【60代以上の終活課題】 約半数が「お墓・葬儀」について家族と未だに未対話。話し合いを始めるきっかけとは?
株式会社NEXER・家族と話す終活に関する調査

■家族と「葬儀」や「お墓」について話し合ったことがありますか?
終活への意識が高まりつつある一方で、「お墓」や「葬儀」といった最も重要なテーマについて、家族と十分に話し合えていない方も少なくないのではないでしょうか。
人生の後半を安心して迎えるためには、早めの対話が欠かせません。
ということで今回は自由に家族葬と共同で、60代以上の全国の男女350名を対象に「家族と話す終活」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと自由に家族葬による調査」である旨の記載
・自由に家族葬(https://jiyuni-kazokusou.jp/)へのリンク設置
「家族と話す終活に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月11日 ~ 11月19日
調査対象者:60代以上の全国の男女
有効回答:350サンプル
質問内容:
質問1:あなたは家族と「葬儀」や「お墓」について話し合ったことがありますか?
質問2:家族と葬儀について話し合えない理由は何ですか?(複数選択可)
質問3:家族と葬儀について話し合えない具体的な理由を教えてください。
質問4:家族と葬儀について話し合う場合、どのようなきっかけがあればよいと思いますか?(複数選択可)
質問5:具体的にどのようなきっかけがあれば良いと思うかと、その理由を教えてください。
質問6:家族と葬儀について話し合うことの大切さについて、あなたの考えを教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■約半数が家族と「葬儀やお墓」について話し合えていない
まずは、家族と「葬儀」や「お墓」について話し合ったことがあるか聞いてみました。

「葬儀」や「お墓」について家族と話し合ったことがある方は約半数にとどまり、具体的に話し合えた方はわずか14.3%でした。
一方で、「話したいがまだ話せていない」が13.4%、「まったく話していない」が34.0%と、多くの家庭で終活の重要テーマが未対話のまま残されている現状が浮き彫りになりました。
家族と葬儀について話し合えない理由を聞いてみました。

家族と葬儀について話し合えない理由として最も多かったのは「まだ早いと思っている」でした。
また「自分自身が考えたくない」「縁起が悪い」といった心理的な抵抗も大きく、終活の話題そのものに向き合いにくい雰囲気が伝わってきます。
さらに「タイミングがつかめない」「何を話せばよいかわからない」という声も多く、話し合いのきっかけづくりが課題と言えます。
家族と葬儀について話し合えない具体的な理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
家族と葬儀について話し合えない具体的な理由は?
・縁起が悪いと思うから。(60代・男性)
・少し認知が入っているから、機嫌が悪くなるのが怖い。(60代・女性)
・母親が96歳、姉が73歳な事から現実的ながらも却って生々しくて話辛い。(60代・男性)
・マニュアルも手元にないので、何からしたらいいのかよくわからない。(60代・男性)
・亡くなってから決めれば良いことなので、事前に話し合う必要はないと思います。(60代・男性)
・自分や家族の死について考えたくない。(60代・男性)
・家族に病人がいるので悲観的なことを話して気分を悪くさせたくない。(70代・男性)
家族と葬儀の話ができない理由には、心理的な抵抗や家庭の事情が深く関わっていることが分かります。
「縁起が悪い」「死について考えたくない」といった気持ちの負担に加え、高齢の家族に対して生々しくて言いづらいと感じるケースも多く見られました。
また、認知症の家族がいるため話しづらい、病人に不安を与えたくないといった配慮から避けている人もいます。
さらに「何から話せば良いかわからない」「亡くなってから決めればいい」という意見もあり、準備の必要性や具体的な進め方が分からないこともハードルになっています。
■家族と葬儀について話し合うきっかけ、「終活や相続の話題が出たとき」が最多
続いて、家族と葬儀について話し合う場合、どのようなきっかけがあればよいと思うか聞いてみました。

