<尾崎豊>デビュー30周年記念日に、活動の軌跡と作品の普遍性を検証する、三つの番組がWOWOWで放送決定!
三つの番組で、尾崎豊の活動の軌跡と作品の普遍性を検証する。
尾崎豊がシングル「15の夜」、アルバム『十七歳の地図』でレコードデビューして今年でちょうど30年。彼が26歳の若さで突然亡くなってから、すでに20年以上経つ。今なお新しい世代のファンが増え続けているのは、彼が遺した作品の「普遍性」を物語っている。その色褪せることの無い「普遍性」を、デビュー30周年記念日に当たる今年12月1日に改めて検証する。
かつて「OZAKI世代」と呼ばれた人たちは現在、40代から50代。社会の第一線で活躍し世帯を支えている大人の男女たち、そして彼らの子供たちへ。WOWOWでは、記念すべきこの日に3つの番組で、世代を超えて尾崎豊の音楽の素晴らしさを伝えていく。
【ラインナップ】
・「尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY- ~prologue~」 12月1日(日)夜 6:40 WOWOWプライム【無料放送】
尾崎豊がデビューしてから30年。この番組では1本のデモ・テープがCBSソニーに届いてからデビューアルバム『十七歳の地図』がリリースされるまでの物語を紹介する。
1982年秋、尾崎豊がSDオーディションに応募した1本のデモテープ。全てはそこから始まった。ディレクター須藤晃との出会い、高校に通いながらデモテープ作りに励んだ日々。そして、1983年夏。高校を無期停学となった彼は初めてのレコーディングを開始する。浜田省吾と佐野元春のバンドメンバーである町支寛ニと西本明がアレンジャーとして参加。4カ月間続いたレコーディング。瑞々しいコトバとメロディー、ライブ感のあるサウンド。デビューアルバム『十七歳の地図』、1983年12月1日リリース。1本のデモテープがCBSソニーに届いてから、デビューアルバム『十七歳の地図』がリリースされるまで。30年の歳月を経て、そのストーリーをていねいに紡ぐ。
・「尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY- 」 12月1日(日)夜 7:30 WOWOWライブ
尾崎豊がデビューしてから30年。この番組では彼が描いた「作品性」と「活動の軌跡」の実像をその太く短いキャリアを彩る数々のライブ映像や貴重な資料と共に掘り下げる。
デビューアルバム『十七歳の地図』リリース後、尾崎豊は自身が中退した青山学院高校の卒業式の日に新宿ルイードで初めてのワンマンライブを行なう。そして翌翌年リリースした12インチシングル「卒業」の過激な歌詞が大きな注目を集め、彼はまたたく間に「十代の代弁者」「若者の教祖」としてカリスマ的な存在となっていく。その後、1992年4月に26歳の若さで夭折するまで、彼は活動休止と復活を繰り返す波乱に満ちた音楽活動を行なう。そんな太く短いキャリアの中で、彼が残した6枚のオリジナルアルバムと71曲の楽曲。尾崎豊の作品は時代や世代を超えて今なお多くの人の心を捉え、動かし、癒し、そして煽り続けている。デビュー30周年記念日であるこの日、彼が描いた「作品性」と「活動の軌跡」の実像を、キャリアを彩る数々のライブ映像や貴重な資料と共に掘り下げる。
・「復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20」 12月1日(日)夜 9:00 WOWOWライブ
1992年に26歳の若さで他界した後も多くの人々に影響を与え続けるミュージシャン尾崎豊。伝説のラストツアー「BIRTHツアー」初日公演の模様を映画化し放送。
昨年期間限定で劇場公開された横浜アリーナライブをテレビ初放送。パーソナルオフィスを設立し、20代後半となり成熟した新しい尾崎豊が約3年ぶりにステージに立った記念すべき復活ライブ。前年発表したアルバム『誕生』を引っ提げたBIRTHツアーの初日、久しぶりにファンの前に姿を見せた彼を観衆は熱狂と興奮で迎え入れた。極度の緊張と不安を抱えながら登場した彼は、その緊張と不安を加速させロックンロールに転化=点火してみせた。2枚組のアルバム『誕生』は、彼のさまざま想いを作品として結実させた大作だったが、尾崎はこのライブで新旧織り交ぜたナンバーを魂の限り歌い観衆に語りかけ、自らの想いを伝えようとした。「成長すること」「愛すること」そして「生きること」。尾崎のライブは常に、彼の人生そのものが表現されていた。だからこそ、尾崎のライブは伝説として語り継がれている。そして、この日のライブはそのひとつの到達点だったのだろう。色褪せることのない尾崎豊のライブ=彼の人生そのものを目撃して欲しい。
収録日:1991年5月20日
収録場所:神奈川 横浜アリーナ
すべての画像