『スポGOMI甲子園・山口県大会』を開催 激闘を制したのは宇部商業「カクガリーズ」チーム 当日は参加者全62人で、39.35kgのごみを集めました!
2023年9月3日(日)周南市・周南緑地公園
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程 2023年9月3日(日)10時20分~12時30分
・開催場所 周南市・周南緑地公園
・参加人数 1チーム3名×21チーム(1チームは2名出の参加)=62人
・協力団体 日本赤十字社山口県支部/アシックススポーツファシリティーズ株式会社
優勝は宇部商業高校の「カクガリーズ」チーム!拾ったごみの総量は圧巻の6.0kg!
昨年と並び過去最多となる21チームが参加した今大会。35度近い猛暑の中での開催となりました。
女子だけで参戦した「チームチャッカリ☆☆」「トリメンダスガールズ」、遠方から参加した「ごみを拾い隊!」「だんご」チームなどが健闘しますが、地元・徳山商工から参戦した8チームがごみが落ちていそうな山ぎわをどんどん攻めていきます。
その中で、見事栄冠を勝ち取ったのは宇部商業「カクガリーズ」チーム。高得点となるペットボトルを大量に拾ったことで、ごみ総量6.0kg/1303.5ポイントを獲得し優勝。同じく宇部商業の「SKY」チームが2位に入り、宇部商業チームのワン・ツーフィニッシュとなりました。
優勝した「カクガリーズ」チーム3名のうち2名は去年の全国大会出場者。昨年は3位ながら、優勝・準優勝チームの辞退で繰り上がりの東京行きでしたが、今年は堂々の優勝による全国大会出場となります。「東京でも、しっかりごみを拾いたい!」と力強く宣言してくれました。
山口県大会で集められたごみの総量は39.35kg
開会式で、陸上のごみが風で飛び、川に流れ、やがて海洋ごみになる可能性があること、また海洋ごみの7~8割が陸地からのごみであることを説明され、参加者は驚いていました。会場の周南緑地公園は定期的に清掃がされており、一見したところごみは見当たりません。しかしよくよく見てみると…植込みに隠された空き缶、枯葉に混じったたばこの吸い殻、茂みの奥に散乱するプラスチックのコップや皿…。競技をしながら、高校生たちは普段なら見過ごしそうなごみが次々と出てくる状況に驚いていました。今回集めたごみの総量は昨年の倍近い39.35kg。過去最重量となりました。
優勝チームコメント
去年以上に暑くてキツかったです(笑) 自分たちが通った道にはペットボトルが多くて、それを拾っていきました。去年よりごみが多かったので、こういった活動を通してごみを減らしていきたいです。去年は繰り上がりでの全国大会出場でしたが、今回は僕たちがしっかりごみを拾って勝ち取った優勝で東京への切符をゲットしたので、前よりも強い気持ちでしっかりごみを拾って来たいと思います。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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