【第8回ブックハウスカフェ大賞 読み物部門金賞 受賞】『うさぎになった日』(文・村中 李衣 / 絵・しらと あきこ)
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子どもの本専門店ブックハウスカフェ(東京都千代田区)のスタッフによって選考される「ブックハウスカフェ大賞」の読み物部門金賞に、世界文化社刊・『うさぎになった日』(文・村中 李衣 / 絵・しらと あきこ)が選ばれました。ありがとうございます!
第8回ブックハウスカフェ大賞 URLhttps://bookhousecafe.jp/news/content/1321
2025年3月上旬より、ブックハウスカフェ店頭で受賞作品フェアを開催予定。サイン本も多数並びますので、この機会にぜひ足をお運びください。
◆ 詩情豊かな文章と、美しく柔らかなうさぎの絵
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「うさぎ、うさぎ
よわいからって、つよくないわけじゃない
よわいからこそつよい、ってことだってある
だれでも、心の中に、うさぎがいる」
本書には、4つの小さなお話と3つの詩が収録され、自分の気持ちをうまく言葉にできない少女や、過ちをおかしてしまった少年など、葛藤を抱えた子どもや大人たちが登場します。人の内面にある弱さや脆さ、そして一歩踏み出す強さを、リリカルな文章と美しく柔らかなうさぎの絵で紡ぎます。子どもはもちろん、大人の方も小さな頃の自分と重ねて、楽しんでいただける、宝物のような一冊です。
◆ ご好評の声、続々!
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●全国にいるたくさんのはずかしがりやさんへ届けたい、勇気が出る物語です。ページをめくると、優しさの込められた絵が心の中にどこまでも広がっていきます。マリアブルーのような慈愛に満ちた青に泣きそうになりました。(うさぎやTSUTAYA矢板店 山田恵理子さん)
●弱くても、いや、弱いから強いうさぎ。それはちゃんと、みんなの心の中に控えているんだね。子供の心を優しく、また細やかに描き出す村中李衣先生。その心に控えるうさぎを見事に描いたしらとあきこ先生。素晴らしいコンビによる作品でした。(教育関係者)
●『うさぎになった日』を読んでいたら、子どもの頃に物語を読んでいた時の気持ちを思い出しました。まるで私もうさぎになったような気がする。子どもの心に寄り添った物語に思わず涙が出てくる。心にポッとあたたかいものが灯った。(書店関係者)
●メインの短編4編の間に掌編も入り、物語とイラストとのバランスも良かった。うっとりするほど幻想的なイラストが物語を照らし、ただただすべてに魅力された。(書店関係者)
◆ 目次
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うさぎになった日/ノック/うさぎのおかあさん/昼を越え、夜を越え/スローダンス/てのひらのさがしもの/自転車にのって
◆ 原画展開催が決定!
『うさぎになった日』の原画展が、ムッチーズカフェ(東京都杉並区)で開催されます。サイン入り書籍やしらとあきこさんのオリジナルミニ原画、グッズも販売予定です。
●開催日程:2025年6月6日(金)~ 6月24日(火)
●営業時間:11時~19時(24日は17時まで)
●定休日:毎週水・木曜日
●住所:〒167-0042 杉並区西荻北5-22-6
●アクセス
[徒歩の場合]
JR中央線・総武線「西荻窪駅」から徒歩13分
[バスの場合]
・「西荻窪駅」北口から関東バス「桃井4丁目」下車徒歩3分(乗車時間約5分)
・「吉祥寺駅」北口から関東バス3番のりば「善福寺郵便局前」下車徒歩1分(乗車時間約13分)
◆ プロフィール
文/村中李衣
1958年、山口県生まれ。児童文学者。『おねいちゃん』(理論社)で野間児童文芸賞、『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『あららのはたけ』で坪田譲治文学賞、『こくん』(童心社)でJBBY賞を受賞。読み物に『かあさんのしっぽっぽ』(BL出版)、絵本に『いちごハウスのおくりもの』(世界文化社)などがある。また、編著書に『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』(かもがわ出版)があり、長年各所で絵本の読みあいを精力的に続けている。2024年度、第45回巖谷小波文芸賞を受賞。
絵/しらとあきこ
1970年、東京都生まれ。イラストレーター。4年間の金融企業勤務を経た後、うさぎと暮らしはじめ、その魅力を伝えたいと絵の仕事を志す。うさぎ専門誌の表紙や挿し絵、小動物食品のパッケージや動物病院の看板イラストなど、うさぎの絵を中心に幅広く活動。本書で初めて児童書を手がける。
◆ 刊行概要
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『うさぎになった日』
■発売日:2024年3月13日(水)
■定価:1,650円(税込)
■文:村中李衣
■絵:しらとあきこ
■発行:株式会社世界文化社
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