【2025年問題にどう対応する?】持ち家に住んでいる6割以上が、住宅の省エネ基準適合義務化について「まったく知らない」

株式会社NEXER・2025年問題とリフォームに関する調査

株式会社NEXER

■2025年問題とは?住宅の省エネ基準適合義務化に合わせてリフォームは必要?

近年、住宅における省エネルギー対策が注目されており、その背景には「2025年問題」があります。

2025年問題は、2025年4月以降に新築されるすべての住宅について、省エネ基準への適合が義務化されるという国の方針のことです。

環境負荷を減らし、住む人の光熱費を抑えることを目的としていますが、実際には「そんな制度が始まることを知らなかった」という声も多いのが現状です。

そこで今回はキャン'エンタープライゼズ株式会社と共同で、事前調査で「現在持ち家に住んでいる」と回答した全国の男女500名を対象に「2025年問題とリフォーム」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとキャン'エンタープライゼズ株式会社による調査」である旨の記載
・キャン'エンタープライゼズ株式会社(https://www.can-net.co.jp/)へのリンク設置

「2025年問題とリフォームに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年9月12日 ~ 9月22日

調査対象者:事前調査で「現在持ち家に住んでいる」と回答した全国の男女

有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:2025年4月からの建築基準法改正(住宅の省エネ基準適合義務化)について、どの程度知っていますか?

質問2:住宅の断熱性向上のためのリフォームを検討する場合、どのような工事にもっとも興味がありますか?

質問3:その理由を教えてください。

質問4:外壁や内壁のデザイン性を高めるリフォームに興味はありますか?

質問5:デザイン性向上のために、どのような素材を使ってみたいですか?

質問6:その理由を教えてください。

質問7:2025年問題への対応として、デザイン性と断熱性を両立できる住宅建材に魅力を感じますか?

質問8:その理由を教えてください。

質問9:住宅リフォームに関して気になることや「こうだったらいいのに」など思うことがあれば教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。


■65.4%が、2025年4月からの建築基準法改正(住宅の省エネ基準適合義務化)について「まったく知らない」と回答

まずは2025年4月からの建築基準法改正(住宅の省エネ基準適合義務化)について、どの程度知っているかを調査しました。

65.4%の方が「まったく知らない」、24.4%の方が「言葉は聞いたことがある程度」と回答し、合計89.7%の方が理解できていない状況が分かりました。

次に、住宅の断熱性向上のためのリフォームを検討する場合、どのような工事にもっとも興味があるかを調査しました。

23%の方が「窓の断熱改修(二重窓、高断熱窓への交換など)」、14.8%の方が「外壁の断熱改修(断熱材の追加、高断熱の外装材への張り替えなど)」と回答しました。


それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「窓の断熱改修(二重窓、高断熱窓への交換など)」回答理由

・暑い寒いが年々ひどくなるのでその対処をしたい。(20代・女性)

・二重窓にして断熱性を上げたい。(30代・女性)

・窓際が暑いから。(40代・男性)

・外気が入り込むのを防止するのが効果的。(50代・男性)

・周囲で利用した人がいて良いと聞いたので。(50代・女性)

・部屋の温度管理に一番影響するから。(60代・男性)


「外壁の断熱改修(断熱材の追加、高断熱の外装材への張り替えなど)」回答理由

・寒い日も暑い日もましになりそう。(20代・女性)

・一番効果がありそうだから。(30代・男性)

・寒いときなど壁が薄く感じているから。(40代・女性)

・熱処理がエアコンなどの負担を軽減するから。(50代・男性)

・夏の暑さが尋常ではないので、冷房を効きやすくしたいから。(50代・男性)

・冬場に電気スイッチのすきま風が酷いから。(60代・女性)


■27.6%が、外壁や内壁のデザイン性を高めるリフォームに「興味がある」と回答

続いて、外壁や内壁のデザイン性を高めるリフォームに興味があるかを調査しました。

合計27.6%の方が「興味がある」と回答しました。

興味がある方は、どのような素材を使ってみたいのか聞いてみました。

29.0%の方が「無垢材(木材)」、26.1%の方が「漆喰・珪藻土」、23.2%の方が「ブリックタイル」、13.8%の方が「自然石」と、それぞれの興味に合ったものが選ばれています。


それぞれの選択理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「無垢材(木材)」回答理由

・木の匂いや雰囲気が落ち着くから。(30代・女性)

・自然を感じられるため。(40代・女性)

・天然素材だから。(40代・男性)

・心が安らぐから。(50代・女性)

・木の暖かさを感じるから。(50代・男性)

