累計650万部突破の国民的ファンタジー 『彩雲国物語』その“真の完結編”が、角川文庫とビーンズ文庫で登場!!
「彩雲国物語」シリーズは、架空の国・彩雲国を舞台とした中華風ファンタジー。2003年11月に角川ビーンズ文庫より1巻目を刊行して以来、幅広い読者の熱狂的支持を集めて大ヒット。2005年にはコミック化、2006年にはアニメ化もされ、2011年7月の完結までに全22巻(本編18巻、外伝4巻)を刊行しシリーズ累計650万部を売り上げた、まさに少女小説界およびファンタジー小説界を代表する作品です。
そして「彩雲国物語」では描ききれなかった、知られざる禁断のエピソードを綴った著者渾身の連作集が、この『彩雲国秘抄 骸骨を乞う』です。2012年3月に単行本として刊行されるや、8万部を超える話題作となりました。のちに“最上治”と謳われる彩雲国国王・紫劉輝の治世。だがその陰には、彗星のごとく現れ消えて、また生まれゆく命があった……読んだ人すべての魂を揺さぶる衝撃作が、ついに文庫で登場です──!
【上巻あらすじ】
数多の名宰相・名大官が名を連ね「最上治」の誉れをとる彩雲国国王・紫劉輝(し りゅうき)の治世。だがその陰には、いまだ知られぬ多くの過去と未来、邂逅と訣別、生と死の物語があった……。王の宰相・鄭悠舜(てい ゆうしゅん)が最後まで探し求めた“欠けた翼”とは?(「雪の骨―悠舜―」)玉座を狙い、そして破れた旺季(おうき)。それでも歩き続ける彼の行く果ては(「霜の軀(むくろ)―旺季―」)の2編を収録。骸骨を乞う──それは主君への最後の別れ、去るときの言葉。魂を揺さぶる「彩雲国物語」真の完結巻!
【下巻あらすじ】
『劉輝……大丈夫。私はいなくなったりなんて、しないのよ』──のちに“軍に藍茈あり、文に李紅あり”と謳われた伝説の女性官吏・紅秀麗(こう しゅうれい)。彼女が彩雲国国王・紫劉輝の妃となり、母となった一年間を描く「氷の心臓―劉輝―」ほか、稀代の暗躍者・凌晏樹(りょう あんじゅ)の数十年にわたる愛憎を描く「北風の仮面―晏樹―」、「風花―仙―」、「運命が出会う夜―悪夢の国試組―」の4編に加え、劉輝の最後の道行きを描ききった、衝撃の文庫特別書き下ろし「秘話 冬の華」も収録! 著者渾身の傑作ファンタジー「彩雲国物語」真の完結巻。
角川文庫版とビーンズ文庫版の違いは?
★角川文庫版★
下巻に雪乃紗衣による特別文庫書き下ろし「秘話 冬の華」を収録! 95ページの大ボリュームで劉輝の行く末を描ききり、まさにファン必読の内容となっています!
★ビーンズ文庫版★
今まで「彩雲国物語」の世界を彩ってきた由羅カイリによる美麗な挿し絵を、上下巻ともにすべて描き下ろしで収録! こちらもファン必携です!
※内容は変更が生じる場合があります。
※カバーイラストは、由羅カイリによる描き下ろしです。
【著者プロフィール】
雪乃紗衣(ゆきの さい):茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズがある。
登場人物や相関図のおさらいはコチラ
彩雲国広報局⇒ http://www.kadokawa.co.jp/saiunkoku/top.php
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