人気AV女優の紗倉まな、小説「春、死なん」で文芸誌デビュー!
高齢者の性を描く鮮烈な作品
◆内容紹介
畠山富雄、70歳。最近、視界がぼんやり霞むようになり、何軒もの病院で診てもらっているが、一向に回復しない。妻を亡くしてから数年経ち、美しい景色を見ても落胆し、絶望的な気持ちが一日に数回訪れる。しかし、彼を悩ませるものは、それだけではなかった。傍目には老体から抜け落ちたと思われているであろう性欲が、身をよじらせるほどに襲ってくることであった――。
◆著者略歴
紗倉まな(さくら・まな)
1993年3月23日、千葉県生まれ。工業高等専門学校在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてAVデビュー。15年にはスカパー! アダルト放送大賞で史上初の三冠を達成する。著書に瀬々敬久監督により映画化された初小説『最低。』、『凹凸』、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』、スタイルブック『MANA』がある。「ダ・ヴィンチニュース」で「働くおっぱい」、「withonline」で「紗倉まなのエロモテ課外授業」を連載中。
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「群像」ウェブサイト
「群像」twitter: gunzo_henshubu
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