マルチテナント型物流施設「DPL坂戸Ⅱ」竣工

■関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接

大和ハウス工業株式会社

 大和ハウス工業株式会社は、2021年7月より、埼玉県坂戸市において、マルチテナント型物流施設(※1)「DPL坂戸Ⅱ」(地上4階建て、敷地面積:48,356.80㎡、延床面積:92,638.99㎡)を建設してまいりましたが、2023年1月31日に竣工しましたので、お知らせします。
※1. 複数のテナント企業の入居を想定した物流施設のこと。

DPL坂戸ⅡDPL坂戸Ⅱ

 当社は埼玉県内において、マルチテナント型物流施設「DPL三郷」(三郷市)や「DPL浦和美園」(浦和市)、BTS型物流施設(※2)など計62カ所、総延床面積約224万㎡(※3)となる物流施設の開発を手掛けてきました。坂戸市においては、大型マルチテナント型物流施設「DPL坂戸Ⅰ」(地上4階建て、延床面積17万8,711㎡、2020年3月竣工)をはじめ、約20.4万㎡の敷地内に計5棟からなる物流施設を順次建設中ですが、このたび4棟目となる「DPL坂戸Ⅱ」が竣工しました。
 「DPL坂戸Ⅱ」は、関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接、首都圏中央連絡自動車道(以下、「圏央道」)「鶴ヶ島ジャンクション」まで約5kmと近接しています。また、東北自動車道や中央自動車道へもアクセスが容易な場所に位置しているため、首都圏向けの物流集約施設としてだけではなく、中継物流施設としての機能も兼ね備えています。
 さらに当施設は、テナント企業の従業員向けに保育施設や、東武東上線「坂戸駅」と当施設を繋ぐ送迎用EVバスを導入(※4)するとともに、免震システムや非常用自家発電機、蓄電池を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計を施しています。
※2.  BTS型(Build to Suit)型の物流施設とは、特定のお客さま専用の物流施設のこと。
※3.  2022年9月30日現在。施工中含む。
※4. 当社と東京センチュリー株式会社、日本カーソリューションズ株式会社の3社で2023年3月より導入。

●ポイント
1.関越自動車道のインターチェンジに隣接する好立地の物流施設
2.最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設
3.テナント企業の従業員が働きやすい環境の整備
4.災害発生時の早期事業復旧を可能とするBCP対策

1.関越自動車道のインターチェンジに隣接する好立地の物流施設  

 「DPL坂戸Ⅱ」は、関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接する、「坂戸都市計画事業入西東部土地区画整理事業」内の約20.4万㎡の用地を当社が取得・開発し、その1区画に建設したマルチテナント型物流施設です。
 当施設は、圏央道「鶴ヶ島ジャンクション」まで約5km(車で約5分)、東北自動車道「久喜白岡ジャンクション」まで約35km(車で約25分)、中央自動車道「八王子ジャンクション」まで約45km(車で約35分)と、各方面へ好立地の場所に位置しています。首都圏向けの物流集約施設はもちろん、北関東地方や甲信越地方などにもアクセスしやすいため、中継物流施設としての機能も兼ね備えています。

2.最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設
 「DPL坂戸Ⅱ」は、地上4階建て、敷地面積:48,356.80㎡、延床面積:92,638.99㎡で、最大8社のテナント企業が入居できるマルチテナント型物流施設です。
 各フロアに直接アクセスが可能なランプウェイやトラックバース(※5)を備えることで、効率的な物流オペレーションを可能にしました。また、各区画には事務所を設置することができ、テナント企業の多様なニーズにも対応可能です。
※5.トラックを駐車して荷物の積み下ろしをする場所。

3.テナント企業の従業員が働きやすい環境の整備
 当施設は、労働環境整備の一環として、カフェテリアを2階~4階に設けたり、無人売店を設置するなど、テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備しました。
 また、2023年3月より、東武東上線「坂戸駅」と当施設の間で送迎用EVバスの運行を開始するとともに、従業員約600人が雇用されることを想定し、普通車233台分の駐車場やバイク30台分、自転車85台分の駐輪場を用意しました。
 あわせて、テナント企業の従業員を対象に、20名程度のお子さまの受け入れができる保育施設(運営:株式会社ママスクエア)も設け、テナント企業の雇用確保を支援します。

4.災害発生時の早期事業復旧を可能とするBCP対策
 「DPL坂戸Ⅱ」では、BCP対策として免震システムを導入し、地震発生時の揺れを抑制することで、荷物や設備へのダメージを最小限に抑えるとともに、上層階の荷崩れを防ぎ、短時間での事業再開を可能にします。
 また、停電による被害を最小限に抑えるため、所定の場所に電力を供給する非常用発電機(150kVA)を設けるとともに、太陽光発電システムで発電した電力を蓄電池(合計16.2kWh)に蓄えることで、災害時でも電力を確保できる体制を整えています。

■「DPL坂戸Ⅱ」建物概要
名称:「DPL坂戸Ⅱ」
所在地:埼玉県坂戸市西インター二丁目2-1、2-2
交通:関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接、東武東上線「坂戸」駅より約2km
敷地面積:48,356.80㎡(14,628.00坪)
建築面積:24,375.92㎡(7,373.71坪)
延床面積:92,638.99㎡(28,023.29坪)
賃貸面積:75,530.38㎡(22,847.94坪)
構造・規模:鉄筋鉄骨コンクリート造・一部鉄骨造・地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:DTR2特定目的会社
設計:株式会社安藤・間
施工:大和ハウス工業株式会社
着工日:2021年7月1日
竣工日:2023年1月31日
お客さまお問い合わせ先:大和ハウス工業株式会社 東京本店建築事業部 03-5214-2200

●当社の物流施設事業
 当社の建築事業は、1955年の創業以来、工業化建築のパイオニアとして製造施設、医療・介護施設、オフィスなどさまざまな事業用建築を手がけるとともに、物流施設3,000棟以上を開発してきました。
 2002年以降は、物流施設の設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、お客さまの事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」を開始。不動産や金融など各分野のパートナーを組み合わせ、自社保有・ノンアセット・不動産流動化など物流不動産ソリューションを展開しています。
 これまでも「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で348カ所・総延床面積約1,243万㎡の物流施設の開発を手がけてきました。(※6)
※6.2022年9月30日現在。施工中含む。

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会社概要

大和ハウス工業株式会社

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URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
芳井 敬一
上場
東証プライム
資本金
1619億5715万円
設立
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