・鉄骨造なので内側はちゃんとした木材を使いたいと思ってます。(60代・女性)


「漆喰・珪藻土」回答理由

・湿気を吸い取ってくれたらカビ対策が楽になりそう。(20代・女性)

・なんとなく雰囲気が良さそう。(30代・男性)

・環境に配慮された造りになりそうになりそう。(40代・女性)

・自然感を出したい。(50代・男性)

・アレルギーにもいいと聞いているので。(50代・男性)

・趣がある。(60代・女性)

「ブリックタイル」回答理由

・オシャレに見えそうだから。(30代・女性)

・汚れに強そうだから。(40代・女性)

・すっきりした見た目にできそうだから。(40代・男性)

・最新の素材と認識しているから。(50代・男性)

・デザイン良く作れそう。(60代・女性)


「自然石」回答理由

・オシャレに感じて側に置きたくなるから。(30代・女性)

・風水に良さそうだから(40代・女性)

・ナチュラルが好きだから。(40代・女性)

・デザイン性が上がりそうな気がします。(50代・男性)

・メンテナンスフリーに近い建材であれば今後のランニングコストがかからないから。(60代・男性)


■51.8%が、2025年問題への対応として、「デザイン性と断熱性を両立できる住宅建材に魅力を感じる」と回答

2025年問題への対応として、デザイン性と断熱性を両立できる住宅建材に魅力を感じるかを調査しました。

合計51.8%の方が「魅力を感じる」と回答しています。

魅力を感じる理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「魅力を感じる」回答理由

・機能性も大事だけど、見た目的にも素敵だとテンションがあがるから。(30代・女性)

・住みやすそうだから。(30代・男性)

・機能と見た目、どちらも大事だから。(40代・女性)

・機能性があるもので、光熱費を節約できそう。(50代・男性)

・やはり自宅の場合、デザイン性も加味したいです。(60代・男性)

・お金をかけるのだから見栄えもいい方がと思うからです。(60代・女性)


自宅であることを踏まえると、機能性だけでなくデザイン性もあるとよいという意見がありました。

機能性を担保した上でデザイン性がよいというのは魅力的ですよね。


その他、住宅リフォームに関して気になることや「こうだったらいいのに」など思うことを聞いてみました。

住宅リフォームに関して気になることや「こうだったらいいのに」と思うことは?

・もっと手軽にお安く出来ればいいなと思う。(20代・女性)

・自宅付近の信頼して依頼できる工務店などが検索できるサイトが、実際の施工後の声を元に作られているとよいのに…と思う。(30代・女性)

・小さな修理やメンテナンスも気軽に頼めるサービスがあると便利だと感じる。(30代・男性)

・補助金で安くリフォームしたい。(40代・男性)

・リフォーム費用に関して、いっぺんに複数の会社から見積もりがとれれば良いと思う。(50代・男性)

・もう少し安価なプランがあれば検討しやすい。(60代・男性)


リフォームにはお金がかかることから、安価でできるプランや補助金・助成金について知りたいという声がありました。

工務店を検索できるサイトや、複数社からの一括見積もりができるサイトなど、容易に検索できるサービスを求めている方もいることが分かります。


■まとめ

今回は「2025年問題とリフォーム」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。

2025年4月からの建築基準法改正(住宅の省エネ基準適合義務化)について知っている方が、約1割しかいませんでした。


住宅の断熱性向上のためのリフォームを検討する場合は、23%の方が「窓の断熱改修」を、14.8%の方が「外壁の断熱改修」に興味があると回答しています。

やはり、窓や外壁から伝わる熱や冷気が気になるようですね。


デザイン性と断熱性を両立できる住宅建材があった場合、魅力を感じる方は51.8%でした。

機能性は必要ですが、自宅であることを考慮すると自分好みのデザインであればより嬉しいですよね。


現在では、機能性とデザイン性を兼ね備えた住宅建材も多数存在しています。

ご自身の好みのデザインで機能性のある建材を探してみてはいかがでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERとキャン'エンタープライゼズ株式会社による調査」である旨の記載
・キャン'エンタープライゼズ株式会社(https://www.can-net.co.jp/)へのリンク設置

【キャン'エンタープライゼズ株式会社について】
本社:〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月4-28-3 SJビル2F

代表取締役:内海 恵子
Tel:044-433-5001

URL:https://www.can-net.co.jp/

事業内容:建築用意匠建材(ブリックタイル、擬石、床タイル等)の製造販売

     レンガ・タイル・照明器具の輸入販売


【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、

     リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月