『アイビーをつくった男~石津謙介の知られざる功績』(花房孝典・著)を発刊。日本のアイビー文化を創造したレジェンドの軌跡、復刊!
インプレスグループで鉄道・旅・自然メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都港区、代表取締役社長:唐島夏生)は、2018年1月19日に『アイビーをつくった男~石津謙介の知られざる功績』を刊行します。
社会現象として語られる「石津謙介」と「VAN」。本書は戦後の日本を不死鳥のように駈け抜けた石津の真の姿を伝える渾身の評伝で、ともに時代を駆けぬけた筆者でしか書けない石津謙介読本です。
低迷している文化状況のなかで、人間・石津謙介から何を学ぶべきなのか──。その突破口となる答えが本書にあります。本書では、石津氏は筆者の言葉を借りて、若かりし日の夢を語り、老熟した文化論を展開します。そのビジョンは今なお色あせず、未来を予見する力を秘めています。石津謙介の思想は今も生き続けているのです。
<目次>
GRAPH 忘年の友 石津謙介の思い出
第一章 忘年の友―ごく私的な、そして少々長めのプロローグ
戦後文化の、一つの時代の終焉
書かなければならないという使命
私のVAN初体験
『メンズ・クラブ』をむさぼり読む日々
戦後ファッション史における〝アイビー〟登場の波紋
アイビー批判のさなかに、私は……
石津への思いが募る学生時代
間違いなく、私たちのバイブルだった
世界一周〝アイビー〟巡礼の旅
大阪での丁稚修行
やはり、石津謙介と仕事がしたい……
本格的に雑誌の世界へ
『ホットドック・プレス』創刊
石津謙介と一三年ぶりの再会
石津謙介との仕事、はじまる
やはり石津謙介は不死鳥だった
石津謙介完全復活、そして刊行ラッシュ―第三次アイビーブーム
新生VAN
忘年の友として
晩年の石津と、私
第二章 石津謙介を知るための三つの考察
考察その一 総括「アイビー」とは何だったのか?
「アイビー」の歴史
石津、アイヴィに出合う
歩く広告塔という奇策
時代を見抜く先見力―「アイビー・スーツ」の誕生
「私は流行をつくらない」理由―VAN学校構想
流通の破壊者
『メンズ・クラブ』という教科書
教条主義化という病い
第三次アイビーブームの到来―アメリカの伝統回帰の影響
男と女のファッション観の相違―第三次ブーム終焉の真相
歴史は繰り返されるのか……
付記 ハーヴァードの蔦談義
考察その二 ボタンダウンがやってきた
「省エネ・ルック」と「クールビズ」、そしてボタンダウン
アメリカの伝統コンプレックス
ボタンダウンの誕生
ボタンダウンの系譜
ボタンダウン、いよいよ全米へ
石津謙介日本導入説の真相
VAN製ボタンダウンの源流を追う
不良のユニフォームは、教育界、ついに政界へ
やはり、歴史は繰り返されるのか?
考察その三 二粒の種
カストリ雑誌と赤いロゴ
誌刊行への執念
雑誌にみる、戦前の日本ファッション史
日本初の本格派ファッション誌〝メン・クラ〟誕生の衝撃
男性ファッション誌の確立
〝イラストレーター〟の創出
ファッションの日常化―『平凡パンチ』とアイビー
社会を巻き込んだ「アイビー」の渦
『メンズ・クラブ』と〝ちょい不良オヤジ〟の点と線
ファッション業の社会的地位の向上
石津チルドレンのデザイナーたち―たとえば、イッセイ・ミヤケ
第三章 再考 石津謙介とは何だったのか?
デザイナー・石津謙介
ユニフォーム・デザインの世界
企業家兼ファッション評論家というジレンマ
不吉な予感
もし石津が存在しなかったら……
第四章 石津謙介、かく語りき……
パートI あんなこと、こんなこと―思い出すままに
ファッションの豆知識
靴と服は軽いのが一番
帽子は目立っちゃいけない
結婚式とお葬式
大福帳と艶
パートⅡ 石津謙介「食」談義
寿司、そして四谷「纏」
上海蟹、そして中華料理
故郷の味、岡山の味
終章 少し悲しく、そして、少し短めのエピローグ
石津夫妻との別れ
石津謙介の軌跡
あとがきにかえて
2018年1月19日発売
定価1500円+税
四六判 272頁
全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
http://amzn.asia/gThH4CD
●筆者プロフィール
花房孝典(ハナフサ・タカノリ)
作家・評論家。1946年、名古屋生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。雑誌『ホットドッグプレス』の創刊メンバーで同誌名の案出者。著書に『柳』『コリア・ビギナーズ・ブック』『銀座の歩き方』などがある。音楽や雑誌文化にも造詣が深く、関連寄稿も多数。
【株式会社天夢人】http://temjin-g.com/
2007年設立。現在『旅と鉄道』(発売:山と溪谷社)と『SINRA』(発売:新潮社)の2誌を発行しています。歴史や民俗、鉄道や文化遺産、食文化や音楽などを見聞し、伝える雑誌や書籍を発行・編集し、豊かな人生をおくるための生活情報を発信していきます。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2017年4月1日に創設25周年を迎えました。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社天夢人 担当:野口芳江(編集部) Tel: 03-6413-8755
E-mail= noguchi@temjin-g.com
URL= http://temjin-g.com