家族と葬儀の話を始めるきっかけとして最も多かったのは「終活や相続の話題が出たとき」でした。
続いて「親戚や知人の葬儀に参列したとき」「親が一定の年齢になったとき」など、自然に話題が出るタイミングが選ばれています。
具体的にどのようなきっかけがあれば良いと思うかと、その理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
具体的にどのようなきっかけがあれば良いと思うかと、その理由は?
・この前親父が死んだときに、次は、母親という感じで話がしやすくなりました。(60代・男性)
・親にはなかなか切り出せないので、自分から言ってきてもらいたい。(60代・女性)
・身近な人が亡くなった時。真剣に考えるきっかけになる。(60代・男性)
・テレビでも知人でもそのような情報を見たとき。(60代・女性)
・近親者の入院等により、話題に挙げやすくなったとき。(60代・男性)
・実際に今年に入って母親は複数回入院しており、現在もリハビリを兼ねて入院しているが、母や姉が具体的な話を振ってくれれば取り組みやすい。(60代・男性)
・さあ話すぞと言う意気込みではなく、何気なくテレビや雑誌を見て、それとなく話すのが自然かもしれない。(60代・女性)
・似たような家族構成の方の葬儀等の話を聞いたとき。具体的に自分たちの身に置き換えて考えやすいから。(60代・男性)
家族と葬儀の話を始めるきっかけとして多かったのは、身近な人の葬儀・入院など、現実を意識せざるを得ない出来事でした。
「親族が亡くなったことで話しやすくなった」「入院を機に真剣に考えるようになった」など、実体験が対話の後押しになるケースが目立ちます。
また、「テレビや雑誌で関連情報を見たとき」「家族から話題を振ってほしい」という声もあり、強い気構えではなく“自然に始められる流れ”が求められていることが分かります。
最後に、家族と葬儀について話し合うことの大切さについて聞いてみたので、一部を紹介します。
家族と葬儀について話し合うことの大切さについて、自分の考えを教えてください。
・本人の意思を知ることは大切と思う。(60代・女性)
・縁起が悪かろうといずれは迎い入れることなので話し合いたい。(60代・男性)
・親はやはり普段から、子供にどのような葬儀を望むか言っといて欲しいです。(60代・男性)
・現実的には葬儀費用が掛かるので、直葬・家族葬・葬儀会場を利用した近親者を呼ぶ、といった本人の意向確認は必要ではないかと考える。(60代・男性)
・世間体や見栄等ではなく、本来はどのようにしてほしいかを聞き、なるべくそれに沿ったものにする。(60代・男性)
・死は絶対に来ます。 自分が考えているよりお金がかかります。 葬儀場、お寺さん、など今から考えておかないとしんどいと思います。(60代・男性)
・いつくるかわからないから心構えは必要。(60代・女性)
・自分の家族ならではの葬儀にしたい時、隣近所にも理解してもらうためには、家族と日ごろから話し合っておくことが最低条件となるのではないか。(60代・男性)
家族と葬儀について話し合うことの大切さについては、「本人の意思確認が不可欠」という声が特に多く寄せられました。
費用面や葬儀形式などは、後から家族が判断すると負担が大きく、本人の希望を事前に知ることが家族の安心にもつながります。
また、「死は必ず訪れるものだからこそ心構えが必要」「家族ならではの葬儀にするためにも日頃の対話が大切」といった意見もあり、トラブルや後悔を避けるためにも生前の話し合いが重要だと考える人が多いようです。
■まとめ
今回は、家族と話す終活に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
60代以上の方に調査したところ、約半数が「お墓・葬儀」について家族と未だに話していない、と回答しています。
その背景には、「縁起が悪い」「話題にしづらい」「タイミングがつかめない」といった心理的なハードルがあることが分かりました。
しかし、実際には多くの方が「本人の意思を知ることは大切」「費用面を含め事前に決めておきたい」と感じており、家族の負担を減らすためにも早めの対話が重要です。
とはいえ、何から話せばいいのか分からないという声も多く見られました。
そんなときは、家族葬を専門とする業者に相談してみるのもひとつの方法です。
専門スタッフが費用・形式・流れなど基礎から丁寧に説明してくれるため、家族間の話し合いに必要な知識が自然と整い、対話のきっかけにもなります。
不安を抱えたままにせず、専門家とともに“家族らしい葬儀の形”を考える第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと自由に家族葬による調査」である旨の記載
・自由に家族葬(https://jiyuni-kazokusou.jp/)へのリンク設置
【自由に家族葬について】
会社名:株式会社メモリードグループ
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電話番号:0120-107-556
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代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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