【三重県桑名市】外国人支援コンシェルジュサービス開設から1年 ~利用件数は延べ3000件以上
開設から1年を迎えた「桑名市外国人支援コンシェルジュサービス」の利用状況や取組についてご紹介

名古屋駅から電車で約20分に位置する三重県桑名市では、「世界に開かれたまち」を目指し、昨年度より国際化に向けた取り組みや情報発信を強化しています。
そんな住みよい桑名市には外国籍市民も増加しており、前年度から約400人増加し、現在約6000人を超える方々が暮らしています。 そんな桑名市では、“外国人にとっても優しいまち”に向けて昨年6月13日より、外国人支援コンシェルジュサービスを市役所1階にてスタートしました。開設から1年を迎え、外国籍市民の利用状況や反響についてご紹介します。
■外国人支援コンシェルジュサービスとは
桑名市役所の1階南玄関前に、外国籍の方を中心に、生活相談やオリエンテーション、行政に関する案内や情報発信を行う窓口を開設。対応言語はポルトガル語・ベトナム語・英語のほか、その他の言語も多言語電話通訳サービスを使うなどして対応しています。
※祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の9時から17時まで

■問い合わせ件数は増加傾向。これまで延べ3000件以上
サービス開始から2か月後の8月には月間相談件数が250件(1日当たり12件)を超え、サービスの認知度が広がるにつれて利用件数も増加し、今年5月には384件(1日当たり19.2件)となりました。
よく寄せられる問い合わせや相談は、行政文書が分からない、行政手続きが分かりにくいなどで、続いて子育て関連の問い合わせが増加傾向にあります。
利用者からは、「これまで相談できる場所がなかったので、とても助かっている」という声が多数あがっており、市内企業からも「市役所が(日本で生活するために必要なことを伝える)オリエンテーションを実施してくれて助かっている」と評価をいただいています。
■外国籍の方のニーズをコンシェルジュが一元的に把握
サービス開始に伴う二次的な効果も表れています。それは、桑名市での生活に関する問い合わせや相談がコンシェルジュに寄せられることで、外国籍の方のお困りごとやニーズをコンシェルジュが一元的に把握できるようになったことです。
例えば、サービス開始後、外国籍の方から税に関する問い合わせが多数寄せられていることが分かり、そこで税務課との連携により、多言語看板を導入しました。また、市役所業務に限らず“どこに相談したらよいのか分からない”という問題に対しても外部機関と連携することで案内や相談対応ができるようになりました。
外国籍の方のニーズを把握・実績を重ねることで、よりスムーズに相談対応ができ、外国籍の方にとっても利用しやすい市役所に日々改善を重ね、進化しています。

■SNSでの情報発信も
また昨年7月より、ポルトガル語、ベトナム語のFacebookページを開設。こちらも「市役所からの正しい情報が分かるので助かる」という利用者の声があがっています。
・ポルトガル語:https://www.facebook.com/prefeiturakuwana
・ベトナム語:https://www.facebook.com/ToathichinhKuwana/
引き続き桑名市では、「世界に開かれたまち」「誰にとっても住みやすい桑名市」を目指し、国際化に向けた取り組みを実施してまいります。
~~~~~
「本物力こそ、桑名力」をキャッチフレーズとして掲げる三重県桑名市。
㈱ポニーキャニオンは、桑名市が目指す「世界に向けて開かれたまち」の実現に向けて、同市と連携し、国際化推進の取り組みを展開しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 政治・官公庁・地方自治体旅行・観光
- ダウンロード