高校生お小遣い実態調査2023
ひと月のお小遣い平均金額は「4,950円」、昨年から632円ダウン 高校生から見た物価上昇・経済状況によるお小遣いへの影響は、“感じる”が85.2%
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、スタディサプリ編集部の高校生エディター&公式LINE登録者を対象に“お小遣い”についてアンケートを実施致しました。また、こちらのアンケートの詳細は『スタディサプリ進路』内の「#高校生なう」でお知らせしています。
https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20230519000001/?vos=scrmot00055
■2023年最新版!高校生のひと月のお小遣い平均金額は「4,950円」、お小遣いに“満足”は「55.1%」金額、満足度、ともに昨年よりダウンの結果に
昨年に引き続き、高校生約640名を対象に1カ月にもらっているお小遣いの金額を聞いたところ、2023年の平均金額は「4,950円」になりました。昨年は、5,582円だったことから、632円ダウンという結果に。また、満足の割合についても昨年は「満足」と回答した人が62.9%だったのに対し、今年は55.1%にとどまり、金額、満足度ともに下降傾向にあります。
<お小遣いの月額平均>
Q.今のお小遣いに満足していますか?
■昨今の物価上昇、経済状況による高校生のお小遣い事情への影響を“感じる”が85.2% 高校生にとって身近な、おやつや食事の値段・質量から感じている様子
食料品や電力など何かと値上がりが話題になる昨今ですが、高校生に「生活の中で物価上昇やインフレの影響を感じますか?」と聞くと、感じると答えた人が85.2%にも上り、高校生のお小遣い事情にもかなり痛手であることがわかります。
フリーコメントをみると、高校生がそれらを感じるのは身近な“おやつ”や“食事”の値上がり。気軽に手に取っていたお菓子や牛丼、また学校の自販機の値段が上がったことで影響を感じずにはいられない様子。また、中にはプリクラやコスメの値上がりを指摘した人も。大人だけではなく、お小遣いでやりくりしている高校生たちにとってお金のやりくりはこれまで以上に必要になりそうです。
Q.生活の中で物価上昇やインフレの影響を感じますか?
■編集長コメント
自制心を鍛えてやりくりスキルを身に着けられるいい機会!?お小遣い満足派の高校生たちが答えた意外な理由
昨年より600円以上も下がったお小遣い平均額に日常の中で感じるインフレ影響…。そんな世知辛い環境下にいながらも、高校生の半数以上が「お小遣いに満足している」と回答。中でも、月額3,000円~5,000円のお小遣いをもらっている高校生の声は印象的で、意外と「満足している派」が多く、しかもその理由は「やりくりするのにちょうどいいから」が多くみられました。
「決まった額をもらって、そのお金をいかに有効に使えるか、どれだけ貯金できるかを考えるのは楽しいし、将来的に、一人暮らしとかでも役立つから」(高3女子/福岡県)、「生活するときに不自由はかんじることがないしお金の管理ができるから」(高1男子/埼玉県) 、「足りないと思う時もあるけど、これ以上もらってもまた足りなくなったらキリがないし、やりくりする力がついていいと思うから」(高2女子/千葉県)などの声が。
現状を受け入れて「結果的に将来の自分のためになる」とポジティブに状況を捉える力、長期的な視点に驚きました。昨今のインフレが進む中で「家族がいつも『なんでも値段上がるのに、給料だけ上がらないね』とか言っていたから」(高3女子/大阪府)と家庭の事情を肌で感じるだけに、やりくりするスキルの必要性を感じているのかもしれません。
『スタディサプリ進路ブック』 編集長
仲井 美夏(なかい みか)
■『スタディサプリ進路』について
『スタディサプリ進路』は、1970年に創刊した『リクルート進学ブック』に始まり、2020年に50周年を迎えた、リクルートグループにおいて就職支援に次いで歴史の長い事業です。“「学びたい」「学んでよかった」がもっと増えていく世界の実現”をコンセプトに、変化が激しい社会の中で生徒が生き抜くために、「なりたい自分」と「自己実現できる学校」を発見し、「自分に合った進路選択の実現」を可能にするためのサービスを提供しています。高校3年間を通して、「自己理解」「職業観育成」「学びの内容理解」「学校研究」に対応するさまざまな教材ラインアップを無料で提供しています。
https://shingakunet.com/rnet/column/rikunabi/index.html?vos=conttwnowother00010
■“スタサプ編集部”について
全国3,000人以上の現役高校生からなる「スタサプ高校生エディター」と共に、高校ライフにフィットするコンテンツを作る編集部。進路や受験勉強のノウハウはもちろん、夜食レシピやメンタルを支える名言などの多様なコンテンツを、Webサイト『#高校生なう』、年8回発行の情報誌『スタサプ進学マガジン』、アプリ『スタディサプリ for SCHOOL』、会員向けメールマガジン、各種SNSで配信中。
なお、今回のアンケート結果をさらに詳しく分析した記事は『#高校生なう』の下記URLにて公開中。
https://shingakunet.com/journal/fromsapuri/20230519000001/?vos=scrmot00055
【アンケート概要】
■調査時期:2023年4月20日(木)~2023年4月23日(日)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査実施機関:株式会社リクルート
■調査対象:全国高校生男女(『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式LINE登録者)
■有効回答数:644件(男子156件、女子461件、性別を選択しなかった人:27件))
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230621_education_01.pdf
▼リクルートについて
▼本件に関するお問い合わせ先
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