~高齢社会の中で、健康寿命の延伸を目指す~埼玉県富士見市、ロッテ「高齢者の健康づくりに関する協定」を締結
市民の健康寿命延伸のため、介護予防・健康づくりの必要性が近年ますます高まっております。そうした中でとりわけ本協定によって、市民の口腔の健康にかかわる介護予防活動推進を図ってまいります。
2023年7月19日(水)埼玉県富士見市役所で実施された協定締結式の様子
左から埼玉県富士見市の星野光弘市長、ロッテ 中央研究所の芦谷浩明
●本協定の主な内容
(1) 口腔機能、オーラルフレイルをはじめとする介護予防の普及、啓発に関すること
(2) 関係機関又は市内介護予防団体との連携協力に関すること
(3) 市が企画するイベントへの職員等の派遣協力に関すること
(4) 市民の口腔機能調査に関すること
●協定締結式
1. 実施日:2023年7月19日(水)
2. 実施場所:富士見市市役所
3. 出席者:
富士見市 星野光弘市長
ロッテ 執行役員 中央研究所 所長 芦谷浩明
●ロッテ 執行役員 中央研究所 所長 芦谷浩明 コメント
今回、埼玉県富士見市様と、口腔の機能低下の予防、改善、および介護予防・健康寿命の延伸に向け、「高齢者の健康づくりに関する協定」を締結させていただくことになりました。
弊社は、「噛むこと」の健康に対する効用を長年研究し、啓発活動にも努めてまいりました。近年では、ESGの中期目標として、「噛むこと」を意識して実践している方の割合、および、歯と口の健康維持、むし歯予防のために、「キシリトール」を生活に取り入れている人の割合を、2028年までに50%にすることを掲げております。
弊社で蓄積した経験を活かして、高齢者のオーラルフレイル対策などの取り組みをご提案し、市民の皆様の健康寿命の延伸に貢献したく思っております。
参考資料 オーラルフレイルとは?
オーラルフレイルとは「お口のささいな衰え」のことを意味します。口腔機能のささいな衰えを放置したり、適切な対応を行わないままにしたりすると、栄養のバランスが崩れ、全身の衰えにつながると考えられており、“老化のはじまりを示す重要なサイン”として注目されております。
実際に、高齢者を対象に口腔機能をチェックし、継続的に調査をしたところ、オーラルフレイルの人は2年後の「身体的フレイル」、「サルコペニア」などの身体機能低下、そして4年後の「要介護認定」・「死亡」のリスクが約2倍に高まるという結果が報告されております。
株式会社ロッテ
https://www.lotte.co.jp/
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