【気持ちを伝える手段にも?】手紙やハガキを贈ることがある9割近くが、メールやSNSよりも「気持ちが伝わると思う」と回答
株式会社NEXER・手紙やハガキを贈ることに関する調査

■手紙やハガキを贈ることはある?
デジタルコミュニケーションが主流となった現代において、手書きの手紙やハガキを受け取る機会は少なくなりました。
しかし、その手間暇かかるアナログな手段だからこそ、送る相手への特別な思いや温かい気持ちがより深く伝わると感じる方も少なくありません。
ということで今回は圧着DMネットと共同で、全国の男女896名を対象に「手紙やハガキを贈ること」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと圧着DMネットによる調査」である旨の記載
・圧着DMネット(https://acchaku-dm.net/)へのリンク設置
「手紙やハガキを贈ることに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年9月29日 ~ 10月6日
調査対象者:全国の男女
有効回答:896サンプル
質問内容:
質問1:手紙(ハガキ)を送る頻度はどのくらいですか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:手紙(ハガキ)はどんな用途で送りますか?
質問4:メールやSNSと比べて、手紙やハガキの方が「気持ちが伝わる」と思いますか?
質問5:その理由を教えてください。
質問6:手紙やハガキをもらって嬉しかった経験はありますか?
質問7:どんな内容でしたか?差し支えない範囲で教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■2.1%が、手紙(ハガキ)を「よく送る(月1回以上)」
まずは、手紙(ハガキ)を送る頻度はどのくらいか聞いてみました。

「あまり送らない」という回答が24.2%、「まったく送らない」が64%と、合計で約9割を占めており、日常的な連絡手段がデジタルツールに完全に置き換わった現状が明確です。
一方で、「よく送る」2.1%、「たまに送る」9.7%の約12%の方々は、アナログな手段の価値を認識し、意識的に活用しています。
次に、それぞれの回答理由を聞いてみました。
「よく送る(月1回以上)」回答理由
・懸賞品を狙っているから。(30代・女性)
・文通を趣味でしている。(30代・女性)
・親に送る。(30代・男性)
・文通をしている友人がいます。(40代・女性)
・LINEでは済ませられない大切な顧客様への接遇です。(50代・男性)
「たまに送る(年に数回程度)」回答理由
・手書きの方が気持ちが伝わるから。(30代・女性)
・知り合いに書くことがあるから。(40代・女性)
・礼状として送ることがある。(50代・男性)
・長年、はがきで暑中見舞いを送る相手がいるから。また、学生時代の恩師に年1回程度手紙を書くから。(60代・男性)
「あまり送らない」回答理由
・書く相手がいないから。(20代・女性)
・書く用事が発生しないため。(30代・男性)
・メールやLINEが主流になっているから。(50代・女性)
・送る相手がほとんどいない。(60代・男性)
「まったく送らない」回答理由
・スマホで済むから。(30代・女性)
・高くて郵便を利用する気にならない。(40代・男性)
高頻度で送る方は、趣味や仕事上の接遇といった積極的な目的を持っています。
一方、「たまに送る」方々は、礼状や季節の挨拶など、手書きによる「気持ちの伝達力」を重視しています。
ほとんど送らない層は、デジタルツールの利便性や送る相手の不在が理由だと分かりました。
次に、手紙(ハガキ)を送る用途は何か聞いてみました。

最も多かったのは「年賀状や季節の挨拶」で72.6%でした。文化的・儀礼的な挨拶の手段として保たれているようです。
また、「お礼状やお詫び」が31.1%、「誕生日や記念日のお祝い」が27.4%と上位にランクインしています。
■35.8%が、メールやSNSと比べて、手紙やハガキの方が「気持ちが伝わる」と「とても思う」
続いてメールやSNSと比べて、手紙やハガキの方が「気持ちが伝わる」と思うか聞いてみました。

