【防災意識の現実】命を守るヘルメット、準備しているのはわずか10人に1人。あなたの防災は本当に大丈夫?

株式会社NEXER・防災意識の現実に関する調査

株式会社NEXER

■防災対策は万全?

度重なる地震や自然災害は、いつ私たちの生活を脅かすか分かりません。

災害発生時、命を守るための初期行動として、頭部を保護する防災ヘルメットを着用する重要性は高いです。

しかし、実際に自宅にヘルメットを備えている方はどれほどいるのでしょうか。

ということで今回はOsametと共同で、全国の男女500名を対象に「防災意識の現実」についてのアンケートを行いました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとOsametによる調査」である旨の記載
・Osamet(https://osamet-store.com/)へのリンク設置

「防災意識の現実に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月30日 ~ 11月5日

調査対象者:全国の男女

有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:あなたは日頃から「防災意識がある方」だと思いますか?

質問2:そう思う理由を教えてください。

質問3:あなたは災害時や緊急時に「迅速に行動できる方」だと思いますか?

質問4:そう思う理由を教えてください。

質問5:防災用のヘルメットを持っていますか?

質問6:防災用のヘルメットを所持しようと思ったきっかけを教えてください。

質問7:今後、防災用のヘルメットを持っておこうと思いますか?
質問8:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■85%が、自分が日頃から防災意識がある方だと「思わない」

まず、自分が日頃から「防災意識がある方」だと思うかを聞いてみました。

「ある」と答えた方は、4人に1人程度に留まりました。

一方で「あまり思わない」「まったく思わない」と答えた方は7割以上に上り、多くの方が自身の防災意識の低さを自覚していることが分かります。

次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。

「とても思う」回答理由

・シミュレーションをしている。(40代・男性)

・非常用持ち出し袋の中身が完璧。非常食、飲料も常備している。(40代・女性)

・家族揃って避難場所を確認しています。備蓄用の食品の確保。(50代・男性)

「やや思う」回答理由

・防災マップを家族と共有したり地域の防災訓練に参加している。(30代・女性)

・タンスが倒れてくる方向にベッドを置かないなど注意している。(40代・男性)

・気象庁サイトで、朝晩一日2回、その日に起きた地震情報をチェックしているから。(60代・男性)

「あまり思わない」回答理由

・食料品確保などの各種準備が足りていないと思うから。(30代・女性)

・地域のハザードマップをよく知らないから。(40代・男性)

・防災用品の備蓄はしているが、それ以外のことはしていないから。(50代・女性)


「まったく思わない」回答理由

・防災に関する知識がなく、全然何も知らないから。(20代・女性)

・「やらなきゃなぁ~」とは思いつつも、何も手をつけていられてないから。(40代・女性)

・ニュースを見たときくらいしか意識できていないため。(50代・男性)


防災意識が「ある」層は、避難場所の確認や備蓄品の確保、家具配置の工夫、情報収集など、具体的な行動を実践しています。

一方、「ない」層は「準備不足」や「知識不足」を理由に挙げており、頭では必要性を認識しつつも実行できていないことが分かりました。


■67.4%が、災害時や緊急時に迅速に行動できる方だと「思わない」

次に、自分は災害時や緊急時に「迅速に行動できる方」だと思うかを聞いてみました。

災害時に「迅速に行動できる」と答えた方は、防災意識の有無とほぼ同じ約3割でした。

多くの方が「いざという時に冷静に行動する自信がない」と感じているようです。

次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。


「とても思う」回答理由

・脚力に自信があるから。(20代・男性)

・東日本大震災の教訓です。(40代・女性)

・以前、震度6があった時も迅速に焦らずに自身の安全と家族の安全を確かめる事が出来たので、日頃の身構えが役に立ったと感じる。(50代・男性)

「やや思う」回答理由

・東日本大震災を思い出すと、警報等が出た時はとにかく避難することが大事だなと思います。避難指示が出た時にはしっかり避難しようと日頃から意識しています。(30代・女性)

・消防団員だったから。(50代・男性)

・会社員や会社役員としての経験から突発事態への対応は慣れていると思うので、その場その場での臨機応変な対応は出来ると思う。(60代・男性)

「あまり思わない」回答理由

・知識が足りてないから。(20代・女性)

・パニックになって、素早い行動ができなくなると思うから。(30代・女性)

・歩行困難な親の移動をどうしたらよいか悩んでしまうと思うので。(50代・男性)


