“立ちっぱなし”問題の解決を目指す「座ってイイッスPROJECT」、アルバイト中に座れる「マイナビバイトチェア」約100社で導入決定!導入企業の従業員約7割が「今後も座って働きたい」と回答!
今後はステッカーなどプロジェクト周知のためのツールも拡充し、“座って働くことが当たり前”になる環境を目指す〜本プロジェクトに続く「バイトをちょっと楽しくするアイデア」を募集するSNSキャンペーン実施〜
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営するアルバイト情報サイト『マイナビバイト』(https://baito.mynavi.jp)は、アルバイト中の“立ちっぱなし”問題の解決を目指す「座ってイイッスPROJECT」を2024年3月より開始し、独自に開発したスタッフ専用イス「マイナビバイトチェア」の試験導入を4月末まで実店舗で行いました。5月末からは本格導入の案内を開始し、7月23日時点で約40社にイスを発送し、9月を目途に約100社の導入を予定しています。そして新たに本プロジェクトに関する店頭設置用のステッカーとチラシを制作し、「マイナビバイトチェア」導入企業に配布しました。来店したお客様に対してもプロジェクトを周知することで、座って働くことが当たり前になる環境づくりを目指します。
今回は、本プロジェクト始動から約1カ月が経過した5月に、試験導入店舗で働く従業員85名を対象に行った、「座って働くこと」への心理的・身体的効果に関するアンケート結果と、プロジェクト特設サイトに一般の方から寄せられた職場と労働環境に関するご意見をあわせて発表します。
また、アルバイト中の“立ちっぱなし”問題以外にも働きやすい労働環境の実現を目指し、「バイトをちょっと楽しくするアイデア」を募集する「座ってイイッス」キャンペーンも7月19日(金)より開始しました。
【試験導入の結果】
■試験導入で、7割以上の従業員が「今後も座って働きたい」と回答。一方、環境改善などの課題も
試験導入店舗で働く従業員を対象に行ったアンケート※1では、7割以上が「今後も座って働きたい」と回答しました。また、座って働いてみた感想として「足や腰の負担が減った」「気分的にも楽になる」など身体的・心理的負担の軽減につながったという声や「落ち着いてお客様を見ることができた」など接客サービスの向上にもつながったという声、さらには「従業員に対して気遣える会社と思えた」「お客様からも『いいね』と言っていただいた」などの声も寄せられました。
一方で、「お客様の視線が気になる」「忙しい時は邪魔になる時がある」といった新たな課題も明らかになりました。
※1 導入企業6社とその従業員85名を対象に行った「座って働くこと」に関するアンケート結果(プレスリリース下部に詳細を記載)
■導入企業から「職場環境の改善の一助に」と好評
本プロジェクト発足後、「マイナビバイトチェア」を新規で購入、6月から一部店舗にてご利用開始いただいている株式会社ダイエーのご担当者様からコメントをいただきました。
株式会社ダイエー ご担当者様コメント
職場環境改善の検討を行う中、マイナビさまの取り組みを知り、導入しました。
設置後、お客さまからは「椅子に座れるようになって良かったですね」などのお声をいただいております。従業員からは「脚の疲労感が減った」「座ることに慣れるまでに時間が必要」などの感想があり、継続的な取り組みが必要であると認識しています。
現在、関東4店舗にて実施しており、7月には近畿エリアの3店舗へ導入を予定しています。今後も従業員やお客さまの声を踏まえながら導入を検討してまいります。
弊社では、ダイバーシティ&インクルージョンの実現を目指し、2024年4月に身だしなみ基準の変更を行いました。
“快適な職場でお客さまにもっと笑顔の接客を“をモットーに、今後も従業員がいきいきと働くことができる環境づくりを目指してまいります。
■特設サイトで行った一般の方対象のアンケートでも9割以上が「座って働きたい」と回答
プロジェクト特設サイトのご意見ボックスから寄せられた意見※2でも9割以上が「座って働きたい」と回答。具体的には、「自身が従業員として立ちっぱなし問題に直面した経験からお客様の立場であっても座って接客されることに抵抗はない」「座っていることによって気持ちの余裕が出て素敵な接客をしてもらえたら嬉しい」など、従業員が椅子に座って働くことに対して肯定的な意見が集まりました。また、小売業のレジ以外にも、ホテルのフロント・工場での製造ライン・厨房など、幅広い場面で「マイナビバイトチェア」を導入できるのでは、という声も寄せられました。
一方で、「座る事を許可すれば足を組む人がでてくるのでは」、「座り姿勢や接客態度が重要になってくると思うので研修・教育はしっかりすべき」といったご意見もありました。
※2 特設サイトご意見ボックスに寄せられた「職場と労働環境に関する」ご意見(プレスリリース下部に詳細を記載しています)
■プロジェクト発足後、250件以上の問い合わせ
プロジェクト発足後3カ月で、250社以上の問い合わせがあり、試験導入企業を含み導入を予定している企業は約100社と、多くの反響がありました。試験導入では小売店のレジにイスを設置いただきましたが、その後は、製造業・飲食店・警備などの様々な業種・職種においても導入に向けたお問い合わせをいただいており、販売員以外の“立ちっぱなし問題”解決の可能性も見えてきました。
