【注文住宅の現実】予算内に収まったのは僅か4割!予算を守る妥協点とオーバーしても優先した「こだわり」の本音

株式会社NEXER・注文住宅の予算に関する調査

株式会社NEXER

■注文住宅の購入で予算内に収められた?

一生に一度の大きな買い物である「注文住宅」。

理想のマイホームを建てる夢と、現実的な予算とのバランスは、家づくりにおける永遠のテーマです。

自由に間取りや設備を選べる分、「こだわり」を追求した結果、予算をオーバーしてしまうケースも多いのではないでしょうか。

ということで今回はグランレブリーと共同で、注文住宅を購入したことがある全国の男女150名を対象に「注文住宅の予算」についてのアンケートをおこない、その結果をサイト内にて公開したので紹介します。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとグランレブリーによる調査」である旨の記載
・グランレブリー(https://grandereverie.jp/)へのリンク設置

・該当記事(https://grandereverie.jp/news/2047/)へのリンク設置

「注文住宅の予算に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月5日 ~ 11月10日

調査対象者:注文住宅を購入したことがある全国の男女

有効回答:150サンプル
質問内容:
質問1:注文住宅の建築費は元々想定していた予算内に収まりましたか?

質問2:予算オーバーの主な原因は何ですか?

質問3:予算を守るために「諦めたもの」はありましたか?

質問4:予算を守るために諦めたものと、その判断基準を教えてください。

質問5:予算オーバーしても「優先した」ものはありましたか?

質問6:予算オーバーしても優先したものと、その判断基準を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。


■59.4%が、注文住宅の建築費は「オーバーした」

まずは、建築費は元々想定していた予算内に収まったかを聞いてみました。

合計で6割近くの方が、元々想定していた予算をオーバーしてしまったようです。

次に、予算オーバーの主な原因は何なのかを聞いてみました。

「設備や仕様をグレードアップした」が最も多く、約4割を占めました。

施主が日々の快適性や住宅の基本性能に対して強いこだわりを持ち、コストをかけてでも理想を追求した結果です。

「こだわり」こそが、注文住宅の価格を押し上げる最大の要因と言えます。

一方で、2番目に多い原因は「外構工事・庭・カーポートなどの費用」でした。

これは住宅本体の価格に含まれにくく、計画段階で見積もりが後回しにされがちな付帯工事です。

また、「施工時の想定外の追加費用(地盤改良など)」も一定数見られ、事前の調査や見積もりの段階で不透明だった費用が、結果的に予算管理の落とし穴となることが分かります。


■31.1%が、予算を守るために諦めたものが「あった」

続いて、予算を守るために諦めたものはあったかを聞いてみました。

予算内に収まった方々の約7割が「諦めたものはなかった」と回答しました。

当初から予算設定と希望のバランスを適切に取っていたか、コストダウンの工夫が奏功し、満足のいく家づくりができたことを示しています。

しかし、諦めたものがあったと回答した方も3割いました。

諦めたものは何だったのかをくわしく聞いてみました。


予算を守るために諦めたものは?

・バルコニーの大きさ。(30代・男性)

・瓦屋根が良かったけど、高くつくのでやめた。(50代・女性)

・広さです。50㎡以上は欲しかったです。(60代・男性)

・飾り窓などのおしゃれをあきらめました。(60代・女性)

・グレードを落とした。(60代・女性)

・断熱や耐震の規格に合わせた建築。(60代・男性)

・部屋の大きさや設備仕様。お金がないと買えないので。(60代・男性)

・予算内に収めるため、電化製品の購入をあきらめた。(70代・男性)


「50㎡以上は欲しかった」という意見や「バルコニーの大きさ」を諦めたことから、希望する生活空間を縮小せざるを得なかった実態が伺えます。

広さの妥協は、住み心地に直結するため、苦渋の決断だったことが伺えます。

次に、「瓦屋根」や「飾り窓などのおしゃれ」を諦め、「グレードを落とした」という意見から、意匠性や高級感を諦めていることが分かります。

予算を守るためには、生活の快適性や理想の見た目といった、さまざまな「夢」を犠牲にしているようです。

■2人に1人が、予算オーバーしても優先したものが「あった」

次に、予算オーバーを経験した方に予算オーバーしても優先したものがあったかを聞いてみました。

2人に1人が「優先したものがあった」と回答しました。予算を超えてもなお、「譲れないこだわり」が存在し、それを実現するために追加費用を許容した、施主の強い意志を反映しています。

予算オーバーは「満足度を高めるための選択」であることが分かります。

次に、予算オーバーしても優先したものは何だったのかをくわしく聞いてみました。


予算オーバーしても優先したものは?

・耐震工事。必要だから。(20代・男性)

・電動シャッター。毎日開け閉めするものだから子供が触らないように電動にした。(30代・女性)

・お風呂やキッチンなどの水回り。(40代・女性)

・埋立地かつ海抜0メートル地帯のため、地盤改良は必須だった。(50代・男性)

・人が多く集まることがあるので大きめの部屋に床の間や収納棚などをこしらえて買ったために費用が嵩んだ。(60代・男性)

・リビングの天井を高くすることと、暖炉をつけること。夢への実現。(70代・女性)

・快適な生活をしたいので断熱資材は吟味しました。(70代・男性)

「耐震工事」や、埋立地での「地盤改良」など、削れない構造的な安全対策として多くの方が最優先していました。

家族の命を守り、将来的な後悔を避けるための、最も重要な初期投資であるという施主の強い認識を反映しています。

また、「お風呂やキッチンなどの水回り」「電動シャッター」は使用頻度の高さから重視され、「断熱資材を吟味した」「天井を高くして暖炉をつける」など、長期的な快適性から選ばれています。

■まとめ

今回は、注文住宅の予算に関する調査を行い、その結果について紹介しました。

注文住宅の建築で、予算内に収められたのは約4割に過ぎず、約6割が予算オーバーを経験しています。

最大の原因は「設備や仕様のグレードアップ」でした。

施主は、予算を守るために広さやデザイン性を諦める一方で、予算オーバーしても「安全性」や「水回り」「断熱資材」といった生活の質に直結する部分を優先するようです。

この結果から、家づくりが「譲れないこだわり」と「現実的な費用」の厳しい取捨選択であり、目先のコストよりも長期的な安心感と快適性を重視したい方が多いと分かります。

注文住宅を予算内で高デザインや高機能を実現させたい方は、フルオーダーの注文住宅に特化した不動産に相談してみてはいかがでしょうか。


<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERとグランレブリーによる調査」である旨の記載
・グランレブリー(https://grandereverie.jp/)へのリンク設置

・該当記事(https://grandereverie.jp/news/2047/)へのリンク設置

【グランレブリーについて】

社名:株式会社グランレブリー

代表取締役:河村 広貴

本店所在地:〒615-8072 京都府京都市西京区桂木ノ下町1-19

事業内容:注文住宅事業不動産の売買・賃貸・仲介および管理業宅地の造成、分譲及び建売業の設計及び建築ホテル事業


【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEB

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月