「まったく思わない」回答理由

・普段からてきぱき動けるタイプではない。(30代・女性)

・自宅のトタン屋根が飛んだとき動けなかったから。(30代・女性)

「迅速に行動できると思う」方は、過去の被災経験や職業上の訓練や身体的な自信が理由のようです。反対に「行動できないと思う」方は、知識が足りていないことやパニックになってしまいそうなどを理由に挙げています。

中には介護などを理由に挙げてる方もいました。


■89.4%が、防災用のヘルメットを「持っていない」

次に、防災用のヘルメットを持っているかを聞いてみました。

命を守るための基本的な備えである防災用ヘルメットを「持っている」と答えた方は、わずか1割程度に留まりました。

約9割がヘルメットを持っていないという結果は、防災意識が低い方が多いという調査結果を裏付けるものです。

この結果から、「頭部を守る」という初期対応の重要性が、まだ十分に浸透していないことが分かります。

次に、防災用のヘルメットを持っている理由をくわしく聞いてみました。


防災用のヘルメットを持っている理由

・子供が産まれて子供を守りたいと思うから。(30代・女性)

・東日本大震災を経験して、身を守るものが必要だと思ったから。(40代・女性)

・バイク乗りで、頭の傷は致命傷になりやすいと知っているから。(50代・男性)

・頭部を保護する事の重要性を以前に聞いたから。(60代・男性)


ヘルメットを所有している方は、「過去の被災経験」や「子を持つ親としての責任感」「頭部保護の重要性に関する知識」が動機のようです。

漠然とした不安ではなく、命を守るための意識がヘルメットを所有することにつながっています。


■30.5%が、今後、防災用のヘルメットを持っておこうと「思う」

続いて、今後、防災用のヘルメットを持っておこうと思うかを聞いてみました。

「持っておきたい」と答えた方は約3割でした。

一方で、「あまり思わない」「まったく思わない」と答えた方が7割近くを占めています。

次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。


「とても思う」回答理由

・ある方が命が助かると思う。(20代・女性)

・頭の怪我は致命傷のなりかねないので、準備すべきものだと感じるから。(50代・男性)

・一番に守るべき箇所だから。(60代・男性)

「やや思う」回答理由

・避難時にかぶっていた方が安心だから。(40代・女性)

・頭を怪我したら動けなくなるので、ケアしたいです。(50代・男性)

・折りたたみ式であれば嵩張らないし、災害の内容によっては必要になるかもしれないから。(50代・男性)

「あまり思わない」回答理由

・値段が高そうだから。(40代・男性)

・バイクのヘルメットで代用できると思っているから。(50代・男性)

・かさばるので保管するのに不向きだから。(50代・女性)

「まったく思わない」回答理由

・場所をとって邪魔だし災害が起きるリスクの方が少ないなと思ったから。(30代・男性)

・あっても忘れていて使わなさそう。(40代・男性)


ヘルメットを「持っておきたい」層は、「頭部を守る」ことが命を守る最優先事項であると認識しています。

一方で「持っておこうと思わない」層は、「場所をとる」「高価そう」「ほかのもので代用できる」といった保管や費用の問題を理由に挙げています。

ヘルメット導入には、置き場所に困らない折りたたみ式など、実用性と価格面を考慮した製品の周知と普及が鍵となると考えられます。


■まとめ

今回行った防災意識に関する調査では、7割以上の方が「十分に備えられていない」と感じていることがわかりました。

とくに、災害時に頭部を守る防災ヘルメットの所有率は約1割にとどまり、意識と備えに大きなギャップが見られます。

また、災害時に自分が「迅速に行動できる方」だと思わない理由として、「知識不足」「災害時に落ち着ける自信がない」「保管場所に悩む」などの声が寄せられ、手軽で実用的な防災対策の普及が必要です。

最近では、収納しやすい折りたたみ防災ヘルメット や、家族構成に合わせた防災セットなど、生活に取り入れやすい防災グッズも増えています。 大切な命を守るために、できるところから備えを始めてみませんか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERとOsametによる調査」である旨の記載
・Osamet(https://osamet-store.com/)へのリンク設置

【Osametについて】

店舗名:オサメット公式ストア

販売事業者名:加賀産業株式会社

販売責任者名:国分 博史

所在地:〒466-0058 愛知県名古屋市昭和区白金1-8-7

電話番号:052-241-7135

【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月