保護者の4割以上が要望!学童保育に本当に求めたい「勉強」と「安心」の両立
株式会社NEXER・学童保育に求めたいことに関する調査

■ただ預けるだけじゃ足りない。保護者が求める『学べる学童』とは?
学童保育に対する保護者のニーズは、いま大きく変化しています。
これまで「安全に預かってくれる場所」としての役割が重視されてきましたが、近年では学習習慣づくりや宿題サポートといった勉強面の支援を求める声も増加傾向にあるようです。
そこで今回はHokally(ホーカリー)と共同で、事前調査で「学童保育を利用しているもしくは過去に利用していた」と回答した全国の男女100名を対象に「学童保育に求めたいこと」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとHokally(ホーカリー)」である旨の記載
・Hokally(ホーカリー)(https://www.buscatch.com/gakudo/)へのリンク設置
「学童保育に求めたいことに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月11日 ~ 11月25日
調査対象者:事前調査で「学童保育を利用しているもしくは過去に利用していた」と回答した全国の男女
有効回答:100サンプル
質問内容:
質問1:学童保育利用時の保護者の勤務形態を教えてください。
質問2:学童保育全体の満足度を教えてください。
質問3:その理由を教えてください。
質問4:学童での安全管理(出欠確認・送迎・体調管理)に不安はありますか?
質問5:どのような不安があるか教えてください。
質問6:学童に通うことで、子どもにどんな変化があったか教えてください。(例:友達が増えた/自立した/疲れている様子が多い など)
質問7:今後、学童に期待することとして当てはまるものをすべて選んでください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■14%が学童保育全体の満足度に「不満がある」
まずは、学童保育利用時の保護者の勤務形態を聞いてみました。

学童を利用する家庭の約7割が「共働きフルタイム」で、日中の長時間不在が前提となっています。
パート勤務や片親家庭も一定数おり、多様な状況の保護者が子どもの放課後を安心して任せられる場を必要としていることがうかがえます。
続いて、学童保育全体の満足度を聞いてみました。

「満足」と回答した方が86%となっている一方で、「不満」と回答した方も14%と決して少なくない数値となりました。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「とても満足」回答理由
・家では退屈だけど、学童だったら夏休みも退屈せずに楽しそうだったから。(30代・女性)
・親切で丁寧だから。(40代・男性)
・面倒を見てもらえるうえに、遊び、宿題もフォローしてくれる。(40代・男性)
・居場所を確保するだけでなく、民舞や手話、和太鼓など多様な活動をしてくださった。情操教育になったと感謝している。(40代・女性)
「やや満足」回答理由
・問題なく過ごせているが、休んだ際のおやつ代の返金がないのが不満。(30代・女性)
・子どもをしっかりと見てもらえ、他の子どもたちと遊ばせることができたから。(30代・女性)
・夕方まで見てもらえるので助かりました。(40代・女性)
・親の参加行事が多く、何のための学童保育か疑問を感じることがあった。(40代・女性)
・自宅にいるよりも安心出来るし、友達との交流もあるから。(50代・男性)
「やや不満」回答理由
・学習の質の良さを感じられないから。(20代・女性)
・働いてるから預けてるのに、役員とかあって大変だった。(50代・女性)
「とても不満」回答理由
・狭い、やれることが少なすぎる、先生によって違いがありすぎる。(30代・女性)
■22%が学童での安全管理に不安が「ある」
続いて、学童での安全管理(出欠確認・送迎・体調管理)に不安はあるか聞いてみました。