「とても思う」35.8%、「やや思う」50.0%の合計85.8%に達しました。
ほとんどの方が、手書きのメッセージに感情や温かみを伝える力があると感じています。
手書きの手紙は、その希少性と手間から、受け取り手に強いポジティブな感情をもたらす価値あるコミュニケーション手段だと言えます。
気持ちが伝わると思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「とても思う」回答理由
・自分がもらって嬉しかったから。(30代・女性)
・絵や文字、色など相手の事が伝わるものが多いです。(40代・女性)
・感情が入るから。(50代・男性)
・手書きの文字は温かみがあります。(50代・女性)
・手間をかけて伝えることには気持ちがのります。(60代・男性)
「やや思う」回答理由
・人柄が文字に出る。(30代・女性)
・手間や時間がかかる分、特別感があると感じるから。(30代・男性)
・手書きだと気持ちが分かる。(40代・男性)
・直筆に愛あり。(40代・女性)
・機械的なことばとは違う、人が手書きした気持ちが伝わるから。(60代・男性)
「気持ちが伝わる」と回答した層の多くが、手書きの温かみや手間をかける行為に価値を見出しています。
とくに「とても思う」層は、「感情が文字に宿る」ことを強調しています。
■2人に1人が、手紙やハガキをもらって嬉しかった経験が「ある」
次に、手紙やハガキをもらって嬉しかった経験があるか聞いてみました。

「嬉しかった経験がある」と回答した方は49.7%と、約半数でした。
手紙の交換頻度が低い現代において、手書きのメッセージが非日常的な特別感を生み出しているようです。
次に、もらってうれしかった手紙やハガキはどのような内容だったか聞いてみました。
もらって嬉しかった手紙やハガキはどのような内容?
・自分が前の会社で鬱病になり仕事も辞め、引きこもっている時に励ますでもなく、ただ私のことを気遣ってくれてる手紙。(30代・女性)
・書かなさそうな夫から、付き合って始めて誕生日に手紙をもらいました。プロポーズの時、出産して里帰り中、誕生日、今でもよく手紙を書いてくれます。(30代・女性)
・ニューヨークに住んでいたイタリア人からの英語での手紙で、「こんなに長く手紙のやりとりをしているのはあなただけよ」って書いてあった。(40代・女性)
・長年の音信不通の友人からエアメールが届いたことがありました。嬉しかったし、友人が海外生活していることに驚きでした。(50代・女性)
・病気で就職を辞退して療養していた時、元クラスメイトから励ましの手紙をもらった時はとても嬉しかった。(60代・男性)
・親を亡くした時に、目上の方から心温まる文面を長文で頂いた。(60代・女性)
印象に残った手紙は、人生の節目や困難な状況で届いたものが大半でした。
とくに「鬱病で引きこもっていた時」や「親を亡くした時」など、精神的に弱っている状況での励ましや気遣いのメッセージが、デジタルにはない温かさとして深く記憶されています。
また、「書かなさそうな夫から」「音信不通の友人から」といった、予想外の差出人からの便りも、強いサプライズと喜びを与えているようです。
■まとめ
今回は、手紙やハガキを贈ることに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
メールやSNSが主流で送る方が約9割と少ない中、手紙の価値は「気持ちを伝える手段」として高く評価されています。
「気持ちが伝わる」と回答した方は85.8%に上り、手書きの便りは儀礼的な挨拶だけでなく、人生の節目や困難な状況でデジタルには代替できない深い感動を与えています。
また、2人に1人が「手紙やハガキをもらって嬉しかった経験がある」と回答しており、長年連絡を取っていない相手などに手紙やハガキを送ってみるのも良いかもしれません。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと圧着DMネットによる調査」である旨の記載
・圧着DMネット(https://acchaku-dm.net/)へのリンク設置
【圧着DMネットについて】
社名:株式会社メイセイプリント
代表取締役:渡辺 達也
所在地:愛知県北名古屋市鍜治ケ一色西二丁目141番地
Tel:03-5967-1126
事業内容:各種圧着はがきの印刷加工、宛名印刷、発送代行
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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