NHK BSプレミアムで放送決定!!「GIGAKU!踊れシルクロード」世界的ダンサー森山開次が旅するダンスドキュメンタリー 藤井隆が鎌倉時代の雅楽家に扮して伎楽を解説!
飛鳥時代に日本に伝来した幻の仮面劇“伎楽 GIGAKU”のルーツを追ったドキュメンタリー番組「GIGAKU!踊れシルクロード」がNHK BSプレミアムで放送されます。89分2本で、前編はインド・バリ・ジャワ編、後編は中央アジア・中国編で、アジアの壮大な景色を旅します。
旅人はコンテンポラリーダンサーで演出家の森山開次です。森山は、東京2020パラリンピック開会式で演出・チーフ振付を担当し、 「片翼の小さな飛行機」で世界中から絶賛を受けた人物。そんな森山が、アジアを旅しながら現地のトップダンサーたちとコラボレーションし、独自の「伎楽」を創造していきます。
そして謎多き伎楽を鎌倉時代の雅楽家に扮した藤井隆が解説して番組を盛り上げます!
日本の古代にあった国際色豊かな芸能を想像しながら、一緒にシルクロードの旅をお楽しみください。
※本ニュースをご紹介頂く際は、下記情報の掲載をお願い申し上げます。
■タイトル:「GIGAKU!踊れシルクロード」
■公開表記: [前編]3月10日(金) 23:00〜 [後編] 3月17日(金) 23:00〜
NHK BSプレミアムにて放送
■コピーライト:Ⓒ吉本興業
旅人 森山開次
ダンサー/演出家/振付家
東京2020 パラリンピック開会式演出・チーフ振付。2021年より、ヴェネツィア・ビエ ンナーレ金獅子賞を受賞した作曲家カイヤ・サーリアホのオペラ『Only the Sound Remains -余韻-』でヴェネツィ ア・ビエンナーレ他各国のフェスティバルに出演。 ダンサー・演出家の両面で今後 の唯一無二の活動が注目される。
【番組への想い】
出演が決まってから、新型コロナウイルスの世界的な蔓延で、伎楽を追う旅に出航することすらできない時期もありました。じっと耐え、時を待ち、夢が消えて無くならないことをただただ願いました。そして、無数の苦難を乗り越えて、実現した伎楽の旅は、驚くほど豊かな出会いの連続でした。その一つ一つの出会いの記録を届けることができることを心から嬉しく思います。
【伎楽の旅を終えて】
遥か昔に、このような国際色豊かな芸能が存在したなんて驚きでした。伎楽は、出会いの芸能。さまざまな文化の芸能が集うプラットフォームのようにも感じました。違う文化と出会うことで、自分の文化を見つめます。豊かで寛容な芸能の姿が、そこにはあったのでしょう。舞踊家としても、人としても学びの多い旅でした。
【現地のダンサーたちとのコラボレーションで印象に残ったこと】
ダンスは、どの国でも、どんな文化であっても、全ての人にとって、遥か昔から大切だったと確信しました。それぞれの国で出会った、誇り高きダンサーたちの姿が瞼に焼き付いています。はるか昔から、今、そして遠い未来への祈りの姿でした。
【視聴者にメッセージ】
伎楽って、一体どんな芸能だったのだろう?
皆様にも一緒に旅をする気持ちでご覧いただければ幸いです。
そして、この番組を通して、人が何故踊り、伝え続けるのかを、感じていただければ嬉しいです。
伎楽解説 藤井 隆 狛近真役
【コメント】
予告編を観てそのスケールの大きさに驚いています。
自分は少しだけ日本のパートに参加しておりまして仕上がりを想像すると緊張してきました。
ぜひ、ご覧ください。
※予告編は近日公開予定。
※狛近真(1177年~1242年)とは
興福寺に所属した鎌倉時代の雅楽家。狛近真が記した楽書『教訓抄』が「伎楽」の演目を知る唯一の手がかりとなっている。
※伎楽とは
伎楽は、7 世紀頃、呉(中国江南)で生まれ朝鮮半島から日本に伝播した仮面劇。インド、インドネシア、中央アジア、中国など多様な出自を持つ仮面があり、正倉院や法隆寺などに残されている。8 世紀に大流行したが、その後伎楽の伝承は途絶え、今手がかりは仮面や一部の衣装、古文書のみとなっている。
「GIGAKU 踊れシルクロード」番組概要
作品タイトル:「GIGAKU!踊れシルクロード」
放送日:【前編】2023年3月10日(金)23:00~24:29 NHK BSプレミアムにて放送
【後編】2023年3月17日(金)23:00~24:29 NHK BSプレミアムにて放送
出演:森山開次 藤井隆 ほか
監督:佐藤幹夫(代表作:NHKドラマ「蝉しぐれ」「坂の上の雲」、NHKドキュメンタリー「アジアの愉悦」)
岩田三四郎(代表作:NHKドキュメンタリー「涙の書」「中国秘境 謎の民」「紫禁城」)
制作著作:吉本興業
【番組公式Twitter】 https://twitter.com/DancingGigaku
【番組公式Instagram】 https://www.instagram.com/dancinggigaku/
※今後の新しい情報は、番組公式SNSにて配信していきます。
【番組内容】
『文明の融合』の道・シルクロード…。そのひとつの成果が7世紀頃日本に伝播した仮面劇・『伎楽』だ。インド、中央アジア、西域など各地の多様な芸能を吸収した舞踊は、東大寺大仏開眼の国際的な催しでも舞われ人々を熱狂させたという。だが、その伝統は失われ、残されたのは14種類の仮面と演目が書かれた古文書くらいとなった。世界的なダンサー・森山開次さんが、伎楽のわずかな手がかりをたよりに、インド、ジャワ、バリ、ラダック、ウズベキスタン、中国…陸海双方のシルクロード各地に残る伝統舞踊や伎楽の痕跡を訪ねる。仮面や音楽・ダンスの愉悦から豊穣なアジアの文化を掘り起こし、失われた芸能・伎楽の新たな姿を創造する。民族や国を超えひとつの道でつながり育まれた舞踊の現場を辿り、“美”と“願い”を共有していた時代を見出していく。
前編 インド・バリ・ジャワ編
仏教芸能である「伎楽」のルーツを探しに、森山がまず向かったのは、釈迦が悟りを開いたとされるインドのブッダガヤ。世界から僧侶が集う寺に伎楽の仮面の手がかりはあるのか。旅はその後、コチ、チェンナイ、マハーバリプラム、チダンバラムとインドを縦断。そして旅は、海のシルクロードを通って、インドネシアのバリ・ジャワ島へ。インドとインドネシアは舞踊で繋がっていた!?
後編 中央アジア・中国編
仏教芸能が盛んなチベット文化圏で、僧侶たちが舞う仮面舞踊劇から伎楽の共通点を探る。伎楽は災害や疫病から守る祈祷の芸能だった。そして、伎楽のルーツに大きく関わっていたとされる、かつてシルクロードの覇者と呼ばれ12世紀に絶滅したソグド人という民族。彼らの足跡を辿り、旅はサマルカンド、シャフリサブス、ヒヴァ、南京、奈良へと続く。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像