【万城目ワールド全開!】直木賞作家・万城目学が描く日常系ヴァンパイア小説『あの子とO』5月14日(水)発売!!
2024年に『八月の御所グラウンド』で第170回直木賞を受賞した万城目学さんの最新作『あの子とO』を5月14日(水)に新潮社より刊行いたします。
ユーモラスで魅力的なキャラクター達が織りなす、日常の中にいる吸血鬼を描いた3つのヴァンパイアストーリーです。

もしかして、隣のあの子も吸血鬼!?
本作は、ヴァンパイアの魅力と苦悩がつめこまれた3つの作品集。日常の中に吸血鬼が溶けこんだ世界観は、心地の良い奇想天外さを感じさせてくれます。万城目ワールドの王道であるコミカルファンタジーでありながら、ホロっとくる物語で、万城目学ファンと吸血鬼ファンは必読の一冊です。

■魅力的な収録作を3篇ご紹介
♦『あの子とO』(表題作)
漫画家を目指す双子の小学生ヴァンパイア、ルキアとラキアのもとに、オーエンという見習いピッツァ職人がやってきます。漫画づくりのスランプに陥っていた双子は、創作のヒントを探すため「僕たちをキャンプに連れていってください。」とオーエンに懇願。
だけど、楽しかったはずのキャンプで大事件が!?
「吸血鬼であることを人間に教えてはいけない。」絶対の掟を守らなければいけない中で、物語は予想外の方向に!?
♦『あの子と休日』
女子高生ヴァンパイアの嵐野弓子は、親友のよっちゃんと新聞部のスサミンの3人で、ゲーム大会に参加することに。前作『あの子とQ』とも連なる、濃度を凝縮させた青春ヴァンパイアストーリーです。
♦『カウンセリング・ウィズ・ヴァンパイア』
「とても嫌な夢だ。毎年、決まってこの時期に見る。」
ダークで緻密、どこまでも具体的な「夢」を語る佐久が、日本のヴァンパイアの起源に迫ります。
■書籍内容紹介文
漫画家を目指す双子の小学生吸血鬼、ルキアとラキア。二人はスランプから抜け出すため、ピッツェリアに見習い職人としてやってきたオーエンにキャンプに連れて行ってもらうことになった。オーエンには吸血鬼だということを知られてはいけない。でもその夜、ある事件に遭遇し──。変速するヴァンパイアストーリー全三篇。

■あわせて読みたい!青春ヴァンパイア小説『あの子とQ』(新潮文庫)発売中!

人間の血を吸うなんて、ありえない──! 吸血鬼一族・嵐野家のひとり娘でありながら普通の高校生として暮らす弓子だったが、17歳の誕生日を間近に控えたある朝、得体の知れない物体に出くわす。その黒くてトゲトゲの「Q」は、弓子が人間の血を吸わずに17歳を迎えられるか、監視しに来たという……。とびきりキュートですこぶる愉快、けれど忘れられない切なさを残す、新時代の青春小説!
■書籍データ
【タイトル】あの子とQ
【著者名】万城目学
【発売日】2025/03/28
【造本】文庫
【定価】880円(税込)
【ISBN】978-4-10-120663-9
■著者紹介
万城目学(まきめ・まなぶ)
1976(昭和51)年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。化学繊維会社勤務を経て、2006(平成18)年にボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。2024(令和6)年『八月の御所グラウンド』で直木賞を受賞。ほかの著書に『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『悟浄出立』『パーマネント神喜劇』『あの子とQ』『六月のぶりぶりぎっちょう』などがある。

■書籍データ
【タイトル】あの子とO
【著者名】万城目学
【発売日】2025年5月14日
【造本】四六判変型
【定価】1,815円(税込)
【ISBN】978-4-10-336014-8
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像