不動産売却、依頼先の変更はアリ? 売却経験者の約4割が「変えた/検討した」その理由とは
株式会社NEXER・不動産売却時の依頼先変更に関する調査

■不動産売却で売れなかったらどのような手を打つ?
「家を売る」という人生の一大イベントは、思い通りに進まないこともあります。
とくに、不動産がなかなか売却できない状況が続くと「依頼している不動産会社は適切か?」という疑問が浮かび、依頼先を変更してみようかと考えることがあるかもしれません。
ということで今回はタクシエ(TAQSIE)と共同で、事前調査で「不動産を売却した経験がある」と回答した全国の男女170名を対象に「不動産売却時の依頼先変更」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとタクシエ(TAQSIE)による調査」である旨の記載
・タクシエ(TAQSIE)(https://www.mecyes.co.jp/taqsie/)へのリンク設置
「不動産売却時の依頼先変更に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月3日 ~ 10月13日
調査対象者:事前調査で「不動産を売却した経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:170サンプル
質問内容:
質問1:不動産の売却時、なかなか売れずに依頼先を変更したことはありますか?もしくは変更を検討したことはありますか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:依頼先を変更した後、不動産は売れましたか?
質問4:売却価格や売却方法は変更しましたか?
質問5:変更前に売れなかった原因はどのようなことだと思いますか?
質問6:変更後に売れた理由はどのようなことだと思いますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■10.6%が、不動産の売却時、なかなか売れずに依頼先を「変更したことがある」
まずは不動産の売却時、なかなか売れずに依頼先を変更したこと、もしくは変更を検討したことはあるか聞いてみました。

売却経験者の約4割が依頼先の変更を経験または検討しており、売却が長期化すると、多くの売主が「会社や担当者に問題があるのではないか」と疑念を抱くことが分かります。
約4割という結果は、売却がうまくいかない時に売主が能動的に解決策を模索する意識が高い現状を示しています。
「変更したことがある」回答理由
・不動産屋にすすめられた。(30代・男性)
・対応が良くなかった。(40代・女性)
・一つ目の業者では、内覧に来ても売却につなげてくれず半年以上経ったから。(40代・女性)
・値段が安いのと、反応が遅い。(50代・女性)
・なかなか物件が売れず担当者からの連絡も少ないから。(70代・男性)
「検討したが変更はしなかった」回答理由
・いちから信頼関係を構築するなど物理的理由によるものと、親身になってくれていた事実を考えると変更できなかった。(40代・男性)
・またいちから業者さんを探すのが面倒でした。(40代・女性)
・そのうちなんとなく売れたから。(50代・男性)
・面倒だったので、待とうと思いました。(60代・男性)
「変更したことがない」回答理由
・予定内で売れた。(30代・男性)
・すぐに売れたから。(40代・女性)
・担当者を信頼していたから。(40代・男性)
・知り合いの業者に依頼したから。(50代・男性)
・人気のエリアだったので、すぐ買い手がついたから。(60代・男性)
依頼先を「変更した」主な理由は、担当者の「対応の悪さ」「営業力の不足」など業者側にあり、とくに物件が長期滞留した際に不満が深刻化しています。
一方、「変更しなかった」理由では、「業者探しが面倒」「親身な対応」への信頼が勝りました。
変更を「しなかった」層は、「予定内で売れた」「人気のエリアだった」など、そもそも売却がスムーズに進んだケースが多く、業者への満足度が高かったことが分かります。
■44.4%が、依頼先を変更した後、不動産は「数か月で売れた」
次に依頼先を変更した後、不動産は売れたかを聞いてみました。

依頼先を変更した方の約9割が半年以内に売却に成功しており、特に数か月で売れたという回答が最多でした。
依頼先の変更は、停滞した売却状況を打開する有効な手段となりえます。
業者を変えると新たな販売戦略や客層へのアプローチが可能になり、売却成功につながったようです。
■44.4%が、依頼先を変更した後に「売却価格を下げた」
続いて、売却価格や売却方法についてどのような変更をしたのかを聞いてみました。

依頼先変更時の具体的な手立ては、売却価格を下げたという回答が最も多く、次いで仲介から買取に切り替えたという回答が続きました。
価格調整が最も直接的な手段ですが、業者変更と同時に買取という方法自体を変えることで、早期売却を目指した売主が多いことが分かります。
次に、変更前に売れなかった原因は何だと思うかを聞いてみました。
変更前に売れなかった原因は何だと思う?
・値段を上げすぎた。(30代・男性)
・営業マンの力不足。(40代・女性)
・情報不足。(40代・男性)
・対応の問題。(40代・女性)
・建て替えできない。(50代・女性)
・仲介業者に能力がなかった。(60代・男性)
・不動産会社の担当者が積極的な対応をしなかった。(70代・男性)
売却が停滞した主な原因は、不動産会社側の営業力や対応の問題に集中しています。
とくに「営業マンの力不足」「仲介業者に能力がない」「積極的な対応がない」など、担当者のスキルや意欲の欠如を指摘する声が目立ちました。
一方で、「値段を上げすぎた」「建て替えできない」など物件自体の条件や価格設定が売れなかった要因となるケースも見られます。売主と業者の双方に原因があったようです。
続いて、変更後に売れた理由は何だと思うか聞いてみました。
変更後に売れた理由は何だと思う?
・値段を下げた。(30代・男性)
・営業マンの熱意や経験値。(40代・女性)
・大手の会社の営業能力が高かった。(60代・男性)
・担当者の積極的で丁寧な対応、仕事に対する意識の高い方だった。(70代・男性)
・物件の近くの不動産だった。(80代・男性)
依頼先変更後に売却が成功した最大の要因は、新しい業者・担当者の質のようです。
「営業マンの熱意や経験値」「大手の営業能力」「積極的で丁寧な対応」など、プロフェッショナルな販売姿勢が状況を打開しました。
また、30代男性の「値段を下げた」という価格の見直しに加え、80代男性の「物件近くの不動産」など、専門性や地域に特化した業者への切り替えが上手くいったケースも多く、販売チャネルや戦略の変更が有効であることが分かります。
■まとめ
今回は、不動産売却時の依頼先変更に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
不動産売却経験者の約4割が依頼先変更を経験または検討しており、売却停滞時に業者変更が重要な選択肢となっています。
変更に至る理由は、「担当者の営業力不足」や「対応の悪さ」といった業者側の問題に集中していました。
しかし、依頼先を変更した約9割が最終的に売却に成功しており、新しい担当者の能力や価格の見直し、または買取やリフォーム業者など販売戦略の変更が、状況打開の鍵となっていることが分かります。
不動産売却をしたい、売却中だけど上手くいかないので依頼先を変更しようか考えている方は、不動産売却に特化した精鋭が揃う業者に相談してみてはいかがでしょうか。
タクシエ(TAQSIE)
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとタクシエ(TAQSIE)による調査」である旨の記載
・タクシエ(TAQSIE)(https://www.mecyes.co.jp/taqsie/)へのリンク設置
【タクシエ(TAQSIE)について】
運営会社:三菱地所リアルエステートサービス株式会社
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ11階
Tel:03-3510-8011
URL:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/
運営メディア:不動産売却マスター
概要: 不動産売却マスターは、マンション、戸建て、土地、相続などの不動産売却に関する情報を提供する、三菱地所リアルエステートサービス株式会社運営のウェブメディアです。
URL:https://www.mecyes.co.jp/taqsie/master/
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像