デジタルハリウッド大学[DHU]×一般財団法人知的財産研究教育財団×内閣府知的財産戦略推進事務局×日本知財学会 による公開シンポジウムを開催
2021年6月24日(木)19:20-20:50|オンライン開催(ZOOM)
文部科学省認可の株式会社立の大学としてデジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置しているデジタルハリウッド大学(所在地 東京・御茶ノ水、学長 杉山知之/DHU)では、本年度より本学内にて国家試験の「知的財産管理技能検定」授業を導入し、知的財産の時代に適した教育を拡充するとともに、価値デザイン社会に向け、2018年に知的財産戦略本部で公表した「経営デザインシート」および価値デザイン経営の考え方を組み込んだ特別講義を導入し、新たな価値創出が求められる時代に即した教育を拡充する取り組みを行っています。
これらの取り組みがどのように大学教育に新たな期待をもたらすのか。各団体のキーパーソンをお迎えし、公開シンポジウムを開催します。
これらの取り組みがどのように大学教育に新たな期待をもたらすのか。各団体のキーパーソンをお迎えし、公開シンポジウムを開催します。
■シンポジウム概要
「大学教育における知財教育の推進および新しい価値創造の取り組みに向けた公開シンポジウム」
日程:2021年6月24日(木)19:20~20:50(90分)
開催方法:オンライン(zoomウェビナー)
■申し込み方法
こちらの申込フォームよりエントリーをお願いします
URL:https://www.secure-cloud.jp/sf/business/1623107646bBfAxCNZ
申込締切:2021年6月23日(水)迄
※当日の午前中に参加のご案内メールを送信します
プログラム:
①知財教育拡充と経営デザイン導入についてのねらい
デジタルハリウッド大学 杉山学長、高橋学部長
②基調講演1「コンテンツビジネスにおいてますます高まる知財スキルの重要性(仮)」
講師:久保雅一氏(日本知財学会副会長・小学館取締役)
③基調講演2「日本が目指すべき価値デザイン社会とは(仮)」
講師:田中茂明氏(内閣府知的財産戦略推進事務局長)
④対談「これからの大学教育に求められるもの(仮)」
登壇者
・杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長)
・田中茂明氏(内閣府知的財産戦略推進事務局長)
・杉光一成氏(一般財団法人知的財産研究教育財団 専務理事)
・鮫島正洋氏(一般社団法人日本知財学会経営デザイン分科会 担当理事)
司会
・高橋光輝(デジタルハリウッド大学 学部長)
■講演・登壇者
- 久保雅一氏(日本知財学会副会長・小学館取締役)
1959年札幌市生まれ。早稲田大学卒業後、小学館に入社。
コロコロコミック編集部、「劇場版ポケットモンスター」エグゼグティブ・プロデューサーを経て、現在は㈱小学館取締役、㈱小学館集英社プロダクション常務取締役、2002年に日本知財学会理事(コンテンツ担当)に就任。
2018年から同学会副会長に就任しコンテンツ・マネジメント分科会および知財制度・判例分科会を担当。エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク 理事、東京工業大学非常勤講師を務める。
2008年藤本賞受賞、MPA (ACE) Award(2018)受賞。
- 田中茂明氏(内閣府知的財産戦略推進事務局長)
1987年通商産業省入省。2002年日本貿易振興機構(JETRO)上海センター次長。2006年経済産業省通商政策局北東アジア課長。
2008年商務情報政策局サービス政策課長。2014年内閣官房内閣審議官 日本経済再生総合事務局次長。
2015年内閣官房内閣審議官一億総活躍推進室次長。2016年経済産業省大臣官房審議官(経済産業政策局担当)。2018年大臣官房総括審議官。
2020年より現職。
- 杉光一成氏(一般財団法人知的財産研究教育財団 専務理事)
KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授、Ph.D.電機メーカーの知的財産部等を経て、現職。主な著書として「理系のための法学入門」等。専門は知的財産に関する先端及び学際領域(最近では特にマーケティング論と知財等)。
日本工業所有権法学会正会員、著作権法学会正会員、情報処理学会正会員、日本知財学会正会員、日本マーケティング学会正会員。テレビ等の出演として、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、内閣府広報番組「ニッポンNavi」、NHK「クローズアップ現代」等がある。
- 鮫島正洋氏(一般社団法人日本知財学会経営デザイン分科会 担当理事)
1963年1月8日生(58歳)東京工業大学金属工学科卒業。
藤倉電線㈱(現 ㈱フジクラ)にてエンジニア(電線材料の開発)、92年弁理士登録後、日本アイ・ビー・エム㈱にて知的財産業務を経て99年弁護士登録。2004年内田・鮫島法律事務所を設立、現在に至る。
弁護士業に留まることなく、知財戦略、知財マネジメント、知財政策など多方面にかかる貢献に対して2012年知財功労賞受賞。オープンイノベーションに関連する複数の政府委員歴任、政策動向にも詳しい。
著書;「技術法務のススメ」(日本加除出版2014)〔共著〕、「知財戦略のススメ コモディティ化する時代に競争優位を築く」(日経BP2016)〔共著〕など。
