【小学生から高校生の子どもがいる保護者に調査】9割以上が、不登校の子どもにとって家族以外とのつながりは「大切だと思う」

株式会社NEXER・子どもの家族以外のつながりに関する調査

株式会社NEXER

■学校じゃなくても、つながれる。不登校の子どもにとって必要なもう一つの居場所

学校に行くことが難しい子どもたちがいる家庭では、家庭だけでのサポートに不安を抱く保護者の方も少なくないのではないでしょうか。

そこで注目されるのが、友人や支援団体などの「家族以外とのつながり」の存在です。


今回は「富士ソフト」と共同で、小学生から高校生の子どもがいる全国の保護者を対象に「子どもの家族以外のつながり」に関するアンケートをおこない、その結果をサイト内にて公開したので紹介します。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと富士ソフト株式会社による調査」である旨の記載
・富士ソフトが提供する教育メタバース(https://famcampus.jp/)へのリンク設置

・該当記事(https://famcampus.jp/column/601/)へのリンク設置


「子どもの家族以外のつながりに関するアンケート」
調査期間:2025年9月1日 ~ 9月8日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
集計対象:小学生から高校生の子どもがいる全国の保護者
有効回答:132サンプル
調査方法:インターネット調査
質問1:あなたの子どもには家族以外に相談できる相手はいますか?当てはまるものをすべて選んでください。
質問2:不登校の子どもにとって、家族以外の人とつながることは大切だと思いますか?
質問3:そう思う理由を教えてください。

質問4:オンラインによる支援で同じような境遇の人とつながれることを知っていましたか?

質問5:オンラインで不登校の子どもたち同士がつながれる場について、どう思いますか?

質問6:そう思う理由を教えてください。

質問7:どんなオンラインの場があれば参加してみたいと思うか教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■9割以上が、不登校の子どもにとって家族以外とのつながりは「大切だと思う」

まずは、自分の子どもには家族以外に相談できる相手はいるか聞いてみました。

「友人」が51.5%と、半数以上の結果となりました。

さらに不登校の子どもにとって、家族以外の人とつながることは大切だと思うか聞いてみました。

合計で9割以上の方が、「大切だと思う」と回答しています。

それぞれそう思う理由を聞きましたので、一部を紹介します。

「とても大切だと思う」回答理由

・色々な人に悩みを相談できる。(30代・女性)

・家族には話しにくい悩みに向き合ってくれる存在は大切。(30代・女性)

・自分の居場所を見つけることが大事だから。(30代・男性)

・自分の気持ちを正直に言える所があると安心につながるから。(30代・男性)

・学校に行く行かないに関わらず、社会の一員であり誰も見捨てていないと思えることが大事と思う。(40代・女性)

・家以外の心の拠り所が出来るから。(40代・男性)

・家族以外の人と触れ合うことで自分の世界が広がる(考え方も)と思うから。(40代・女性)

「やや大切だと思う」回答理由

・孤立しない方が良いと思うので。(20代・女性)

・家族以外の人と関わることで、異なる価値観や考え方に触れることができるから。(30代・男性)

・物事をいろいろな方向から見ることができる。(30代・女性)

・家族には言いたくないことも他人なら言えるので、話すことで気持ちが楽になると思うから。(40代・女性)

・家族にも言えないことが、他の人には言えるかもしれないから。(40代・男性)

「あまり大切だと思わない」回答理由

・本人が頼りたくなるまで、そっとしておいてあげた方が良いのかなと感じました。

(40代・女性)

「まったく大切だと思わない」回答理由

・基本的に信頼できないから。(30代・男性)

「大切だと思う」と回答した方からは、特に「悩みを相談できる相手が必要」「家族には話しにくいことも外なら話せる」「自分の居場所を広げることが大事」といった声が目立ちます。

一方で「本人が望むまでは干渉しない方が良い」といった慎重な意見や、「他人は信頼できない」とする少数の考えもありました。

多様な視点が示すのは、子どもの状況や気持ちに合わせた柔軟な支え方の重要性です。

■オンラインで不登校の子どもたち同士がつながれる場について、半数以上が肯定的

続いて、オンラインによる支援で同じような境遇の人とつながれることを知っているか聞いてみました。

「オンラインによる支援で同じような境遇の人とつながれることを知らなかった」方が、8割以上いました。

さらにオンラインで不登校の子どもたち同士がつながれる場について、どう思うかを聞いてみました。

半数以上の方が、肯定的な意見を持っているようです。

それぞれそう思う理由を聞きましたので、一部を紹介します。

「とても必要だと思う」回答理由

・世界が広がれば、暗い世界から抜け出すことができそう。(40代・女性)

・お互いの境遇や辛さを共感し、孤独感が無くなるのではないかと思う。(40代・女性)

「あったほうがいいと思う」回答理由

・異なる価値観や考え方に触れることができるから。(30代・男性)