22%と2割以上の方が、学童での安全管理に不安が「ある」と回答しています。
どのような不安があるか聞いてみたので、一部を紹介します。
学童での安全管理にどのような不安がある?
・子どもの安全を第一に考える制度が整っていないから。(20代・女性)
・体調の悪い子がいると、すぐにみんなに病気が移ってしまう。(30代・女性)
・熊が出た時が心配。(40代・男性)
・滑り台から落ちて頭を打ち、その後吐いたにもかかわらず親に連絡なしだった。(40代・女性)
・一人ひとりを完全に把握しているようには思えない。バイト感覚の指導者が多く不安はつきない。(60代・男性)
学童での安全管理に不安を感じる理由には、施設の体制や対応への信頼しきれない部分が多く挙げられました。
体調不良やけがの際に連絡がなかったという声や、指導員の経験・意識にばらつきがある点を懸念する意見も見られます。
また、感染症や不審者・動物被害など、外的リスクへの備えを不安視する保護者も多く、子どもを安心して預けるためには、日々の見守り体制や緊急時対応の明確化が重要だと感じている様子がうかがえます。
■学童を通じて広がる「自主性」と「友達の輪」
学童に通うことで、子どもにどんな変化があったか聞いてみたので、一部を紹介します。
学童に通うことで、子どもにどんな変化があった?
・自我が芽生えた。自分でできることが増えた。(20代・女性)
・自らコミュニケーションを取るようになった。(20代・女性)
・友達が増える、家で退屈しない。(30代・女性)
・遊びながら運動ができて良かったと思う。(30代・女性)
・友達とのコミュニケーション能力がついた。(40代・男性)
・家でYouTubeをを見るより、友達と遊んでもらったほうが健康にいいなぁと思いました。本人も楽しそうです。(40代・女性)
・違う学年の友達ができた。(40代・女性)
学童に通うことで、子どもたちには「自立心」や「コミュニケーション力」の成長が見られるという声が多く寄せられました。
自分でできることが増えたり、積極的に会話するようになったりと、日々の生活に良い変化を感じる保護者が多いようです。
また、学童ならではの「他学年との交流」によって友達の幅が広がり、家とは違った環境での遊びや運動が健康面にも良い影響を与えているとの意見も目立ちます。
家庭だけでは得られない経験が、子どもの成長を大きく後押ししているようです。
■学童に求められるのは「学習支援」と「安全の強化」
最後に今後、学童に期待することとして当てはまるものをすべて選んでもらいました。

保護者が今後の学童に最も期待しているのは、「宿題・学習支援の充実」に次いで「安全対策の強化」という結果になりました。
共働き家庭が多い中、学童で学習をサポートしてもらえることは大きな安心材料となっているようです。
また、子どもが安心して過ごせる環境づくりも欠かせないポイントとして重視されています。
さらに「延長時間の拡充」や「ICTでの連絡簡素化」など、忙しい家庭を支える仕組みへのニーズも高まっています。
学童には『安心・便利・成長』を同時に叶える場であってほしいという保護者の思いがうかがえます。
■まとめ
今回は「学童保育に求めたいこと」に関するアンケートを行い、その結果について紹介しました。
今後学童に期待することとして、もっとも多かったのは「宿題・学習支援の充実」で44%の方が回答していました。
共働き世帯が多い中、放課後にしっかり勉強を見てもらえる環境への期待が大きいことが分かります。
また「児童の安全対策の強化」も40%と高く、見守り体制の充実を求める声は根強い傾向です。
こうした 「学び」 と「安心」の両立を実現するには、学童の運営を効率化し、子ども一人ひとりを適切に見守れる環境づくりが欠かせません。
そこで注目されるのが、入退室管理や連絡機能を一元化できるスクール管理システムです。
業務負担の軽減だけでなく、安全性向上や保護者との円滑な連携にもつながるため、より安心して通える学童づくりの大きな助けとなるでしょう。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとHokally(ホーカリー)」である旨の記載
・Hokally(ホーカリー)(https://www.buscatch.com/gakudo/)へのリンク設置
【Hokally(ホーカリー)について】
運営会社:VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)
代表取締役:田淵 浩之
所在地:〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F(名古屋本社)
TEL:052-232-2311
事業内容:クラウドサービス提供事業
「バスキャッチ」等各種クラウドサービスの企画・運営・開発
システム開発、技術支援事業
Webシステムの受託開発、技術支援、サイトデザイン制作
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、
リアルショップサポート、WEBサイト制作
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