「楽天ラクマ」、昨年比で約5倍規模に成長する越境取引においてユーザー出品・事業者出品別にランキングを発表

‐ ユーザーの出品物はエンタメ関連、事業者の出品物はファッション関連が売れる傾向に ‐

楽天グループ株式会社

 楽天グループ株式会社(以下「楽天」)が運営するフリマアプリの「楽天ラクマ」は、購入代行事象者を介して海外から購入される越境取引について、ユーザーの出品物と事業者の出品物それぞれの取引数に基づいたランキングを発表しました。「楽天ラクマ」では越境取引において本年2月の月間取引数が昨年同月比較で約5倍(注)に急伸しており、本ランキングではどのようなアイテムが海外で需要があるのかを明らかにしました。
■ユーザー出品物におけるカテゴリ別の越境取引数ランキング
「楽天ラクマ」における本年2月1日(水)から2月28日(火)までの期間での越境取引における取引数をカテゴリ別に比較すると、最も多かったのは「CD」で、次いで「おもちゃ/ぬいぐるみ」「タレントグッズ」の順となりました。「CD」は国内アーティストの作品が多く、そのほかにランクインしたカテゴリでは、アニメや漫画、ゲームなど日本ならではのコンテンツに関連するアイテムが人気であることがわかりました。

【ランキング】
1位: エンタメ/ホビー > CD
2位: エンタメ/ホビー > おもちゃ/ぬいぐるみ
3位: エンタメ/ホビー > タレントグッズ
4位: エンタメ/ホビー > トレーディングカード
5位: エンタメ/ホビー > アニメグッズ
6位: エンタメ/ホビー > フィギュア
7位: エンタメ/ホビー > ゲームソフト/ゲーム機本体
8位: レディース > トップス
9位: レディース > バッグ
10位: スマホ/家電/カメラ > カメラ
※ユーザーが出品した商品を対象に、2月1日(水)~2月28日(火)の期間、海外で購入された取引数から算出

 1位の「エンタメ/ホビー > CD」は、国内に限らず海外でも活躍する「BABYMETAL」(ベビーメタル)や「テイ・トウワ」などのアーティストをはじめ、「櫻坂46」 や「さくら学院」 などアイドルグループのアルバムなどが取引されています。


 2位の「エンタメ/ホビー > おもちゃ/ぬいぐるみ」では、「ハローキティ」をはじめ、漫画やアニメなどで支持される「進撃の巨人」や、「ポケットモンスター」、「SHAMAN KING」(シャーマンキング)などに登場するキャラクターのぬいぐるみなどが取引されています。


 3位の「エンタメ/ホビー > タレントグッズ」は、「BTS」や「Stray Kids」(ストレイキッズ)などのK-POPアーティストのトレーディングカードなどが取引されています。


■事業者(「ラクマ公式ショップ」)出品物におけるカテゴリ別の越境取引数ランキング
リユース品などを取り扱う事業者が出店可能な「ラクマ公式ショップ(リユース)」から出品されるアイテムの越境取引数も増加し続けています。ユーザーの出品物ではアニメや漫画などを中心としたエンターテイメント関連のカテゴリが人気であったのに対して、事業者の出品物は着物やハイブランドを中心としたファッションアイテムがランキングを占めました。

【ランキング】
1位: レディース > 水着/浴衣
2位: レディース > アクセサリー
3位: メンズ > パンツ
4位: レディース > 靴/シューズ
5位: メンズ > ジャケット/アウター
6位: レディース > ジャケット/アウター
7位: メンズ > アクセサリー
8位: メンズ > トップス
9位: メンズ > 靴/シューズ
10位: レディース > ファッション小物
※事業者が出品した商品を対象に、2月1日(水)~2月28日(火)の期間、海外で購入された取引から算出

 1位の「レディース > 水着/浴衣」は、着物、帯、反物が同カテゴリのすべての取引を占めていました。価格帯は1万円前後の商品が多く取引されています。


 2位の「レディース > アクセサリー」はフランスのブランド「シャネル」のイヤーアクセサリが特に多く、そのほかには日本のアクセサリーブランド「agete」(アガット)などの商品が取引されています。


 3位の「メンズ > パンツ」は、「LEVI'S®」(リーバイス®)を中心としたデニムアイテムをはじめ、「stein」(シュタイン)や「C.E」(シーイー)など日本発のブランドの商品が取引されています。


(注)2023年2月1日~2月28日の越境取引での取引数と、2022年同期間における取引数を比較


■「楽天ラクマ」の越境取引について
「楽天ラクマ」では、2021年6月に「Buyee」と連携を開始して以降、2021年8月に「One Map by FROM JAPAN」、2022年4月に「Neokyo」、2022年9月に「doorzo」、2022年11月に「ZenMarket」と連携先の拡大を進めています。

【フリマアプリの「楽天ラクマ」について】
「楽天ラクマ」は、2012年7月にサービスを開始した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天で運営していた「ラクマ」が2018年2月に統合して生まれました。繋ぐ力で物を棄てずに循環させる「循環の輪」を広げ、誰でも手軽に活躍できるECの世界を築くことにより、サーキュレーション市場の活性化を図り、循環型社会の実現に貢献することを目指しています。2022年5月時点で「楽天ラクマ」のアプリは3,500万ダウンロードを突破しました。

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以 上

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設立
1997年02月