新 総支配人 八木進午
セルリアンタワー東急ホテル（東京都渋谷区）では、2020年4月1日（水）付で新総支配人に八木進午（やぎ ・ しんご）が就任いたしますのでお知らせいたします。
新総支配人 八木進午は、文系出身者が多いホテル業界の中で、化学科出身という異色のバックグラウンドを持っています。化学の世界では、物と物を掛け合わせ様々な変化を起こさせますが、人々にとって普遍的な価値を持つ“人との触れ合いの場”において、人と人を繋ぐとどんな“化学反応”が起きるのか、という探究心から飛び込んだのがホテリエ人生のきっかけでした。
大学卒業後、株式会社東急ホテルチェーンに入社し、配属先の赤坂東急ホテルではレストランや客室部門で接客業務にあたりました。時代はバブル期。ホテルがその象徴的舞台になったことも多かった背景もあり、多様な要望に対する的確でスピード感のある接遇が求められていました。その中で「正しい事を正しいタイミングで、正しく行うこと。それこそが必ず良い結果をもたらす方程式」という思考が培われ、後々のホテリエ人生を貫く考え方に繋がったと語ります。どのようなご希望でもチャレンジ精神と行動力で取り組むと同時に理系的な考えをフル回転させ、組織作りと体系的な方法を開拓するフロンティアマインドが八木の最大の強みにもなりました。
その後、セルリアンタワー東急ホテル 開業準備室へ異動し、新しいホテルを立ち上げるというプロジェクトに参加。客室収入の最大化を追求する“レベニューマネジメント”が注目され始めたこの頃、客室予約の責任者としていち早くこの手法を取り入れるなど、時流に乗った感度で未来を見据えた体系構築に注力いたしました。その後、客室、販売促進、宴会部門の支配人職と、営業および管理部門の副総支配人としてマネジメントに携わり、2017年4月、キャリアのスタート地点である赤坂エクセルホテル東急に総支配人として着任。同ホテルでは、次世代のホテルの役割は寝食のサポートのみならず、豊かな時間の創出がより求められると捉え、バー・ラウンジやフィットネスルームの新設など顧客のニーズに呼応したサービスの充実に力を入れました。
2018年8月には、渋谷エクセルホテル東急の総支配人として再び渋谷の地に帰還。同ホテルでは、働き方改革推進の一環としてアソシエイツ（※１）空間の大改革を実行。ホテルは働くスタッフが創造するという観点で、従業員食堂の開設、バックスペースの美化徹底、社内情報発信に注力。また、着任と同時に渋谷エリアの４つの東急ホテルの販売促進業務を統合する「渋谷エリアセールス＆マーケティングオフィス」の統括副総支配人を兼務し、4ホテルの持つリソースで地域全体を盛り上げ、SHIBUYAエリアに最大の誘客をもたらす業務に現在も邁進しております。
今回の就任に際し、「開業から携わってきたホテルの総支配人として、3年ぶりに従事できる類稀なる巡り合わせは、自分自身に与えられた更なる成長の機会と捉えている。」と語ります。3年間別の場所から見つめてきたセルリアンタワー東急ホテルのまだ語り切れていない新たな魅力を掘り出し、渋谷とともに「ホテルの枠を超えたエンタテイメント空間」を提供してまいります。
セルリアンタワー東急ホテルでは、新総支配人八木とともに、ゲストの心を沸き立たせる“化学反応”を起こし、魅力あふれるホテルの創造と、それを担う人財の育成に全力で取り組んでまいります。
※アソシエイツ（associate/英語 仲間、同僚、従業員）東急ホテルズ内では従業員のことをアソシエイツと呼んでいます。
1965年生まれ。東京都出身
1987年3月 日本大学文理学部化学科卒業
1987年4月 株式会社東急ホテルチェーン入社 同社赤坂東急ホテル配属
2000年2月 セルリアンタワー東急ホテル 開業準備室 客室予約マネジャー
2005年12月 同 客室支配人
2008年7月 同 販売促進支配人
2014年4月 同 副総支配人
2015年6月 同 副総支配人兼 宴会支配人
2017年4月 赤坂エクセルホテル東急 総支配人
2018年8月 渋谷エクセルホテル東急 総支配人
2020年４月 セルリアンタワー東急ホテル 総支配人に就任
2001年5月24日に開業。渋谷駅から徒歩5分に位置する、ゲストの様々なご要望に
お応えできるオールラウンドなホテル。2021年に20周年を迎える。
モダンスタイルの中に和の趣を感じられ、美しい眺望を臨む客室と、多用途な宴会場、多彩なジャンルのレストランとバーを有し、日本のホテルならではのあたたかなおもてなしで皆さまをお迎えいたします。
建物概要：地上40階 地下4階
営業施設：客室408室（収容人数783名）宴会場11 レストラン＆バー11
