TIS、Pega公式パートナーとして東京センチュリーの基幹システム再構築後の体制整備を支援

~アプリケーション・インフラ・保守運用の全体最適を見据え、「Pega Infinity」の中長期活用に向けた基盤整備に伴走~

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 弘治、以下:東京センチュリー)が採用した「Pega Infinity™」の中長期活用に向けた体制構築と環境整備を支援したことを発表します。東京センチュリーでは、ビジネスプロセスの改善を主眼に置いたシステム改革を推進しており、基幹システムのオンライン領域(契約・取引を含む業務処理を担う領域)に「Pega Infinity」を導入していました。今回、TISの支援により運用フェーズに適した役割分担や進め方の整理・標準化を進め、プロジェクト全体における工数規模を当初想定比較約5割削減したほか、保守開発においても見積もり算出プロセスや基準が明確化されたことで、従来比約3割以上の効率化を実現しました。

「Pega Infinity」は、Pegasystems Inc.(以下:Pegasystems)が提供するAIを活用して業務の判断・処理・改善を支援する統合プラットフォームです。業務プロセスを一元的に管理する仕組みと、生成AIを活用した設計・分析機能により、複雑な業務を効率化し、変化に応じた迅速な改善を可能にし、企業が継続的に業務改革を進め、顧客価値を高めるための基盤として活用されています。

今回のTISによる取り組みは、ビジネスプロセスを中心としたシステム構成への変革の一環として進められ、オンライン領域の中核基盤として「Pega Infinity」採用後の活用フェーズを対象としています。TISは2024年10月より「Pega Infinity」に関する専門性を活かし、アプリケーションの保守・改善を中心に、将来的なインフラ・運用の高度化も見据えた安定的な体制構築を支援しています。

「Pega Infinity」稼働後の活用フェーズを支える全体像

背景

近年、金融・リース業界を含む多くの企業においては、法令改正などに伴う制度変更や市場変化に迅速に追随することが求められており、業務変化に継続的に対応できるシステムのあり方が重要なテーマとなっています。特に、契約・取引を支える基幹領域では、安定性を確保しつつも、業務プロセスの見直しや改善を継続的に行えるシステム構成が求められています。

東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。東京センチュリーでは中長期的な事業運営の観点から、国内リース事業を支える基幹システムについて、ビジネスプロセスを中心としたシステム構成への変革を進めてきました。特に、契約情報の確認や各種手続き、利用部門からの問い合わせ対応など業務の起点となる重要な役割を担うオンライン領域は、業務変化に柔軟に対応できる仕組みへの見直しが重要なテーマとなっていました。オンライン領域に「Pega Infinity」を採用したことで新たな基盤が整備された一方で、アプリケーションの保守・改善を中心に、インフラや運用も含めたシステム全体を継続的に改善していくための体制構築がより明確な課題として認識されました。こうした観点から、「Pega Infinity」の特性を理解しつつ、リースへの業務知見を踏まえて体制面・技術面の両側面から伴走できるパートナーが求められていました。

TISは、2024年度より開始した中期経営計画において、取引先企業のモダナイゼーション推進を重要テーマとして掲げています。これまで自社独自開発のマイグレーションツール「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を活用したバックエンド領域の堅実なリライトを強みとしてきましたが、特にフロントエンド領域においては市場競争力強化に向けて、より柔軟なシステムへの転換ニーズを強く認識していました。

こうした背景のもと、TISは2024年10月より東京センチュリーの「Pega Infinity」活用フェーズにおける支援を開始しました。あわせて、2025年1月にはPegasystemsと正式にパートナー契約を締結しています。

選定理由

東京センチュリーは、以下の観点からTISをパートナーとして選定しました。

  • 「Pega Infinity」を中長期にわたり安定的に活用できる組織的な支援体制

「Pega Infinity」に関する専門性を有する技術者を中核に、システム最適化に向けた継続的な改善に取り組み、技術面に限らず幅広い相談に対応できる点。

  • システム全体を俯瞰した支援力

アプリケーションの保守・改善を起点に、インフラや運用も含めてシステム全体を一体として捉え、中長期的な活用を見据えた整理・提案ができる点。

  • リース業界における支援実績にもとづく業務理解と伴走姿勢

リース業界における長年の支援実績を背景に、業務やシステム特性を踏まえたうえで、プロジェクト全体を俯瞰しながら伴走できる点。

プロジェクトのポイント

今回のプロジェクトでは、中長期の「Pega Infinity」基盤活用および体制構築を目的に、以下の観点から取り組みを進めました。

  • 「Pega Infinity」に関する専門性の確立と推進体制の構築

TISの有資格者を中核に、Pegasystemsの技術者および東京センチュリーの運用チームとも連携しながら推進体制を構築。

  • 保守運用・追加開発プロセスの整理・可視化

これまでの問い合わせや要望の傾向、対応フローや役割分担、作業の進め方などを整理・可視化。進捗・品質・課題・工数を一体で把握できる運営方法へ移行するとともに、約70件のクライテリア(合格基準)を定義し、プロジェクトを円滑に推進。

