逃げるは、ふつうに役に立つ? 絶滅危惧作家が放つ世界難民紀行『逃亡の書』、本日小学館より発売! 批評家・東浩紀氏が推薦!!
銃で国を守るのではなく、逃亡者の傍らで平和を生きる。そんな呼びかけが戦争の時代に胸を衝いた ── 東浩紀(批評家)
韓国に流れ着いたイエメン難民に会うために済州島に渡り、スペイン・フランスではカタルーニャの音楽家パウ・カザルスとドイツのユダヤ系作家ヴァルター・ベンヤミンの亡命行を辿った。牛久入管収容所で難民申請者の絶望を目の当たりにし、祖国を追われたウクライナ人とはディズニーシーでビールを飲み交わす。時代も場所も異なる人びとの「逃げる技法」── それは、彼らの生きる知恵であると同時に国を守る術でもあった!?
足かけ6年に及ぶ異色ノンフィクション。
『逃亡の書 西へ東へ道つなぎ』
著:前川仁之
定価:1980円(税込み) 四六判336ページ
2023年1月13日発売 小学館
装丁/福岡南央子
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388896
前川仁之【まえかわさねゆき】…… 1982年生まれ。県立浦和高校卒。東京大学理科I類中退。人形劇団、施設警備など職を転々とした後、立教大学異文化コミュニケーション学部入学。在学中の2009年、スペインに留学。翌年夏、スペイン横断自転車旅行。大学卒業後、福島県郡山市で働いていた時に書いた作品が第12回開高健ノンフィクション賞の最終候補となる。以降、文筆業に専念。2015年春、韓国一周自転車旅行。本書は3冊目の著書となる(非売品含む)。※写真使用のさいは【撮影:ヤナガワゴーッ】としてください。
著者による刊行エッセイ公開中!(文芸ウェブメディア「小説丸」)
https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/toubounosho
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