【備えなきゃと思いつつも...】約7割が、自宅に防災グッズを「しっかり備えられていない」と回答
株式会社NEXER・自宅の防災グッズに関する調査

■自宅に防災グッズはどの程度揃えている?
近年の日本では、地震や台風、集中豪雨といった自然災害が各地で頻発しており、いつどこで被災してもおかしくない状況です。
しかし、実際に「備えなければ」と思いながらも、何から手をつけて良いかわからず、防災グッズの準備が後回しになっている家庭も多いのではないでしょうか。
ということで今回はOsametと共同で、全国の男女1000名を対象に「自宅の防災グッズ」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとOsametによる調査」である旨の記載
・Osamet(https://osamet-store.com/)へのリンク設置
「自宅の防災グッズに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年9月12日 ~9月22日
調査対象者:全国の男女
有効回答:1000サンプル
質問内容:
質問1:現在、自宅に防災グッズを備えていますか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:防災グッズとして具体的に揃えているものは何ですか?
質問4:買い足したいと思っている防災グッズはありますか?
質問5:何を買い足したいですか?
質問6:防災グッズの保管・管理で工夫していることはありますか?
質問7:どんな工夫をしていますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■約7割が、自宅に防災グッズを「しっかり備えられていない」と回答
まずは現在、自宅に防災グッズを揃えているか聞いてみました。

「十分に備えている」方はわずか3.3%に留まり、約7割が「最低限しか備えていない」または「まったく備えていない」状況です。
特に「最低限しか備えていない」が36.3%と最多であり、防災意識はあっても、具体的な備えや十分な備蓄ができていない家庭が大多数を占めていることが浮き彫りになりました。
次に、それぞれの理由を具体的に聞いてみました。
「十分に備えている」その理由は?
・東日本大震災の被災者だから。(30代・男性)
・物流が止まると不安だから、日用品や食品、薬など、全てのものをローリングストックにしている。(40代・女性)
・いつか地震がくるから。(50代・男性)
・自らが地域の防災団体を主宰しており日々地域の防災啓発に努めているから。(60代・男性)
「ある程度備えている」その理由は?
・南海トラフ地震が起きた際に大きく影響を受ける可能性のある地域に住んでいるので、ある程度備えるようにしている。(30代・女性)
・日本は地震大国であり、年々、異常気象や災害が各地で起こっているため、いつ南海トラフがきてもおかしくないから。(40代・女性)
・阪神大震災を経験したので。(50代・男性)
・東日本大震災の経験からです。(50代・男性)
・自助が大切だから。(60代・女性)
「最低限しか備えていない」その理由は?
・揃えたい気持ちはあるが、つい後回しにしてしまう。防災グッズがセット売りしていても価格が高く手が出ない。(30代・女性)
・昨今の極端な物価高により、家族で一日一日を大事に過ごすことに精一杯で、防災用品の準備にかける気持ちの余裕も資金もないから。(40代・男性)
・置き場所が少ないし、飲料水や非常食の管理が面倒だから。(50代・男性)
・災害が起きにくい地域だから。(50代・男性)
・水や食料品には賞味期限があるから。災害の種類で必要なものが変わるからきりがない。(60代・男性)
「まったく備えていない」その理由は?
・費用が高い。(20代・女性)
・何をしたらいいか分からない。(30代・女性)
・お金に余裕がない。(40代・男性)
・保管場所がないから。(50代・男性)
・定期的に見直したり、買い変えたりしなければいけないので、面倒くさい。(60代・男性)
「十分に備えている」層は、震災経験や「いつか来る」という危機意識や実体験から、ローリングストックや防災啓発活動を通じて積極的に備えを進めています。
一方で、「最低限」「まったく備えていない」層の主な障壁は、コストと手間の問題です。
具体的には「物価高で資金がない」「セットが高価」「何を揃えたら良いか分からない」といった経済的や知識的な余裕のなさに加え、「管理が面倒」「保管場所がない」など継続性の難しさが備えを妨げています。
防災意識はあっても、実生活の負担が備えを上回っていることが分かります。
■91.3%が、防災グッズとして具体的に揃えているものは「飲料水・保存食」
次に、防災グッズとして具体的に揃えているものは何か、複数回答可で聞いてみました。

