニュースリリース『丸井グループが“つみたて専門”の証券会社を設立します』
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0510/18_0510_1.pdf
[ワーキング・インクルージョン]
当社グループでは、多様な働き方や価値観を受け入れることで、革新を起こす力をつくる「ワーキング・インクルージョン」を推進しています。年代・性別・ライフスタイル・性的指向等にかかわらず互いを認め合い、イノベーションを生み出しやすい職場環境づくりを推進することで、人が育つ風土づくり、誰もがチャンスを得られる場の整備を進めています。
こうした取り組みが評価され、経済産業省が選定する平成29年度「なでしこ銘柄」と「新・ダイバーシティ経営企業100選」に初めて選定
されました。
※ニュースリリース『平成29年度「なでしこ銘柄」及び「新・ダイバーシティ経営企業100選」に初めて選定』
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0323/18_0323_1.pdf
[エコロジカル・インクルージョン]
当社グループでは、環境負荷の少ない事業を推進し、低炭素社会や循環型社会の実現をめざすこと(エコロジカル・インクルージョン)を「共創サステナビリティ経営」の重点テーマのひとつとして、定めており、その取り組みとして、2018年3月に、国際的なイニシアチブである『Science Based Targets(SBT)イニシアチブ』により温室効果ガスの削減目標の認定を取得しました。
≪認定された温室効果ガス削減目標≫
2030年度までに2016年度比でScope1とScope2の合計を40%削減、Scope3を35%削減。
2050年度までに2016年度比でScope1とScope2の合計を80%削減。
※ニュースリリース『丸井グループの温室効果ガス削減目標が日本の小売業界で初めて『Science Based Targets(SBT)イニシアチブ』の認定を取得
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0329/18_0329_1.pdf
[共創経営のガバナンス]
当社グループでは、2018年6月、中長期的な企業価値向上に向け、より健全で透明性が高く、 収益力のある効率的な経営を推進するため、「丸井グループ コーポレートガバナンス・ガイドライン」を改定。併せて、ガバナンスへのリスク対応として、グループ情報セキュリティ方針、グループ税務方針を制定しました。また、経営の高リスク分野を管理するために、広報IR委員会、 内部統制委員会、環境・社会貢献推進委員会、個人情報保護推進委員会、安全管理委員会、インサイダー取引防止委員会に加えて、新たに情報セキュリティ委員会を設置し、リスク管理体制を強化してまいります。
※ニュースリリース『「丸井グループコーポレートガバナンス・ガイドライン」改定のお知らせ』
→http://www.0101maruigroup.co.jp/pdf/settlement/18_0625/18_0625_1.pdf
※当社のめざす「共創経営」「共創サステナビリティ経営」についてはこちら
「共創経営レポート2017(日本語版)」
→http://www.0101maruigroup.co.jp/ir/lib/i-report.html
「共創サステナビリティレポート2017(日本語版)」
→http://www.0101maruigroup.co.jp/sustainability/lib/s-report.html
■ 丸井グループの概要
- 商号:株式会社 丸井グループ
- 本社所在地:〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
- 代表電話:03(3384)0101 FAX 03(5343)6615
- URL:http://www.0101maruigroup.co.jp
- 社長:青井 浩
- 主な関連会社:㈱丸井、㈱エポスカード、㈱エイムクリエイツ ほか
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