【梅田 蔦屋書店】文学コンシェルジュによる個人文学賞「河出真美賞」第2回受賞作を発表

1/14(水)より、フェアをスタート。10冊売れるごとにカワウソのぬいぐるみが1体ずつ増えていきます。

梅田 蔦屋書店(大阪府大阪市)の文学コンシェルジュ、河出真美による個人文学賞「河出真美賞」の第2回受賞作が『狼少年ABC』(梓崎優 著、東京創元社)に決定しました。これを記念し、梅田 蔦屋書店は2026年1月14日(水)より、第2回「河出真美賞」のフェアをスタートしました。受賞作が10冊売れるごとに、フェア台にカワウソのぬいぐるみが1体ずつ増えていきます。河出が過去半年間に出会った文学作品のなかから、新作・旧作を問わず心から読んでほしいと選んだ1冊を、ぜひお手に取ってみてください。

半年に1回、「心から読んでほしい1冊」に贈る賞

梅田 蔦屋書店 文学コンシェルジュ 河出真美は、第173回芥川賞・直木賞が27年ぶりに両賞とも「該当作なし」となったことを受け、自ら本を売る取り組みとして「河出真美賞」を2025年8月6日(水)に創設しました。河出が過去半年間に読んだ本のなかから、「新作・旧作を問わず心から読んでほしい本、一人でも多くの人に読んでほしい本であること」を選考基準にしています。第1回は灰谷魚さんのデビュー短編集『レモネードに彗星』(KADOKAWA)が受賞しました。年2回(1月・7月)、芥川賞・直木賞受賞作の発表に合わせて、梅田 蔦屋書店ホームページおよび店舗公式SNSにて発表します。

「10冊売れるごとに1体増えていく」カワウソが話題に

第1回「河出真美賞」フェアの様子

第1回「河出真美賞」で反響をいただいたのが、受賞作が10冊売れるごとにフェア台に1体ずつ増えていったカワウソのぬいぐるみです。河出の名前にちなんだ演出で、梅田 蔦屋書店 店長 北田博充の知人である、書店販促の戦略アドバイザー、瀬田崇仁さんのアイデアから生まれました。SNSで話題を呼ぶにつれてフェアがさらに盛り上がり、約2か月で100冊を販売することができました。

第2回「河出真美賞」受賞作は『狼少年ABC』

第2回「河出真美賞」受賞作は、『狼少年ABC』(梓崎優 著、東京創元社)に決定しました。第2回「河出真美賞」のフェアでもカワウソたちが登場予定です。どうぞお楽しみください。

第2回受賞作は『狼少年ABC』。梓崎優さんの12年ぶり3冊目となる単行本です。この本には4つの中編が収められています。最初の「美しい雪の物語」の主人公は、父親の仕事の都合で、自宅のあるボストンから、叔父のいるハワイにやって来た少女。彼女が叔父の家で見つけた古い日記には、ある青年が女性と出会い、彼女に惹かれていく様子が描かれていました。しかし戦争のために、ふたりは離れ離れになってしまったらしいのです。はたして彼らは再会することができたのでしょうか。

古い日記を手がかりに繰り広げられる推理が面白いのはもちろん、特筆すべきは物語としての美しさです。ミステリーにつきものの謎解きのシーンがないのにも関わらず、最後の1行で日記のふたりがどうなったかが分かり、それが物語としてもこれ以上ない結末になっている。ため息が出るような素晴らしさに、「この本を売りたい!」という気持ちが込み上げてきました。

「重力と飛翔」「狼少年ABC」「スプリング・ハズ・カム」と読み進めるうちに、その気持ちは強くなっていきました。どの話にも共通して言えることは、端正なミステリーであると同時に、人の心を巧みに捉えた温かい物語であること。何年経っても心のどこかに残っていて、また読み返したくなるような、そんな物語ばかりです。第2回「河出真美賞」受賞作、『狼少年ABC』をどうぞよろしくお願いいたします。

(梅田 蔦屋書店 文学コンシェルジュ 河出真美)

第2回「河出真美賞」受賞作 書誌情報

タイトル 狼少年ABC 

著者 梓崎優

出版社 東京創元社

定価 1,980円 (本体1,800円+税)

発売日 2025年10月31日

判型 四六判

ページ数 270

ISBN 9784488020309

次回、第3回「河出真美賞」は、2026年7月の発表を予定しています。

プロフィール

梅田 蔦屋書店 文学コンシェルジュ 

河出真美(かわで・まみ)

東北で育ち大阪に移住。子どものころから海外文学を愛好する。特技は語学で、日本語、英語、スペイン語、フランス語を解する。映画にも詳しく、映画原作本の梅田 蔦屋書店オリジナルカバーの制作や、映画のパネル展なども行っている。「三つ編み」(早川書房)「中央駅」(彩流社)などの書評を執筆。

梅田 蔦屋書店で文学コンシェルジュとして勤務するかたわら、主に日本語と英語で本を読み、数々の書籍にレビュー、コメントを寄せ、本に関するイベントへの出演など、読まれてほしい本を広めるため活動している。「左岸 Life for Books」としてブログ「夜になるまえに」を運営するほか、選書なども行う。現在、「10代がえらぶ海外文学大賞」の選考委員も務めている。


店舗情報

梅田 蔦屋書店

2015年5月にオープン。1,000坪を超える売り場では、本はもちろん、文具・雑貨、個性豊かなショップなどをシームレスにお楽しみいただけます。ファッションやトレンドに敏感な方やビジネスパーソンに向けて、仕事や私生活の時間をより豊かに過ごすためのライフスタイルをご提案いたします。

住所 〒530-8558 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F

電話番号 06-4799-1800(代表)

営業時間 8:30~21:00(不定休)

ホームページ https://store.tsite.jp/umeda/

オンラインストア  https://shopping.geocities.jp/umd-tsutayabooks/index.html

Instagram https://www.instagram.com/umedatsutayabooks/

X https://X.com/umetsuta

Facebook https://www.facebook.com/UMEDATSUTAYABOOKS

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
雑誌・本・出版物
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://store.tsite.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号 横浜コネクトスクエア14階
電話番号
045-522-8159
代表者名
髙橋誉則
上場
未上場
資本金
125億4700万円
設立
1985年09月