■今後の展望
本プロジェクトおよび、「マイナビバイトチェア」の導入について多くの賛同意見が集まり、座って働けることは働き手にとっては快適なアルバイト環境、雇用主にとっては人材確保や定着のきっかけになる可能性があることが明らかになりました。引き続き『マイナビバイト』では求人メディアである特性を活かし、働き手・雇用主双方にとってよりよい職場環境を整えていくための取り組みを推進してまいります。
【「座ってイイッスPROJECT」実施概要】
本プロジェクトは、多くの従業員にとって隠れた悩みの種になっているアルバイト中の“立ちっぱなし”問題の解決を目指し、座れるアルバイトを増やすことによって、従業員・雇用主双方にとっての快適なアルバイト環境を整備していく取り組みとして2024年3月に開始しました。本プロジェクトの賛同企業に、業務中でも「ちょい掛けして働けるイス」として「マイナビバイトチェア」を導入いただいています。
特設サイト:https://baito.mynavi.jp/contents/chair/
<プロジェクト詳細>
・「マイナビバイトチェア」の製作・賛同企業への一部無償提供&販売
・品 名:マイナビバイトチェア
・価格:18,000円(税抜)+送料
・品 番:MBC-01
・色:オレンジ・ブラック
・質 量:4.2kg
・サイズ:幅40×奥行30×高さ60/65/70/75cm [高さ4段階調節]
・構造部材:スチール(フレーム・底板) ビニールレザー(座上張り)
・表面処理:粉体塗装(フレーム・底板) クロムメッキ(フレーム伸縮部)
・本プロジェクトに賛同している「座って働ける求人」の紹介ページ開設
「服装自由」などと同様に「座って働ける」という観点でアルバイトを探すことができる求人紹介ページを開設いたしました。
「マイナビバイトチェア」を導入している企業だけではなく、「座って働ける」環境を整えている企業も掲載予定です。
座って働ける求人紹介ページ:https://baito.mynavi.jp/kw/座ってイイッス/
※イス設置店舗数と求人募集中の店舗数については乖離がございます。
・本プロジェクトに関する店頭設置用チラシ・ステッカーの配布
従業員アンケートの結果、「お客様の視線が気になる」という意見もあったことから、プロジェクトの理解を促進するため、店頭設置用のチラシとステッカーを制作いたしました。
プロジェクトの周知をすることで、従業員が不安に思うことなく「座って働く」選択ができる環境づくりに取り組んでまいります。
・「座ってイイッスPROJECT」特設サイトにご意見ボックスを設置
「座ってイイッスPROJECT」特設サイトでは、今後のプロジェクトに活かすために、定常的に働き方に関する様々なご意見を募集しております。お客様としての視点や、実際にアルバイトスタッフとして働いている視点など、さまざまな視点からアルバイト中の“立ちっぱなし”問題以外にも、「この当たり前は変えてもいいのでは?」と感じられていることも募集しています。
ご意見ボックス:https://bit.ly/3S1H9pf
・「バイトをちょっと楽しくするアイデア」を募集する「座ってイイッス」キャンペーンを開催
【概要】
従業員・雇用主双方にとっての快適なアルバイト環境を整備していく取り組みとして、本プロジェクトに続く「バイトをちょっと楽しくするアイデア」をX(旧Twitter)で募集する「座ってイイッス」キャンペーンを実施します。応募者の中から合計103名様にAmazonギフトカードが当たります。集まったアイデアは多くの人が働きやすい社会になるよう、今後のプロジェクトに活かしてまいります。
【応募期間】
2024年7月19日(金)~8月18日(日)23:59まで
【応募方法】
① フォロー&リポスト
② 「バイトをちょっと楽しくするアイデア」の投稿
Xアカウント:@mynavibaito
【賞品】
① Amazonギフトカード(1,000円分×100名様)
② Amazonギフトカード(10万円分×3名様)
<マイナビバイトについて>
対象エリア:全国
概要:『マイナビバイト』は全国のアルバイト求人情報を掲載するアルバイト情報サイト。
マイナビは、「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」をパーパスとし、人々や社会の未来をサポートするための事業を展開しています。マイナビバイトでは「バイトは、未来の第一歩」をメインコピーとし就業体験のタッチポイントであるアルバイトが、働き手の仕事に対するポジティブな意識改革・職場環境改善のきっかけとなれるようサポートをしてまいります。
<「座って働くこと」に関するアンケート結果>
「マイナビバイトチェア」の試験導入企業6社の従業員を対象に「座って働くこと」への身体的・心理的効果に関するアンケートを行いました。
回答数:85名
調査期間:2024年4月26日~5月31日
■TOPICS
・72%の人が「今後も座って働きたい」と回答【図1】
・「足が疲れない」「腰の負担が減った」「座面が前傾斜となっておりスッと立てる」、などが肯定的な意見があがった