・少しでも家族以外の人と話すのは大事だと思うので。(40代・女性)

・家から出ることもツライ子はいると思うから。(40代・男性)

・いろんな理由で出歩けない子もいると思いますし、勇気が出なくて外へ行けない子もいると思うので、話すハードルが低くなるんじゃないかなぁと思います。(40代・女性)

・同じ境遇の人同士だからこそ、分かりあえることもあると思う。(40代・女性)

「どちらともいえない」回答理由

・必ずしもプラスに働くとは思えないが、話す相手ができるのは良いかもしれない。(40代・女性)

・繋がりたくなったら是非利用して良いと思いますし、そっとしておいてあげる時間もあげたいなと思いました。(40代・女性)

・実際にその立場でないので一概に良し悪しが判断できないから。(40代・女性)

・同じ境遇の子を知れるのは良いが解決策につながるかは微妙。(50代・女性)

「あまり必要性を感じない」回答理由

・不登校の人がこんなにいるなら大丈夫と余計に行かなくなりそうなイメージがあります。(30代・女性)

・強制的に作った関係であまり本音が出ないから。(60代・男性)

「まったく必要だと思わない」回答理由

・顔の分からない素性も分からない人間で蹴落とそうとする人がいないとも限らないから。(30代・女性)

・インターネットは怖いから。(50代・男性)

肯定的な意見を持っている方からは「孤独感がやわらぐ」「外に出られない子でも交流できる」といった声が目立ち、同じ境遇だからこそ分かり合える安心感への期待が寄せられています。

一方で「インターネットは怖い」「強制的に作った関係であまり本音が出ない」といった慎重な意見や、「余計に行かなくなりそう」との懸念もありました。

利点と課題を踏まえ、子どもの状況に合った形での活用が求められています。

また、最後にどんなオンラインの場があれば参加してみたいと思うかを聞きましたので、一部を紹介します。

どんなオンラインの場があれば参加してみたいと思う?

・同じ境遇の子。(30代・女性)

・人生落胆していたけど、今は幸せに生きているという経験が聞ける場。(30代・女性)

・顔出し、声出しなしOKの安心な場。(30代・男性)

・自分の好きな物、事を語れる場所。(30代・男性)

・市役所等、公的機関から紹介されたオンラインの場。怪しい集まりに巻き込まれてしまうことがないような、信頼できる場があれば良いと思う。(40代・女性)

・複数人で会話できる形の方が参加しやすいという子もいるのではないでしょうか。(40代・男性)

・オンラインで、楽しい実験や英語の学習。(40代・女性)

不登校の子どもが「参加したいと思えるオンラインの場」について、多様な意見が寄せられました。

「同じ境遇の子と安心して話せる場」や「顔出し・声出し不要の気軽さ」を求める声が多く、心理的ハードルの低さが重視されていることが分かります。

また、「趣味や好きなことを語れる場」「楽しい実験や学習ができる場」といった前向きな交流や学びの機会を求める意見も目立ちました。

さらに「公的機関が紹介する信頼できる場」や「複数人での会話形式が安心」との声から、安全性と信頼性も重要な条件であることが浮き彫りになっています。

■まとめ

今回は「子どもの家族以外のつながり」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。

9割以上の方が、不登校の子どもにとって家族以外とのつながりは「大切だと思う」と回答しています。

また、半数以上が「オンラインで不登校の子ども同士がつながれる場」にも肯定的であり、孤独感の軽減や共感できる仲間との出会いが大切にされていることが分かりました。

一方で、対面での交流や安全性を重視する声もあり、子どもの状況に応じた多様なつながり方を選べる環境づくりが求められています。

オンラインで不登校の子どもたち同士がつながれる場として、近年「教育メタバース」を活用した支援が注目されています。

安全かつ匿名性を確保しながら学びや交流ができ、子どもたちの新たな居場所になりつつあります。

信頼できる環境の中で、子どもが安心して自分らしくつながれる選択肢の一つとして期待されています。

富士ソフトは、教育に特化したメタバース空間「FAMcampus」を活用した不登校支援に取り組んでおり、子どもたちが安心して学び・交流できる場を提供しています。

メタバース空間での授業やイベントを通じ、自分のペースで学びながら仲間とつながることができ、自然なコミュニケーションが孤立感の軽減にもつながります。

自己肯定感を育み、社会的自立を支援する「新しい学びの選択肢」として、今後さらに需要が高まることでしょう。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERと富士ソフト株式会社による調査」である旨の記載
・富士ソフトが提供する教育メタバース(https://famcampus.jp/)へのリンク設置

・該当記事(https://famcampus.jp/column/601/)へのリンク設置

【FAMcampusについて】

運営会社:富士ソフト株式会社

本社:〒231-8008 神奈川県横浜市中区桜木町1-1

Tel:0120-964-529(FAMcampus お問い合わせ先)


【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月