観世流能楽師 桑田貴志率いる 能まつり『松風』能楽屈指の人気曲 銀座 観世能楽堂にて上演決定 カンフェティでチケット発売
『井筒』観世 喜之・『船橋』観世 喜正・『文荷』野村 萬斎・『松風』桑田 貴志
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
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公式ホームページ
http://fukagawanohbutai.sakura.ne.jp/
銀座で、能を鑑賞 桑田貴志 能まつり第十三回は能楽屈指の人気曲「松風」
【番組】
仕舞 『井筒』/観世 喜之、『船橋』/観世 喜正
狂言 『文荷』/野村 萬斎
能 『松風』/桑田 貴志
「熊野、松風に米の飯」と言われるほど「松風」は屈指の人気曲。何度見てもおもしろい、能「熊野」「松風」をどんなお惣菜にも合い、飽きが来ないコメに例えた言葉です。
在原行平と須磨の浦で出会った、松風との悲恋の物語。1200年続くラブストーリーに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
前半、旅の僧の前に若い海女の姉妹が現れ、汐を汲む所作を見せます。この段落は後に歌舞伎や日本舞踊の「汐汲(しおくみ)」など様々な芸能に取り入れられるほど、よく出来た名場面です。
能の中程、旅の僧に在原行平との恋を語るうちに松風は恋慕の念が押し寄せてきます。
行平の形見の烏帽子と舞装束を取り出して情感的に抱きしめたかと思うと、やがてそれを身にまとって狂おしく舞います。この舞が後半の見せ場です。
男性の衣装を着て舞うということは男装の舞です。日本の芸能には、白拍子舞など男装の舞というジャンルはたくさんあります。現代でも宝塚歌劇団にそのスタイルは受け継がれています。
男性である桑田が女性の松風を演じる。そしてその松風は男装の舞を舞う。この二重の変身によって作り出される艶やかな雰囲気が、この能の最大の見せ場です。
仕舞は、観世喜之師の「井筒」と観世喜正師の「船橋」です。どちらも恋物語を描いた舞です。
「井筒」は在原業平を思う紀有常の娘の懐旧の舞で、幼馴染が結ばれる純愛物語です。「船橋」は、親に反対されたことによって非業の死を遂げた男女の情熱的な舞。能版「ロミオとジュリエット」です。
狂言は当代を代表する人気狂言師の野村萬斎師が「文荷」を演じて下さいます。「文荷」は恋文(ラブレター)を巡るやり取りが見せ場です。萬斎師は能楽堂以外にもTVドラマや映画などでも大活躍していることで知られます。活動の数々で培った経験から萬斎師は現代的な視点をもつ狂言師と言われ、比類なきものとして高い評価を得ています。無上の狂言「文荷」を、存分にお楽しみください。
桑田貴志プロフィール
観世流能楽師シテ方 桑田貴志
1971年生。観世喜之に師事。(公社) 能楽協会会員。重要無形文化財総合認定保持者。
観世九皐会、緑泉会をはじめ、多くの舞台に出演し、新作、海外公演にも多数携わる。
「道成寺」・「望月」・「安宅」を披く。
下町・深川に「深川能舞台」を構え、江戸三大祭の一つである「深川八幡祭り」にて「能奉納」を行うなど、演能活動、能楽普及活動に努める。2010年より自主公演「能まつり」を主催。
謡曲仕舞教室「茉莉会」主宰。
能楽入門講座「能楽サロン」主宰。
明治大学能楽研究部 師範。
シンガポールの演劇学校「Intercultural Theatre Institute」能楽講師
公式ホームページ
http://fukagawanohbutai.sakura.ne.jp/
深川能舞台チャンネル
「松風」見どころ紹介 - YouTube
公演概要
深川能舞台『桑田貴志 能まつり「松風」』
公演期間:2023年6月17日 (土)
会場:二十五世観世左近記念観世能楽堂(東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX 地下3階)
■出演者
桑田貴志
観世喜之
観世喜正
野村萬斎
■公演スケジュール
ご挨拶 14:00
仕舞14:10
狂言14:25
休憩14:50
能15:05
※開場は、開演の60分前です。
■チケット料金
S席(正面):7,500円、A席(脇正面・一部中正面):6,500円
自由席 (中正面):5,500円、学生席(中正面):3,000円
(全席指定・税込)
※学生席は26歳未満・要学生証、未就学児入場不可
<カンフェティ限定>
1, 000円割引!S席 7,500円 → カンフェティS席 6,500円!
(全席指定・税込)
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