・課題として、「狭いレジ内では場所をとってしまい座らない時に邪魔になってしまう」「まだ認知されていないためお客様からどう思われているか気になる」という声もあがった
【図1】
■その他、寄せられたコメント(一部抜粋)
肯定的なコメント
・身体が立っている時より疲れない。圧倒的に楽です。
・座って働くのではなく、お客さんがいらっしゃらない時によく使用している。椅子があって、苦労感が大分減少した。
・シニアの方々は喜んでいる印象。気持ちにゆとりが出来る分、笑顔で接客は出来るかなとは思う。
・椅子に角度がついているからスッと立てる、座っていてもお客様を見渡せる。
・腰痛時には毎回レジを抜けてしまっていたが今では座りながらでも打てるので楽です。
・生理時で体がだるかったりしんどい時でも、座ることでそういったつらい痛みなども緩和されていると感じた。
・お客様からリクエストが出るかと思いましたが全然なくてよかったです。
・足が痛くなくなり、座りながらも会計作業が進められるので、レジの雰囲気がよくなる。また、スタッフに関心を抱いているお店と良い印象を顧客に与えられている感じがする。
今後の課題
・狭いレジ内では少し場所を取ってしまう。まだあまり認知されてないこともあり、お客様からどう思われているかが気になって、椅子に座りながら業務しづらい。
・口では言わないけど、なんで座ってるの?という感じで見られたことがあった。
・場所によって邪魔になる。二人体制になるとき等。
<特設サイトで行った「職場と労働環境に関する」アンケート結果>
「座ってイイッスPROJECT」特設サイトにて、サイトを訪れた一般の方を対象にアンケートを行いました。
回答数:327名
調査期間:2024年3月28日~6月19日
■TOPICS
・96%の人が「座って働きたい」と回答【図2】
・お店に訪問した時、従業員が椅子に座って働いていることに対して「いいと思う」が91%【図3】
・座って働くことに対する肯定的な意見として、「仕事の幅が広がりそう」「自分が働いているお店にも早く導入してほしい」という声が寄せられた
・課題として、「座った状態に合わせた台の高さなど周りの環境も整えておく必要性がある」という意見もあった
【図2】
【図3】
■その他、寄せられたご意見(一部抜粋)
肯定的なご意見
・従業員が無理をせずに働ける環境をつくれる会社や店舗はとてもイメージがいいです!
・座っている所をみられたら安心できます。座れる事で足の疲れを少しでも和らげられているんだなと思います。
・座っていることによって気持ちの余裕が出て、素敵な接客をしてもらえたら嬉しい。
・私は足が悪いので、諦めていた職種にも挑戦出来そうですので是非活動を広めて欲しいです。
・最近は働く高齢者の方が増えてきているので高齢者が働きやすい環境をつくることで景気が良くなるのではないかと思います。
・お仕事の幅が広がりそう。 早く導入してほしいです。
・日本全国で接客業も座れるのが当たり前の世の中になると立ち仕事が辛く選択肢として入れなかった人にも働く場の選択肢が増えるし、今立ち仕事している人にも体力的な余裕や心の余裕が出来ると思います。
今後の課題
・座り姿勢や態度も重要になってくると思うので、そういった研修、教育はしっかりしないとならないとは思う。
・座った状態に合わせた台の高さなど周りの環境も整えておく必要性がある。
・しばらくは古い考えと軋轢があるかもしれないが、根気よく続けていただきたい。
<「マイナビバイトチェア」を試験導入いただいた企業からのご意見>
■肯定的なご意見
・座り心地もよく姿勢がよくなった。
・スタッフに関心を抱いているお店と良い印象を顧客に与えられる。
・接客業は立ち仕事だというイメージ・慣習をアップデートすることができ、スタッフが働きやすい環境をつくることができた。
・世の中の好反応を受け、働く側が働きやすい環境に変化していることも知ることが出来た。
・肉体的・精神的な余裕からくる効率的な店舗運営ができたこと。
■今後の課題
・レジの高さから従業員が見えにくくなり、居ない、と、勘違いされやすい。
・レジ台の高さが合わず、使用できる場所が限定される。
・本プロジェクトが新しい取り組みだったため、周りの目を気にする意見も社内で一部あがった。
・社内での意識改革も同時進行で必要だと感じた。
・椅子の導線を考えた店舗作り。
■現在のプロジェクト賛同企業(一部) ※敬称略、五十音順/一部店舗から順次導入予定
・ガーデン・ガーデン
・株式会社アイテク
・株式会社アオキスーパー
・株式会社大垣書店
・株式会社オークワ
・株式会社杏林堂薬局
・Crust プランニング合同会社(乃が美 はなれ)
・株式会社食彩工房
・株式会社ダイエー
・株式会社ディンプル
・株式会社道南ラルズ
・株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドン・キホーテ)
・株式会社ユーマート
・生活協同組合コープあいち
・生活協同組合コープぎふ
・生活協同組合コープこうべ
・相鉄グランドフレッサ大阪なんば
・ポケットフーズ株式会社
・三井不動産商業マネジメント株式会社(ららぽーとTOKYO-BAY、コレド日本橋)
・ミリオン株式会社
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