『このミステリーがすごい!』大賞作家 【鬼才・倉井眉介】最新作『怪物の町』 7/6発売
デビュー作『怪物の木こり』は映画化決定! 12月1日(金)公開
本書は、主人公・良太が殺人現場を目撃し、そこで出会った女性“先輩”に聞かされる奇妙な話から始まるミステリーです。“先輩”によると、良太が引っ越してきた「あかね町」は殺人が日常的に起きていて、住民はそれを見て見ぬふりをする文化がある町だといいます。果たして、あかね町は本当に殺人が横行する「人殺しの町」なのか、それともそれはただの妄想なのか。倉井氏による独特な世界観で繰り広げられる、悪夢的ミステリーです。
倉井氏のデビュー作『怪物の木こり』は、第17回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞し、2023年12月1日(金)に映画公開が決定しました。サイコパスな弁護士を主人公に、死体から脳が盗まれる連続猟奇殺人事件や、26年前の児童連続誘拐殺人事件など、複数の事件がテンポよく交差する巧みなプロットで、「意表を突く出だしと驚異の展開、独特の世界観で読ませる怪作」と選考委員を唸らせた作品です。 著者のインタビューも可能ですので、ぜひ取材をご検討いただけますと幸いです。『このミステリーがすごい!』大賞は、これからも新しい作家・作品を発掘・育成し、業界の活性化に寄与してまいります。
─見て見ぬふりをして生きるか。現実を直視して生きるか。 あなたはどちらを選びますか?
【あらすじ】
主人公・良太は、姉から聞いた奇妙な噂を確かめるために興味本位で夜の公園へ足を運ぶ。すると、そこで殺人現場を目撃してしまう。現場近くにいた女性“先輩”に助けられるも、“先輩”に聞かされたのは「この町は殺人が日常的に起きている」「死体は始末され、死体がなければ事件は発覚せず警察も動かない」「住民は皆見て見ぬふりをしている」という、にわかには信じがたい話だった。良太は困惑するが、日々用心しながら過ごすうちに町の違和感を感じ取れるようになり、“先輩”の話が真実なのかもしれないと考え始める。それから二人は行動を共にして、殺人をしていると思しき住民たちを観察するようになった。そんな二人に突如ピンチが訪れる――。この町は「人殺しの町」なのか、それともただの妄想なのか。読む者を迷宮に引きずり込む、悪夢的ミステリー。
『怪物の町』(宝島社文庫)
発売日:2023年7月6日 定価:790円(税込)
https://tkj.jp/book/?cd=TD044396
倉井眉介・デビュー作『怪物の木こり』が映画化決定! 【主演:亀梨和也】 12月1日(金)公開
~『怪物の木こり』映画情報~
公開:2023年12月1日(金)
監督:三池崇史
配給:ワーナー・ブラザース映画
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童 ほか
【あらすじ】
勝つためには手段を選ばない弁護士、二宮彰。彼はその実、邪魔な 人間を何人も殺してきたサイコパスだった。そんな彼はある日、地下 駐車場で怪物のマスクをかぶった男に襲撃され、斧で頭を割られか ける。頭部に酷い打撲傷を負ったものの、九死に一生を得た二宮は、 犯人を捜し出し復讐することを誓う。一方その頃、連続猟奇殺人事件が世間を賑わしていた。被害者は 脳味噌を持ち去られていたため、犯人は「脳泥棒」と呼ばれるように なる。警視庁捜査一課の戸城嵐子は、品川署の乾とコンビを組み、 捜査を開始する。どうやら事件は、26年前の「静岡児童連続誘拐殺人事件」に端を発するようで……。
『怪物の木こり』(宝島社文庫)
発売日:2020年2月6日 定価:748円(税込)
https://tkj.jp/book/?cd=TD002563
【倉井眉介(くらい まゆすけ)】
1984年生まれ。帝京大学文学部心理学科卒業。
学生時代より社会心理学、発達心理学などに興味を持つ。卒業後、フリーターをしながら執筆を続けていたが、2018年に就職。ガスボンベの管理会社で作業員として働いていたところ『このミス』大賞を受賞。
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