本書は2007年に三五館から発行された『アイビーは、永遠に終わらない~石津謙介の知られざる功績』のリメイク、復刊本です。現在は絶版となっていますが、今なおアイビー、ヴァン・ヂャケットの人気は衰えず、石津が残した功績は、日本ファッション界のみならず広く影響を与えてきました。
社会現象として語られる「石津謙介」と「VAN」。本書は戦後の日本を不死鳥のように駈け抜けた石津の真の姿を伝える渾身の評伝で、ともに時代を駆けぬけた筆者でしか書けない石津謙介読本です。
低迷している文化状況のなかで、人間・石津謙介から何を学ぶべきなのか──。その突破口となる答えが本書にあります。本書では、石津氏は筆者の言葉を借りて、若かりし日の夢を語り、老熟した文化論を展開します。そのビジョンは今なお色あせず、未来を予見する力を秘めています。石津謙介の思想は今も生き続けているのです。
<目次>
GRAPH 忘年の友 石津謙介の思い出
第一章 忘年の友―ごく私的な、そして少々長めのプロローグ
戦後文化の、一つの時代の終焉
書かなければならないという使命
私のVAN初体験
『メンズ・クラブ』をむさぼり読む日々
戦後ファッション史における〝アイビー〟登場の波紋
アイビー批判のさなかに、私は……
石津への思いが募る学生時代
間違いなく、私たちのバイブルだった
世界一周〝アイビー〟巡礼の旅
大阪での丁稚修行
やはり、石津謙介と仕事がしたい……
本格的に雑誌の世界へ
『ホットドック・プレス』創刊
石津謙介と一三年ぶりの再会
石津謙介との仕事、はじまる
やはり石津謙介は不死鳥だった
石津謙介完全復活、そして刊行ラッシュ―第三次アイビーブーム
新生VAN
忘年の友として
晩年の石津と、私
第二章 石津謙介を知るための三つの考察
考察その一 総括「アイビー」とは何だったのか?
「アイビー」の歴史
石津、アイヴィに出合う
歩く広告塔という奇策
時代を見抜く先見力―「アイビー・スーツ」の誕生
「私は流行をつくらない」理由―VAN学校構想
流通の破壊者
『メンズ・クラブ』という教科書
教条主義化という病い
第三次アイビーブームの到来―アメリカの伝統回帰の影響
男と女のファッション観の相違―第三次ブーム終焉の真相
歴史は繰り返されるのか……
付記 ハーヴァードの蔦談義
考察その二 ボタンダウンがやってきた
「省エネ・ルック」と「クールビズ」、そしてボタンダウン
アメリカの伝統コンプレックス
ボタンダウンの誕生
ボタンダウンの系譜
ボタンダウン、いよいよ全米へ
石津謙介日本導入説の真相
VAN製ボタンダウンの源流を追う
不良のユニフォームは、教育界、ついに政界へ
やはり、歴史は繰り返されるのか?
考察その三 二粒の種
カストリ雑誌と赤いロゴ
誌刊行への執念
雑誌にみる、戦前の日本ファッション史
日本初の本格派ファッション誌〝メン・クラ〟誕生の衝撃
男性ファッション誌の確立
〝イラストレーター〟の創出
ファッションの日常化―『平凡パンチ』とアイビー
社会を巻き込んだ「アイビー」の渦
『メンズ・クラブ』と〝ちょい不良オヤジ〟の点と線
ファッション業の社会的地位の向上
石津チルドレンのデザイナーたち―たとえば、イッセイ・ミヤケ
第三章 再考 石津謙介とは何だったのか?
デザイナー・石津謙介
ユニフォーム・デザインの世界
企業家兼ファッション評論家というジレンマ
不吉な予感
もし石津が存在しなかったら……
第四章 石津謙介、かく語りき……
パートI あんなこと、こんなこと―思い出すままに
ファッションの豆知識
靴と服は軽いのが一番
帽子は目立っちゃいけない
結婚式とお葬式
大福帳と艶
パートⅡ 石津謙介「食」談義
寿司、そして四谷「纏」
上海蟹、そして中華料理
故郷の味、岡山の味
終章 少し悲しく、そして、少し短めのエピローグ
石津夫妻との別れ
石津謙介の軌跡
あとがきにかえて
2018年1月19日発売
定価1500円+税
四六判 272頁
全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
http://amzn.asia/gThH4CD
●筆者プロフィール
花房孝典(ハナフサ・タカノリ)
作家・評論家。1946年、名古屋生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。雑誌『ホットドッグプレス』の創刊メンバーで同誌名の案出者。著書に『柳』『コリア・ビギナーズ・ブック』『銀座の歩き方』などがある。音楽や雑誌文化にも造詣が深く、関連寄稿も多数。
【株式会社天夢人】http://temjin-g.com/
2007年設立。現在『旅と鉄道』(発売:山と溪谷社)と『SINRA』(発売:新潮社)の2誌を発行しています。歴史や民俗、鉄道や文化遺産、食文化や音楽などを見聞し、伝える雑誌や書籍を発行・編集し、豊かな人生をおくるための生活情報を発信していきます。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2017年4月1日に創設25周年を迎えました。
以上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社天夢人 担当:野口芳江(編集部) Tel: 03-6413-8755
E-mail= noguchi@temjin-g.com
URL= http://temjin-g.com
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