  • インフラ・運用環境整備に向けた取り組みも開始

将来の拡張性や運用性を見据え、アプリケーションに加えてインフラや運用の観点についても整理を行い、バージョンアップ対応や運用性向上を見据えた環境整備に向けた取り組みを開始。

導入効果

今回のプロジェクトでは、TIS主導で推進する運営体制の確立時期を、当初想定の2025年4月から2025年1月へ3ヶ月短縮しています。あわせて、東京センチュリーでは以下の効果が得られています。

  • 運用部門の確認作業工数を従来比約1割削減

技術面・契約面・運用面における対応窓口を整理したことで、運用全体の見通しが向上。本番環境作業における立ち合い負荷が軽減され、運用部門における確認作業の工数は従来比約1割削減。システム部門が日々の個別対応に追われることなく、全体を俯瞰した判断や次の施策検討に注力できる環境整備に貢献。

  • プロジェクト全体の工数規模を当初想定比約5割削減

運用・保守体制および業務プロセス全体の現状分析の実施、運用フェーズに適した役割分担や進め方の整理・標準化により、構築フェーズから運用フェーズへの移行に伴う体制を最適化。プロジェクト全体における工数規模を当初想定と比較して約5割圧縮。また、保守開発においても見積もり算出プロセスや基準が明確化されたことで、従来と比較して約3割以上の効率化を実現。

今後について

TISは今後も、東京センチュリーの国内リース事業を支える基幹システム(オンライン領域)において、運用フェーズを見据えた品質向上や業務プロセスの最適化を支援していきます。リース業界で培った知見と、今回のプロジェクトで得た実践的なノウハウを活かし、「Pega Infinity」を活用したフロントエンド領域にとどまらず、業務プロセスとシステムの関係を踏まえた全体最適の視点から改善提案を行います。さらに、「Pega Infinity」導入後の継続活用を見据えた支援モデルの高度化を進めるとともに、金融業界を中心としたモダナイゼーション案件において、アプリケーション・インフラ・運用を一体として捉えた支援を提供します。

東京センチュリーからのコメント

当社は、市場環境の変化や多様化する顧客ニーズへ迅速に対応するため、基幹システムの刷新と柔軟性の高いシステム環境の構築を推進しています。 今回、オンライン領域におけるシステムの活用フェーズへの移行にあたり、リース業界特有の業務プロセスへの深い理解と、「Pega Infinity」に関する高度な専門性を兼ね備えたTISをパートナーに迎えることで、安定的かつ効率的な運用体制を早期に確立することができました。 特に、安定運用へのスムーズな移行や、中長期視点での標準化・効率化において、TISの知見が大きく寄与したと実感しています。 当社のDXを支える強力なパートナーとして、今後もシステム全体の最適化とさらなる価値創出に向けた伴走を期待しています。

東京センチュリー株式会社 IT推進部長 檀ノ原 浩

ペガジャパンのエンドースメント

東京センチュリー様が、「Pega Infinity」を活用した基幹システムの中長期的な安定運用と高度化に向けた取り組みを進められていることを、心より光栄に存じます。本取り組みは、業務プロセスの改善とシステムの継続的な活用を見据え、着実に体制・基盤の整備を進めていく非常に意義あるプロジェクトであると認識しております。また、TIS様が「Pega Infinity」に関する専門性を発揮され、アプリケーションからインフラ・運用に至るまで一体となって伴走支援を行われたことで、安定的かつ持続的な活用を支える基盤が構築されたものと考えております。Pegasystemsは今後も、TIS様との協業を通じて、お客さまの業務改革やIT基盤の高度化を中長期的に支援してまいります。将来的な技術進化も視野に入れながら、持続的な価値創出に貢献してまいります。

ペガジャパン株式会社 日本法人代表  小沢 匠

東京センチュリーについて(https://www.tokyocentury.co.jp/jp/

東京センチュリーは祖業のリースに加えて、パートナー企業との共創により付加価値の高い金融・サービスを提供しています。事業活動を通じて「循環型経済社会の実現」に貢献するとともに、お客さまから信頼されるサービス・事業パートナーを目指して、変化を創造する企業グループへさらなる進化を果たしていきます。

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客さまのあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客さまと共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

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◆本サービスに関するお問い合わせ先

TIS株式会社 金融事業本部 金融ネクスト事業部 金融モダナイゼーションビジネス推進室

E-mail:tis-finance-xms@tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月