「下町ロケット」に登場する神谷弁護士のモデル。
- 杉山知之 (デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)
1954年東京都生まれ。87年よりMITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年国際メディア研究財団・主任研究員、93年日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月 デジタルハリウッド設立。
2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。翌年、「デジタルハリウッド大学」を開学し、現在、同大学・大学院・スクールの学長を務めている。2011年9月、上海音楽学院(中国)との合作学部「デジタルメディア芸術学院」を設立、同学院の初代学院長に就任。
XRコンソーシアム理事、ロケーションベースVR協会監事、超教育協会評議員を務め、また福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議会長、内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員など多くの委員を歴任。99年度デジタルメディア協会AMDアワード・功労賞受賞。
著書は「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)、「クリエイター・スピリットとは何か?」※最新刊(ちくまプリマー新書)ほか。
- 高橋光輝(デジタルハリウッド大学 学部長)
アメリカの放送局にてディレクターとして番組製作業務に従事。
「メディア論」や「コンテンツ産業論」「アニメ学」等の著書を発行。
文化庁や外務省などの依頼で世界各国で日本のコンテンツの講演活動を続けている。
[高橋 光輝 学部長 教授] 私塾から専門学校、大学、専門職大学院と様々な現場にて教佃の経験を持ち、「実践教育の研究」「暗黙知の形式知化」をテーマに、デジタル専門人材や専門職教員など高度職業人養成を実践している。コンテンツ教育学会 理事長。博士(学術)。専門社会調査士。知的財産アナリスト(コンテンツ)。
新著6/4 発売 「新たな局面を迎えたコンテンツビジネス コンテンツ産業の現状と課題」(インプレスR&D)
■知的財産管理技能検定とは
知的財産管理技能検定とは、厚生労働省が所管する技能検定の中の「知的財産管理」という職種に関する2008年に創設された国家試験。指定試験機関である(一財)知的財産研究教育財団が実施運営している。企業などにおける知的財産マネジメントのスキルを3級(初級)から1級(上級)まで3つのレベルで認定します。多くの企業が人材育成のツールとして積極的に活用しています。
■価値デザイン社会とは
経済的価値にとどまらない多様な価値が包摂され、そこで多様な個性が多面的能力をフルに発揮しながら、「日本の特徴」をもうまく活用し、様々な新しい価値を作って発信し、それが世界で共感され、リスペクトされていく社会。これから日本が目指すべき社会像として、2018年に知的財産戦略本部で決定された『知的財産戦略ビジョン~「価値デザイン社会」を目指して~』において提唱された。
(『知的財産戦略ビジョン~「価値デザイン社会」を目指して~』(2018年6月、知的財産戦略本部)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/chizai_vision.pdf
■経営デザインシート、価値デザイン経営とは
経営デザインシートは、
(A)企業理念/事業コンセプト
(B)これまでの価値創造メカニズム
(C)これからの価値創造メカニズム
(D)これまでからこれからへの移行戦略
の4つのパートからなる思考補助ツール(原則1枚のシート)。特に、将来の構想(経営をデザイン)として、(A)自社の存在意義を意識したうえで、(B)これまでと(C)これからの差分から(D)移行戦略を描くことを促す点を特徴とする。
また、価値デザイン経営は、この将来構想の考え方を取り入れた経営である。上記価値デザイン社会は、多種多様な企業等が価値デザイン経営を実践することで実現される。
『価値デザイン経営の普及に向けた基本指針~ニュー・ノーマルにおける価値デザイン社会の実現を目指して~』(2021年4月、知的財産戦略本部構想委員会本会合価値デザイン経営ワーキンググループ)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kousou/kachi_design_wg/pdf/kihonsisin.pdf
【デジタルハリウッド大学[DHU]】
https://www.dhw.ac.jp/
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界40か国・地域出身の学生が在籍し、 御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和2年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中 12位、私立大学中 4 位となっており、多数の起業家を輩出している。
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