【愛猫家の住まい】約3割が「猫ファースト」で家づくり! 間取り・設備でこだわった点と近隣トラブル回避の工夫
株式会社NEXER・愛猫家が考える家のこだわりに関する調査

■愛猫のために間取りや設備でこだわった点はある?
愛猫は大切な家族の一員です。しかし、猫が快適で安全に過ごせる住環境を整えることは簡単ではありません。とくに「脱走防止」「壁や床の傷」「運動不足」といった課題は尽きないでしょう。
ということで今回はペットホームウェブと共同で、事前調査で「現在猫を飼っている」と回答した全国の男女115名を対象に「愛猫家が考える家のこだわり」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとペットホームウェブによる調査」である旨の記載
・ペットホームウェブ(https://www.pethomeweb.com/)へのリンク設置
「愛猫家が考える家のこだわりに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月16日 ~ 10月20日
調査対象者:事前調査で「現在猫を飼っている」と回答した全国の男女
有効回答:115サンプル
質問内容:
質問1:猫との暮らしを考えて、家の間取りや設備などでこだわった点はありますか?
質問2:どのようなことにこだわりましたか?
質問3:賃貸か持ち家かによって、工夫に違いは出ると思いますか?
質問4:その理由を教えてください。
質問5:猫を飼っているうえで、近隣トラブルを控えるために工夫したことはありますか?
質問6:どのような工夫をしましたか?
質問7:猫との暮らしをするにあたって、家について「もっとこうしておけばよかった」と思うことはありますか?
質問8:それはどのようなことですか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■27%が、猫との暮らしを考えて家の間取りや設備などでこだわった点が「ある」
まずは猫との暮らしを考えて、家の間取りや設備などでこだわった点はあるかを聞いてみました。

「こだわった点がある」と回答したのは27%でした。
いったいどのような部分にこだわったのか、くわしく聞いてみました。
どのようなことにこだわった?
・キッチンに侵入出来ないようにゲートを付けられるような作りにしたこと。(30代・女性)
・どこでも通れるように猫用のドアを付けた。(30代・女性)
・キャットタワーで明かり取りの窓に届くようにしました。(40代・女性)
・猫が外を眺められる。外のケージと行き来出来る。(50代・男性)
・猫が垂直移動できる家具配置、キャットウォークの設置など。(60代・男性)
こだわりは、猫の活動スペースの確保と安全対策に関するものが多く見られました。
具体的には、キャットウォークやキャットタワーの設置、猫専用ドアの設置やキッチンへのゲート導入、外との安全な行き来の確保など、猫の自由を保ちつつ、生活空間との区切りを設ける工夫が見られました。
■64.5%が、賃貸か持ち家かによって、工夫に違いは出ると「とても思う」
次に賃貸か持ち家かによって、工夫に違いは出ると思うかを聞いてみました。

64.5%が「とても思う」、32.3%が「やや思う」と回答し、96.8%が賃貸か持ち家かで工夫に違いが出ると感じています。
次に、それぞれの回答理由を具体的に聞いてみました。
「とても思う」回答理由
・賃貸では、建物を改造したり大規模な工事を行ったりすることができないため。(30代・男性)
・持ち家だと、思い切ったリフォームができる。(50代・男性)
・賃貸はあまりにも規制があることですよね。(50代・男性)
「やや思う」回答理由
・こだわりのあるところはすごいから。(20代・女性)
・傷をつけないようにしなければならない。(40代・女性)
・猫の住みやすい環境にしたいから。(50代・男性)
・原状復帰できるようにするのに気を遣う。(50代・女性)
賃貸では「建物を改造したり大規模な工事を行ったりすることができないため」や「賃貸だとできることが限られてしまう」といった理由から、原状回復への配慮が優先されます。
一方持ち家では「持ち家は自由に設計できるため」「思い切ったリフォームができる」ため、猫にとっての理想的な環境を追求できる点がメリットとして多く挙げられました。
■15.7%が猫を飼っているうえで、近隣トラブルを控えるために工夫したことが「ある」
次に猫を飼っているうえで、近隣トラブルを控えるために工夫したことはあるかを聞いてみました。

15.7%の方が「ある」と回答しました。
次に、どのような工夫をしたのかを具体的に聞いてみました。
どのような工夫をした?
・外に出す際は紐をつけて一緒に散歩に出た。(40代・男性)
・庭から外に出ないように柵をしっかり張った。(40代・女性)
・防音シートや飛び出し防止フェンスなどの設置。(40代・男性)
・外に逃げないように玄関を二重構造にした。(50代・男性)
・ベランダから隣の家に行かないよう、進路を板で塞いだ。(60代・男性)
近隣トラブル回避のための工夫は、「脱走・侵入の物理的防止」に集中しています。
具体的には、玄関の二重構造化やベランダの通路塞ぎといった、屋外への物理的なアクセス制限が目立ちます。
また、飼い主の監視下での散歩や、庭へのフェンス設置といった対策も見られ、室内飼育を基本としながらも、外環境への関心を満たす工夫が見受けられます。
■27.8%が、猫との暮らしをするにあたって「もっとこうしておけばよかった」と思うことが「ある」
次に猫との暮らしをするにあたって、家について「もっとこうしておけばよかった」と思うことはあるかを聞いてみました。

「ある」と回答した人は27.8%でした。
次に、こうしておけばよかったことは何なのかをくわしく聞いてみました。
こうしておけばよかったことは?
・もっと広い遊び場を作ってあげればよかったかなと思います。(30代・女性)
・頑丈な家、床暖房。(30代・女性)
・キャットウォークを設置したらよかった。(40代・女性)
・色々な箇所で爪とぎするので、工夫すれば良かったです。(40代・女性)
・壁紙対策をしっかりしておけば良かった。(40代・男性)
・トイレの配置場所を考えたかった。(50代・女性)
・渡り廊下的なものをつけたいけど強度と壁の後ろの補強が少なく取り付けできない。(60代・男性)
「猫の行動欲求を満たすための設備」を用意してあげたい気持ちが読み取れます。
「広い遊び場」や「キャットウォーク」といった立体的な動線の確保への要望が多く、既存の間取りでは不足していたことが後で分かったようです。
また、「壁紙対策」や「爪とぎ場所の工夫」など、猫の習性による内装へのダメージ対策をより計画的に行うべきだったという反省も目立ちます。
「床暖房」や「トイレ配置」など、生活の質に関わる設備の検討も重要視されています。
■まとめ
今回は、愛猫家が考える家のこだわりに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
愛猫との暮らしでは、27%が、猫との暮らしを考えて、家の間取りや設備などでこだわっており、部屋間や垂直移動ができる環境つくりと安全対策に注力していました。
また、96.8%が賃貸と持ち家で工夫に違いが出ると感じており、賃貸ではできることに制限があるようです。
一方、近隣トラブル対策をしているのは15.7%、主に物理的な脱走・侵入防止対策を行っていました。
また、27.8%が「もっとこうすればよかった」と後悔しており、とくに広い遊び場や内装対策など、猫の行動欲求を満たす設備面へのニーズが明らかになりました。
愛猫が快適に住みやすく、近隣とのトラブルも起きにくい物件を探すなら、ペットと暮らすことに特化した物件を扱う不動産をチェックしてみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとペットホームウェブによる調査」である旨の記載
・ペットホームウェブ(https://www.pethomeweb.com/)へのリンク設置
【ペットホームウェブについて】
運営会社:株式会社Passage
住所:〒221-0824 神奈川県横浜市神奈川区広台太田町10-1 ナイスアーバン反町公園壱番館102
電話番号:045-517-1436
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
