『ゼクシィ Baby』妊活に関する調査を実施
不妊治療の保険適用の開始で妊活にも変化?6割が保険適用開始で不妊治療を行う判断に影響があったと回答
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)が企画制作する妊娠・出産情報誌『ゼクシィBaby妊婦のための本』は妊娠・出産・育児について調査しましたので概要をお知らせします。
今回のテーマは「妊活」です。この数年は妊娠を考えている人にとって、変化の激しい期間でした。コロナ流行と保険適用の開始で、妊活事情はどのように変わったのでしょうか。ママたちの決断や本音、保険適用開始による不妊治療の状況について調べました。詳細な調査内容はWEBサイトで、どなたでもご覧いただけます。
https://zexybaby.zexy.net/article/contents/0163/
■コロナの流行で妊活時期は変化した?76%の人の時期は変わらず
<コロナの流行で妊活の時期について意識はどう変化しましたか?>
コロナの流行で妊活の時期について意識に変化があったかを質問したところ、「変わらない」が75.9%となり、「流行前から妊活していて中止したくなかった」や「家族計画優先でコロナ流行は関係なかった」などの意見が聞かれました。また、「時期を早めた」理由としては、「プライベートで外出しづらくなったので、妊娠・出産にちょうどいいタイミングだと思ったから」、「時期を遅くした」理由としては「コロナの影響で結婚式を延期したので、妊活も遅くなった」などの意見が聞かれました。
■一般不妊治療、生殖補助医療で保険適用がスタート。保険適用で、不妊治療の開始やステップアップの判断ができた?
2022年4月より政府の少子化対策として、不妊治療にかかる費用の保険適用範囲が広がりました。今まで保険適用されていたのは、検査・原因疾患への治療のみでした。新たに保険適用となったのは、一般不妊治療(タイミング法、人工授精)と生殖補助医療(体外受精、顕微授精、凍結胚融解移植、男性不妊の手術)です。
今回の保険適用で、必要な条件を満たせば生殖補助医療の治療費は原則3割負担になります。対象年齢は、治療開始時点で43歳未満の女性で、保険適用回数は年齢によって変わります(40歳未満の場合は1子ごとに通算6回まで。40歳以上43歳未満の場合は1子ごとに通算3回まで)。3割負担となることで、経済的負担が少なくなるというメリットがあるといわれています。
※一般不妊治療(タイミング法、人工授精)は年齢制限、回数制限はありません。
そこで、保険適用が不妊治療を行うかどうかの判断に影響したかを聞いたところ、「はい」と答えた人が60.2%に上りました。
<保険適用が不妊治療を進めることへの意識に影響しましたか?>
保険適用されたことで不妊治療を行う判断に影響があった理由としては、「保険適用になって治療開始に踏み切れた」や「保険適用で、夫婦でチャレンジしようと決めた」、「治療にいくらかかるか分からなかったので、保険適用されてから前向きに考えられた」などの声が聞かれました。一方で保険適用になっても不妊治療を行う判断に影響がなかった人からは、「不妊治療をしている途中で保険適用になりましたが、検査費用や薬代は高いままなのであまり影響を感じなかった」という意見もありました。
■国や自治体から他にどんなサポートがあれば良かった?
不妊治療の保険適用以外に、他にどんなサポートがあれば、妊娠出産にもっと積極的になれるかも聞いたところ、大きく分けて「産後の育児・助成金サポート」、「妊娠中の助成金サポート」、「休暇の取得など社会の変化」、「長期的なサポート」に関する意見が多く聞かれました。
<産後の育児・助成金サポート>
産後ケアサービスが、どの地方でも手厚く受けられる体制になれば助かります。
産後の助成金や孤立しない制度作り、子育て世代の助成金に対する所得制限がなくなると安心して子育てができると思います。
<妊娠中の助成金サポート>
出産に関して、検診も毎回補助券だけでは足りなくて持ち出しになるし、出産費用も42万円を引いても30万円弱かかったので、検診から無償化してもらえれば安心して出産に挑めます。
妊婦健診のたびに助成を超える支払いが1万円近くかかったので、せめて保険適用にしてもらえると助かりました。
<休暇の取得など社会の変化>
不妊治療のために仕事を休みやすくなるよう、企業への呼びかけなど世の中の風潮が変わるといいと思います。
男性の育休について、もっと取りやすい風潮が根付いていたらと強く思いました。
<長期的なサポート>
子供の教育費の心配をしなくていい世の中なら、安心して産み育てられると思います。
復帰後の保育園の心配があるため、待機児童解消など保育園に入れる保証があればもっと前向きになれました。
医療が逼迫する中での入院・出産には不安な気持ちもあったと思いますが、妊活への意識についてコロナ禍の影響は想像していたよりも少なかったようです。不妊治療の保険適用開始については、6割の人はポジティブな影響を受けていました。妊娠を考えている人は、まずは保険適用でどのような妊活ができるのかを具体的に医師に相談してみましょう。
■調査概要
[調査時期]2022年11月4日~9日
[調査対象]『ゼクシィ Baby』会員 妊婦・0カ月~2歳までのお子さまをお持ちのママ3,753人
[調査方法]WEBアンケート
■媒体情報
『ゼクシィ Baby 妊婦のための本』フルカラー・200ページ
<概要>妊娠初期から、産後まで役立つ、無料でもらえるマタニティ雑誌。医師・助産師など専門家監修の記事や、先輩ママのリアルな体験談を多数掲載。
<配布方法>『ゼクシィBaby』に会員登録いただきますと、妊娠2〜8カ月の妊婦さんを対象に毎号無料でお送りいたします。(※これまで一度もお届けしたことがない方に限り妊娠9カ月まで対象になります)
※『ゼクシィBaby』への会員登録の際にはお子さまのお誕生日登録が必要です。
詳細は『ゼクシィBaby』のWEBサイトをご覧ください。
https://zexybaby.zexy.net/ninpu/
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