『ゆれる日本語、それでもゆるがない日本語』3月27日発売。日本全国、調べに調べて見えてきた、日本語の〝ホント〟

著者は放送で用いる日本語に関しての調査・研究を担当する、NHK放送文化研究所の主任研究員

世界文化社は、書籍『ゆれる日本語、それでもゆるがない日本語』NHK調査でわかった日本語のいま (塩田雄大・著) を 3月27日(木)に発売しました。

〝日本語〟って本当はこう使われているのか!
年齢層や地域によっても、ことばの捉え方、使い方には大きな幅があります。さらに日々、日本語はゆれ、変化し続けていています。

本書は、そんな日本語の〝ゆれ〟がひと目で分かるよう、NHKならではの徹底した調査データを分かりやすいグラフで多数掲載。敬語・発音・文法・言い回し等を、国語・社会・音楽など、小学校の時間割りになぞらえて、今日マチ子さんの装画とともに〝変化する日本語〟をお見せします。

56項目のQ&Aで読み解く、日本語の〝ホント〟。よく誤用の例としてあげられる「汚名挽回」は、本当に間違っているのか!?

【1時間目 学活 ~「正しくない」日本語?】より

01 「汚名挽回」はおかしい?
02 「貯金を取り崩す」? 「貯金を切り崩す」?
03 「店を貸し切る」は、おかしい?
04 「とんでもありません(とんでもございません)」という言い方は、とんでもない?

誤解を招きやすい、実害?が起きかねない数字や時問をあらわす日本語。「1000円弱」と聞いて、「1000円」よりちょっと高いと思ったあなたは、若いかも!?

【3時間目 算数~悩ましい数々のことば】より
18 「7割弱」は、70%よりも少ない? 多い?
19 「1000円弱」は、1000円よりも高い? 安い?
20 「1.5」は、イチテンゴ? イッテンゴ?
21   いつも6時に起きる人は、「7時には起きません」と言ってもいい?

食べものにまつわる日本語も、歴史や地域差などを知ると、さらに味わい深い。ゆれるけど、ゆるがない、深くて面白い日本語世界へどうぞ!

【給食~日本語を味わう】より
30 「空揚げ」? 「唐揚げ」?
31 「しょうゆ」? 「醤油」? 「正油」?
32 「水を『ひたひたに』注ぐ」?
33   カレーの「ルー」?

著者プロフィール 塩田雄大(しおだ・たけひろ)

NHK放送文化研究所主任研究員。学習院大学文学部国文学科卒業。筑波大学大学院修士課程地域研究研究科(日本語専攻)修了後、日本放送協会(NHK)に入局。『NHK日本語発音アクセント新辞典』などに従事。2011年、博士(学習院大学・日本語日本文学)。著書に『変わる日本語、それでも変わらない日本語』(世界文化社)など。2015~2025年、NHKラジオ第一放送『ラジオ深夜便』「真夜中の言語学 気になる日本語」担当。

刊行概要

基礎から身につく大人の教養

『ゆれる日本語、それでもゆるがない日本語』

NHK調査でわかった日本語のいま

■発売日:2025年3月27日 (木)
■定価:1,870円(税込)

■仕様:四六判/256ページ

■発行:株式会社世界文化社

https://books.sekaibunka.com/book/b10131691.html

https://www.amazon.co.jp/dp/4418252118/sekaibunkacom-22

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会社概要

URL
http://www.sekaibunka.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段北4-2-29
電話番号
03-3262-5111
代表者名
鈴木美奈子
上場
未上場
資本金
-
設立
1946年02月