【『CLASSY.』/『VERY』/『STORY』共同調査】1,643名アンケートで判明!30~50代女性「オーダースーツ」市場は伸びしろあり

株式会社光文社

株式会社光文社は、女性誌『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』の3誌横断で30~50代女性1,643名へ「オーダースーツ」に関するアンケートを実施しました。

【TOPIC1】「オーダースーツ」の購入経験は2割以下!

『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』の3誌すべてで、「オーダースーツ」の購入経験は全体の14~16%と低い結果に。

【TOPIC2】「オーダースーツ」への情報不足、不安要素が多い!

・3誌すべてで、「オーダーメイドは価格が高そう」との回答が約80%。

・ほかにも「受け取りまでの時間がかかりそう」とのネガティブなイメージも。

・オーダースーツの価格に対する不安以外にも、そもそも「どこで買えばいいのかわからない」、

「オーダーの仕方がわからない」との回答が、各誌ともに約30%

・「スーツはオーダーではなく、既製品で十分」という回答も約35~37%あり、

オーダースーツに関する情報不足が要因となっている部分も考えられます。

※「オーダースーツを購入したことが無い理由は何ですか?」は購入未経験者への質問

【TOPIC3】「自分に似合うフィット感やデザイン」を求めている女性が多く、「スーツ」はビジネスの他、人生の節目で新調する服の認識

オーダースーツを購入時に重視したい点のNo.1は圧倒的に「サイズやフィット感の正確さ」。

→『CLASSY.』83.4%、『VERY』82.2%、『STORY』73.4%

・実際にオーダースーツを購入した方の動機No.1も「自分のサイズに合うものが欲しい」が理由。

→『CLASSY.』64.9%、『VERY』51.9%、『STORY』44.6%

・定性による読者調査では、「自分の体型で気になる部分があり、服選びが難しい」といった

意見が世代を問わず、多く聞かれた。スーツやジャケットは必ず試着してから購入するという声も多数で、スーツのようにきちんと見せたいファッションはじっくり選びたいというニーズがあり。

※「オーダースーツを購入した動機は何ですか?」は購入経験者への質問

・スーツはきちんとして見せたいシーンに欠かせない服という認識。

・仕事や会議といった日常的なビジネス目的での購入意向が各誌No.1で、約52~71%

・次に、転職・昇進・卒入園・子どもの受験・・・などフォーマルかつ節目での購入目的で、

各誌約40~51%

・定性による読者調査では、特に『VERY』のママ層では、「卒入園」などの式典用ニーズが高い。

【担当者の見解】

光文社の雑誌作りで大事にしている読者調査、通称「ドクチョウ」で定性面を、また『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』の3誌を入口に、計1600名を超える方々へのアンケ―トで定量面からも調査を行い、双方からあぶり出された特徴的な回答をまとめていきました。

スーツはビジネス用や転職や昇進、子供の卒入園や受験など人生の節目で新調するアイテムといった答えは世代を問わず共通の答えでした。きちんと見せたい"ここぞ"のシーンで、頼れるファッションはカジュアル服全盛になった令和の時代でも、そして女性にとってもやはり「スーツ」ということなのでしょう。

一方、多くの方が、夫やパートナー、上司や同僚など周りの男性で「オーダースーツ」を愛用している人がいる環境でも、自分ではオーダー未経験という方が多数だったのは興味深いポイントでした。「オーダースーツ=男性のもの」というイメージが根強く、どこで女性向けのオーダースーツができるのかがわからない、価格が高そうといった声もアンケートで多く寄せられました。

また、きちんと見せたいシーンでの需要が高いスーツは試着して買いたい意向や自分の体型に合うフィット感や着心地を求め、トレンド感以上に長く着られてスタイルアップして見えることを重視している女性が多いようです。この傾向も本来ならば「オーダースーツ」で叶えられるポイントですが、オーダースーツ=ビジネスマンのものというイメージと情報不足によって、オーダー未経験の女性が多いのではないかと推測しています。実際のオーダースーツ市場は女性向けのスーツのラインナップも豊富だったり、既製品と変わらない価格で提供されているブランドもありますが、まだまだ認知されていないようです。

逆から見ると、子育てや自分の仕事でライフステージが変わるタイミング多い30~50代女性には、スーツのようなきちんとした服に頼りたいシーンも多く、自分だけのフィット感で堂々とその日を迎えられる「オーダースーツ」市場は伸びしろだらけ、とも言えそうです。

光文社ブランドビジネス部部長 原さやか

【Profile】 大学時代より光文社の雑誌『JJ』でライターとして編集に参加し、光文社に入社。2012年、光文社最年少で『JJ』初の女性編集長に就任。編集長を約8年間務めたのち、光文社初の女性月刊誌ウェブ専任部署「CLASSY.ウェブ編集室」にて編集室長に。2021年より「CLASSY.事業部」の事業部長兼統括編集長として、本誌とデジタル両方を統括。2024年より新規部署「メディアビジネス部」の部長に就任、現在に至る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【調査背景】

『JJ』、『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』・・・各ライフステージに寄り添う女性メディアを運営する光文社では、毎月読者調査を行い、コンテンツづくりをしています。その中で、「きちんとファッション」の王道である「スーツ」と「オーダースーツ」に関して、『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』の3誌連動でインサイト調査を行いました。

【調査概要】

「定性読者調査」と「定量アンケート調査」に分けて調査を実施しました。

「定性読者調査」は『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』の3誌の読者計15名にインタビュー形式の「ドクチョウ(読者調査)」を実施。「定量アンケート調査」では、各誌WEB、公式SNS、会員向けメルマガより合計1,643名(『CLASSY.』=332名、『VERY』=826名、『STORY』=485名)からの回答を得ました。

実施期間:2024年10月23日~11月11日

※媒体により、実施期間の多少の前後あり

調査主体:光文社各編集部並びにブランドビジネス部

※ 調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがあります。
※ 本リリース内容の掲載をご希望の際は、光文社ブランドビジネス部までご連絡ください。
※ 調査主体の光文社各編集部への取材、コメント提供も可能です。光文社ブランドビジネス部までご相談ください。

【CLASSY.とは】

キャッチコピー「人生もファッションも、一番悩むから一番楽しい」

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そんな20・30代女性のためのメディア

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【株式会社 光文社】
1945年創業、2025年で創立80周年を迎える総合出版社。『JJ』、『CLASSY.』、『VERY』、『STORY』、『美ST』、『NAVY』、『bis』など、紙、デジタル、SNSの垣根を超えて、あらゆるライフステージの女性に寄り添うメディアを運営しています。雑誌づくりでは「読調(ドクチョウ)」と呼ばれる読者やファンを対するインサイト調査を基に生み出される、深いコンテンツ作りが特徴です。また、インサイト調査は自社コンテンツ作りだけではなく、クライアント様の課題解決でもご定評をいただいています。

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~明日のあなたへ、ときめきを~

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会社概要

株式会社光文社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区音羽1-16-6
電話番号
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代表者名
巴 一寿
上場
未上場
資本金
1800万円
設立
1945年10月