150年の鉄道の歴史を彩る文化財級の地図の集大成『日本鉄道大地図館』本日発売!
本書でしか見られない激レア史料が満載! 明治から令和までの鉄道地図約150点を高精細な印刷で収録した永久保存版ビジュアル図鑑が誕生!!
鉄道開業150周年
日本鉄道大地図館
監修:今尾恵介(地図研究家)
定価:39,600円(税込)
仕様:A3判・418頁 上製本・ケース付き
発行:小学館
2022年9月29日発売
https://www.shogakukan.co.jp/pr/tetsudou_chizu/
明治5年(1872年)10月14日に新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業してから今秋で150年を迎えます。
本書は鉄道開業150周年と小学館創業100周年を記念した企画で、近代日本の歴史・文化・風俗を、各時代に繰り広げられた人々の生活の反映ともいえる地図から読み解くビジュアル図鑑です。
収録した中で最も古い地図は明治4年の「永福東京御絵図」です。江戸時代に作られた「江戸図」に、開業を翌年に控えた建設中の鉄道の路盤が描かれています。この地図をよく見ると、日本で初めての鉄道は一部の区間で海に築堤を作り、その上に線路を敷いたことがわかります。
「永福東京御絵図」明治4年 東京都公文書館 蔵
重要文化財級の地図も掲載しています。
明治6年頃に製作された「東京・青森間測量絵図」。その長さはなんと約18.5m!
これは横浜の商人・高島嘉右衛門が政府に提出した、東京~青森間の鉄道建設を促す線路図ですが、その写しが鉄道博物館(埼玉県)に所蔵されています。
われわれ編集部は初めてその全貌を撮影、この全図を掲載するのは本書が初めてです。
「東京・青森間測量絵図」(一部)明治6年 鉄道博物館 蔵
鉄道路線が描かれているのは地図に限りません。
開業を知らせるポスターや沿線の観光案内を兼ねた駅弁の掛け紙、乗車できる範囲を示したきっぷにも路線は描かれ、双六やボードゲームになったものなども。
しかし、残念ながら、明治から大正にかけて製作されたポスターは、博物館や鉄道会社にもその多くが保存されていません。
これら、なかなか目にすることはできない史料は、鉄道・観光ポスターや鳥瞰図の蒐集家の方々より拝借・撮影をし、本書に収録しています。
「京阪電車宇治線開通」大正2年 中村俊一朗 蔵
上:「新東京名所巡り競争双六」大正14年 中村俊一朗 蔵
下:「一万哩記念 鉄道競争すごろく」大正14年 中村俊一朗 蔵
本書でしか手に入らない激レア二大特典にもご注目を!
「大正の広重」と呼ばれた稀代の鳥瞰図絵師・吉田初三郎。生涯に数千点の作品を残したといわれていますが、大胆な構図で寺社や温泉、名勝といった沿線の観光地を、空を飛ぶ鳥の視点で、彩り豊かに描きました。その最高傑作「小田原急行鉄道沿線名所図絵」(昭和2年)を本書では二つ折りの両観音開きで掲載しました。
「小田原急行鉄道沿線名所図絵」 昭和2年 横浜都市発展記念館 蔵
あわせて、この絵を約70×70cmの風呂敷にデザインし、本書に同梱してお届けします。
吉田初三郎の傑作鳥瞰図風呂敷
特典のもうひとつは、東海道新幹線が開業した昭和39年に国鉄が発行した「運転事務用鉄道線路図」。横に広げると約2mにもなる屏風折りの地図です。
表面に新幹線を含む国鉄の全路線と他社線、裏面に運転業務に必要なデータが収載された、鉄心をくすぐるレアなアイテム。鉄道博物館に残されていた貴重な原本を撮影し、本書が初めて復刻いたしました。
復刻版「運転事務用鉄道線路図」 昭和39年12月1日発行 鉄道博物館 蔵
屏風折り、24.3×202.8cm
A3判・418ページという大ボリュームの上製本が美麗なケースに収まり、ふたつの特典と輸送用段ボールケースも含めて重さは約6.5kg!
鉄道好き、地図好きの方にはもちろんのこと、明治・大正・昭和期の商業ポスターやアートファンにも見逃せない、超弩級!永久保存版のビジュアル図鑑です。
この図鑑の特徴と魅力、そして制作の裏側を監修者とスタッフが語る動画も必見! ぜひ鉄道地図のふか~い世界をお楽しみください!!
■『日本鉄道大地図鑑』発売記念 「地図鉄」座談会1
https://youtu.be/DaxTRk1xTx0
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