甲子園歴史館移転リニューアルに伴う展示計画の概要 リニューアル後のイメージパースを初公開! ~展示面積が1.25倍に!更なる展示の充実を図ります~

阪神電気鉄道株式会社

阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:秦雅夫)が運営する甲子園歴史館では、365日にぎわいのある“ボールパークエリア”の形成に向けた取組みの一環として、2021年に阪神甲子園球場南側に新たに建設される建物に、現在、同球場外野エリアにある展示エリアを一部移転拡張し、リニューアルオープンする予定ですが、その展示計画の概要が決定しましたのでお知らせします。
甲子園歴史館は、2010年3月、「野球文化の振興」、「野球ファンの裾野拡大」を目的に、春・夏の高校野球、阪神タイガース、阪神甲子園球場の歴史を伝える展示施設として開業し、今年3月に開業10周年を迎えますが、この節目に更に野球の魅力を広く伝える施設としてパワーアップします。

今回の展示計画に当たっては、野球ファンの皆さまに喜んでいただくことはもちろん、若年層や野球にあまり詳しくない方にも野球の魅力をお伝えするため、既存の展示内容をベースにしながら、高校野球、阪神タイガース、甲子園球場が歩んできた歴史の各時代におけるストーリーやドラマを、更に丁寧に伝える展示構成とします。
また、今回の移転リニューアルに伴い、展示面積が現在の約1,200平方メートルから1.25倍の約1,500平方メートルに拡張します。開業当初は約2,000点だった収蔵品が、多くの方のご協力により現在4,000点を超えており、展示できていない史料も多くあるため、展示面積の拡張に伴い、より多くの展示品を皆さまにご覧いただけるようになります。

更に、現在大変人気がある「VR映像」や「ドラフト体感」等の体感コンテンツに加え、本物の野球用具に触れていただく「触れる展示」を新設するほか、実際に身体を動かして野球を体験できる「体験ゾーン」を併設し、お子さまを初め多くの方に楽しみながら野球に触れていただく機会を提供します。

<リニューアル後の甲子園歴史館エントランスのイメージ><リニューアル後の甲子園歴史館エントランスのイメージ>

【甲子園歴史館移転リニューアルに伴う展示計画の概要】
1 全体配置
・新棟1階:「飲食店(詳細未定)」、「物販店(詳細未定)」
・新棟2階:「エントランス」、「展示エリア(阪神タイガースゾーンなど)」、「体験ゾーン」、「ライブラリ・カフェ」
・新棟3階:「多目的ホール」、「キッズゾーン(詳細未定)」
・阪神甲子園球場2階:「展示エリア(高校野球ゾーン・甲子園球場の歴史など)」
※なお、建物と球場側歴史館フロアは2階レベルで接続し、甲子園歴史館を訪れる皆さまの回遊性を高めます。


2 主な展示内容
(1)阪神タイガースゾーン

1: Victoryコーナー(仮称)
1985年、2003年、2005年の優勝年にフォーカスし、優勝ペナントやトロフィーを展示。優勝までの軌跡や活躍した選手の紹介、胴上げシーンを大型映像で上映するなど、当時を知らない世代にも優勝時の感動を伝えます。


 

 


2: Historyコーナー(仮称)
阪神タイガースの歴史を球団創設から八つの時代に分け、各時代の選手や出来事を、年表に沿って紹介。写真や解説とともに展示品を壁面に埋め込み、展示品にまつわるストーリーをより分かりやすくお伝えします。


 

3: ヒーロー列伝
阪神タイガースの歴史に名を残す名選手たちの活躍ぶりを、各選手ゆかりの展示品ととともに、写真パネルや映像で紹介。今回は新たに、小林繁氏、赤星憲広氏、矢野燿大監督を加えた22選手を紹介します。



(2)高校野球ゾーン

1: 始まりの一球(仮称)
夏の第1回大会の第1試合で使用されたボールを象徴的に展示するとともに、高校野球の始まりをスライドショーで紹介。高校野球の導入として、その歴史と伝統を感じられるコーナーです。



 

2: メモリアルコレクション(仮称)
数々の貴重な展示品をもとに、高校野球の草創期から戦後にかけて積み重ねられてきた歴史を時代順に紹介します。各時代の背景を知ることで、展示品にまつわるドラマをより深く感じていただけます。



 

