こども応援金へご支援を 朝日新聞厚生文化事業団がクラファン
貧困や虐待、親との別離など、さまざまな困難を抱えている子どものために

株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)が設立した社会福祉法人「朝日新聞厚生文化事業団」(理事長:小田桐則雄)は、困難に直面する子どものための給付型奨学金事業でクラウドファンディングを実施しています。
困難に直面する子どものための給付型奨学金
事業団では、国や自治体の制度だけでは支えきれない困難に直面する子どものための給付型奨学金事業を、約20年前から実施しています。
家族に頼れない10代、20代を「児童養護施設・里親家庭等進学応援金」「自立援助ホーム・子どもシェルターまなび応援金」で支えてきました。2025年度からは、地域の中で家族と暮らしながらも、経済的困窮、ひとり親、病気でケアの必要な家族がいるなど、不安定な家庭環境の中で厳しい生活を強いられる「見えない困難」に悩む高校生を対象にして、新たに「地域こどもつなぐ応援金」をスタートさせました。
力になってくれる大人との「つながり」を 新奨学金にこめた思い
この応援金は、個人からの申し込みではなく、児童家庭支援センターや社会的養護自立支援拠点事業所など、地域の支援機関を通じて申し込みを受け付けます。
学校生活を金銭面で支えるだけでなく、奨学金を媒介にして、孤立しがちな子どもや家族が継続的な伴走支援とつながることや、支援機関同士の結びつきを促し、地域のセーフティーネットがより良く機能するきっかけとなることを目指しています。
皆さまのご寄付による給付型奨学金と地域や専門機関による支えを組み合わせることで、子どもたちが「自分はひとりではない」と勇気づけられ、一人ひとりが将来に夢をもち、その実現のために奮闘できる社会をめざし一石を投じます。
皆さまにご支援をお願いする理由
当事業団が行う奨学金事業はいずれも返済不要の給付型。しかしながら、ご寄付だけでは給付額すべてを賄うことは難しく、昨年2024年度は約7千万円の不足分を事業団の基金などから捻出しました。
基金にも限りがあります。息長く応援を続けていくため、皆さまのご寄付によるお力添えが必要です。何卒よろしくお願い申し上げます。
クラウドファンディング実施概要
期間:10月31日(金)まで
目標金額:700万円
使途:「児童養護施設・里親家庭等進学応援金」「自立援助ホーム・子どもシェルター未来まなび応援金※」「地域こどもつなぐ応援金」の給付金(申し込み時点で指定可)
※「まなび応援金」は2025年度から「未来まなび応援金」と名称変更。
リターン:領収書(寄付金控除可能)発行
朝日新聞地域面へお名前の掲載(希望者のみ)
2025年度の活動リポート送付
募集サイト:クラウドファンディングサイト「READYFOR」
https://readyfor.jp/projects/ouen2025
朝日新聞厚生文化事業団
関東大震災の救援活動などを契機に、新聞報道の使命とは別に社会福祉事業の実践組織として設立された。以来約1世紀にわたって、つねに時代の求める福祉を追求し幅広い事業を展開。終戦直後に事業の柱と位置づけた施設の子どもたちを支える取り組みは、旅行やキャンプへの招待、生活用品の贈呈から奨学金に形を変え、今も続いています。

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