防災グッズとして最も広く備えられているのは、懐中電灯・ランタンが91.9%、飲料水・保存食が91.3%で、9割以上の方が命と最低限の暗闇対策を優先していることが分かります。
次いで救急セットが67.4%、ラジオが66.1%と高い一方で、モバイルバッテリーは52.5%、携帯トイレは58.7%と半数前後に留まっています。
食料や明かりといった基本的なニーズの準備が進む一方、情報収集や衛生管理といった現代的・長期的な備えには、まだ意識の差があるようです。
次に、買い足したいと思っている防災グッズはあるか聞いてみました。

「買い足したいものがある」と回答した方は39.2%に留まり、「ない」が60.8%と多数派を占めました。
約6割の方が現状の備えで十分だと考えているか、あるいは何を買い足すべきか分からない、または備え自体を諦めているなど、防災への意識が停滞している状況を反映しています。
とくに、すでに基本的なグッズが揃っている一方で、長期的な備えや管理の面倒さから、それ以上の追加購入に消極的になっている層が多いと考えられます。
次に、買い足したいものがあると答えた方に、具体的に何を買い足したいのか聞いてみました。
何の防災グッズを買い足したい?
・服がもう少し用意したいと思った。(20代・女性)
・カイロ。(20代・女性)
・蓄電池のようなもの。(30代・女性)
・発電機。(40代・男性)
・簡易トイレと水。ペット用品。(40代・女性)
・ソーラーパネルと蓄電池。(50代・男性)
・ヘルメット。(60代・男性)
買い足したい防災グッズの要望は、電力確保や防寒、家族やペットを守るアイテムに集中しています。
「蓄電池」「発電機」「ソーラーパネル」など、電源関連のニーズが幅広い世代で複数挙がっており、長期化する避難生活でのエネルギー不安の高さが伺えます。
また、「カイロ」や「服」といった防寒対策や「ペット用品」、そして「ヘルメット」など身の安全を守るための具体的な要望も目立っています。
■28.3%が、防災グッズの保管・管理で工夫していることが「ある」
次に、防災グッズの保管・管理で工夫していることはあるか聞いてみました。

「工夫している」と答えた方は28.3%でした。
防災グッズの保管・管理で工夫していることが「ある」と答えた方に、どのような工夫をしているのか詳しく聞いてみました。
どのような工夫をしている?
・玄関に防災バッグを置いている。(20代・女性)
・水は各部屋に置いていたり、靴を頭の近くに置いています。(30代・女性)
・自宅の一階と二階に同じものを用意してあります。(40代・男性)
・いざという時のためにしまい込むのではなく、日常生活でも目にする所に置いて、生活の一部にしておくこと。(50代・男性)
・緊急時とっさに持って逃げる物、長びいたとき用など、ランク分けをして備蓄。(60代・女性)
防災グッズの保管や管理に工夫している人からは、「玄関に置いてすぐ持ち出せるようにする」「各階や各部屋に分けて配置する」など、迅速な避難を意識した声が多く寄せられました。
また、日常生活の中で目にする場所に置く工夫や、用途に応じて備蓄をランク分けする方法もあり、実際に使う場面を想定した管理が重視されていることがわかります。
■まとめ
今回は、自宅の防災グッズに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
約7割の方が防災グッズを「最低限以下」しか備えられていない現状が明らかになりました。
費用の高さや保管場所、管理の手間が主な障壁のようです。
備えの主流は「飲料水・懐中電灯」といった基本的なものに集中する一方、買い足しニーズでは「蓄電池・発電機」などの電力確保や、「ペット用品」など家族のための対策が目立ちました。
しかし、グッズの保管や管理に工夫している方は3割未満に留まり、購入後の継続的な防災対策が全国的な課題となっています。
防災グッズを揃えたくても、何をどのくらい揃えたらいいか分からない、保管場所に困ってしまうという方も多いでしょう。
そういった場合でも、場所を取らない折りたたみ式のヘルメットもあるので、まずは大事な頭を守るヘルメットから検討してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとOsametによる調査」である旨の記載
・Osamet(https://osamet-store.com/)へのリンク設置
【Osametについて】
店舗名:オサメット公式ストア
販売事業者名:加賀産業株式会社
販売責任者名:国分 博史
所在地:〒466-0058 愛知県名古屋市昭和区白金1-8-7
電話番号:052-241-7135
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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