3: 名勝負ギャラリー
記憶に残る名勝負や名シーンを展示品とともに、写真・映像などで時代順に紹介します。今回は「松山商の奇跡のバックホーム」「100回記念大会の金足農業旋風」等、新たに7試合を加えた全39試合を紹介します。




 

(3)甲子園球場の歴史
球場設立以降の歴史を年代順に紹介。随所に球場リニューアル前の銀傘や弾痕が残る鉄扉などの展示品を配し、現物を見ながら歴史を感じていただける迫力のある展示を行います。また、阪神電鉄による甲子園地区開発の歴史もあわせて紹介します。


 

(4)体感コーナー
人気の高い「VR映像コーナー」と「ドラフト体感コーナー」を集約。新たに、選手使用と同じモデルの野球用具が触れる展示を追加します。




(5)その他
既存の「まんがと甲子園」、「甲子園ボウル」、「企画展」はそれぞれ現在の内容を引き継ぎながら、より魅力的な展示となるようにリニューアルします。また、球場内を一望できる展望スペース「バックスクリーンビュー」は継続して設置を予定しています。

2 併設施設

※写真はイメージです。※写真はイメージです。

(1)体験ゾーン
臨場感あるスクリーン野球を、お子さまから大人まで楽しむことができるコーナーです。
(2)ライブラリ・カフェ
飲食と読書を楽しみつつ休憩できる場として、エントランス横に設置します。
(3)多目的ホール
歴史館主催のトークショー等の他、チアダンス教室を初めとした子供向けの教室など、従来より幅広い用途に活用します。




3 面積 ※エントランス・バックヤード部分を除く。


4 今後のスケジュール
2020年9月6日(日)現在の甲子園歴史館の営業終了。以降、移転リニューアルの準備及び工事
2021年3月(予定)甲子園歴史館移転リニューアルオープン

※イメージパースは現段階の計画に基づいた想像図であり、実際に完成する内容とは異なる場合があります。

《阪神タイガースゾーン内「ヒーロー列伝」に新たに展示予定の方からのコメント》
・矢野燿大氏(阪神タイガース監督)
「タイガースに大きく貢献された方が展示されているヒーロー列伝に、今回新たに追加されるということで、すごく光栄な気持ちと、タイガースで頑張れた証でもあり、非常に嬉しく思っています。歴史は一人で作れるものではなく、多くの先輩方が残してきたものであり、それらを甲子園歴史館において肌で感じてもらい、知ってもらうことでタイガースをより好きになっていただきたいと思います。リニューアルを機に甲子園歴史館により多くの方に訪れてもらいたいと思うとともに、監督としても歴史に残る活躍をしていきたいです。」

・赤星憲広氏(野球評論家)
「この度はヒーロー列伝に名前を連ねさせていただくこととなり、大変光栄に思っております。タイガースOBとして誇りを持ち、社会貢献、野球振興に微力ながら貢献できるように、より一層頑張っていきたいと思います。僕もまたリニューアルされた歴史館にお邪魔させていただくことを楽しみにしています。」

◆ 現在の甲子園歴史館 営業のご案内 ◆
<営業時間> 午前10時~午後5時(3月から10月までは午前10時~午後6時)
※入館は閉館時間の30分前まで
※催物の開催等により変更する場合があります。
<休館日> 月曜日(試合開催日、祝日を除く。)、年末年始、
メンテナンス休館(2020年2月3日(月)~2月10日(月)(予定))
<入館料> おとな600円、こども300円
<場所> 阪神甲子園球場 外周16号門横
<お知らせ>
2019年12月3日(火)~2020年3月2日(月)(予定)まで館内の一部エリアを閉鎖し、一部展示の移設(一部休止)を行います。
2020年9月7日(月)~2021年3月頃まで、移転準備のため、全館休館を予定しております。
※休館期間中の阪神甲子園球場スタジアムツアーの開催予定は未定となっております。詳細が決定次第、改めてご案内いたします。


阪神電気鉄道株式会社 https://www.hanshin.co.jp/

甲子園歴史館 https://koshien-rekishikan.hanshin.co.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/7376_4a014c7c9ce020aca7dd7a60cb1f0c7ab268ca58.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

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会社概要

阪神電気鉄道株式会社

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URL
https://www.hanshin.co.jp/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号
電話番号
-
代表者名
久須勇介
上場
未上場
資本金
293億8448万円
設立
1899年06月