ウクライナ紛争 激化から1年:キーウ出身のユニセフ職員が語る、子どもたちの窮状と日本との絆~公式YouTubeチャンネルで公開~【プレスリリース】
聞き手:アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使
【2023年2月24日 東京 発】
ウクライナで昨年2月24日に戦闘が激化してから1年。日本ユニセフ協会は、ウクライナの首都キーウ出身で、自身もウクライナ緊急支援活動に携わるユリア・ユロバ広報官に、ウクライナ内外でさまざまな困難に直面する子どもたちの様子を伺った動画を、公式ホームページとYouTubeチャンネルで公開いたしました。インタビュアーは、2014年に、既に紛争状態にあったウクライナ東部を訪問されたユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんです。
(聞き手:アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使)/映像36分、英語音声(日本語字幕付)
https://www.unicef.or.jp/news/2023/0026.html
「今日私がお伝えしたいのは、大々的には報道されない、私自身が実際に見てきたユニセフの支援です」――ユロバ広報官は、国境を越えてくる子どもたちや家族が抱えるトラウマ、またユニセフの支援が子どもたちに安心と笑顔をもたらした瞬間などについて、時に涙を交えながら語ります。
「12年前、ユニセフ・ウクライナ事務所で広報担当として働き始めた最初の週、日本の東北地方で大地震が発生しました。その時、日本ユニセフ協会は『Tegami Project』を立ち上げました。東北の子どもたちと世界の子どもたちを手紙や絵でつなぎ、思いやりや愛情を伝え合い、未来への希望をもてるように励ませたら、という取り組みです。それはとても素敵な交流でした」
「12年が経とうとする今、日本の人々が、ウクライナの人々、ウクライナの子どもたちに手を差し伸べてくださっています。このことは、戦争が終わればより良い未来が待っているという希望を、私たちに与えてくれます」
「ウクライナに美しい言葉があって、英語に訳すと『まさかの時の友こそ真の友』という言葉です。ウクライナと日本、この2つの国の友情は、これまでの年月を経て、ますます発展していると思います。ウクライナ人として、ユニセフのスタッフとして、日本の人々、日本の家族や子どもたちが、私たちを支えてくれていることに、心から感謝しています」
インタビュー動画の最後では、1年間を振り返るショートムービー(ユニセフ本部製作)も紹介しています。
■ ユリア・ユロバ広報官 略歴
2011年からユニセフ・ウクライナ事務所の広報官として勤務。2011年の東日本大震災発生時、日本ユニセフ協会が展開した、東北の子どもたちと世界の子どもたちを手紙や絵でつなぐ「Tegami Project(手紙プロジェクト)」にウクライナ事務所の担当として参加し、ウクライナの子どもたちと東北の子どもたちとをつないだ。2014年、ウクライナ東部で戦闘が勃発した際はフロントラインまで赴き、国内避難民の家族や子どもたちの状況を世界に伝えた。ユニセフ・ウクライナ事務所での5年間の勤務の後、他の国際機関でのキャリアを重ね、2019年に再びユニセフに戻る。現在は在ジュネーブの民間支援企画調整局広報官として勤務。昨年2月にウクライナでの戦闘が激化した数週間後の3月から4月にかけてウクライナとルーマニアの国境付近の支援拠点に派遣され、その後10月にはウクライナ国内で、ウクライナ緊急支援活動に携わった。
■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
ウクライナで昨年2月24日に戦闘が激化してから1年。日本ユニセフ協会は、ウクライナの首都キーウ出身で、自身もウクライナ緊急支援活動に携わるユリア・ユロバ広報官に、ウクライナ内外でさまざまな困難に直面する子どもたちの様子を伺った動画を、公式ホームページとYouTubeチャンネルで公開いたしました。インタビュアーは、2014年に、既に紛争状態にあったウクライナ東部を訪問されたユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんです。
ウクライナ紛争 激化から1年:ユリア・ユロバ広報官が語る、子どもたちの窮状と日本への感謝
(聞き手:アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使)/映像36分、英語音声(日本語字幕付)
https://www.unicef.or.jp/news/2023/0026.html
「今日私がお伝えしたいのは、大々的には報道されない、私自身が実際に見てきたユニセフの支援です」――ユロバ広報官は、国境を越えてくる子どもたちや家族が抱えるトラウマ、またユニセフの支援が子どもたちに安心と笑顔をもたらした瞬間などについて、時に涙を交えながら語ります。
「12年前、ユニセフ・ウクライナ事務所で広報担当として働き始めた最初の週、日本の東北地方で大地震が発生しました。その時、日本ユニセフ協会は『Tegami Project』を立ち上げました。東北の子どもたちと世界の子どもたちを手紙や絵でつなぎ、思いやりや愛情を伝え合い、未来への希望をもてるように励ませたら、という取り組みです。それはとても素敵な交流でした」
「12年が経とうとする今、日本の人々が、ウクライナの人々、ウクライナの子どもたちに手を差し伸べてくださっています。このことは、戦争が終わればより良い未来が待っているという希望を、私たちに与えてくれます」
「ウクライナに美しい言葉があって、英語に訳すと『まさかの時の友こそ真の友』という言葉です。ウクライナと日本、この2つの国の友情は、これまでの年月を経て、ますます発展していると思います。ウクライナ人として、ユニセフのスタッフとして、日本の人々、日本の家族や子どもたちが、私たちを支えてくれていることに、心から感謝しています」
インタビュー動画の最後では、1年間を振り返るショートムービー(ユニセフ本部製作)も紹介しています。
■ ユリア・ユロバ広報官 略歴
2011年からユニセフ・ウクライナ事務所の広報官として勤務。2011年の東日本大震災発生時、日本ユニセフ協会が展開した、東北の子どもたちと世界の子どもたちを手紙や絵でつなぐ「Tegami Project(手紙プロジェクト)」にウクライナ事務所の担当として参加し、ウクライナの子どもたちと東北の子どもたちとをつないだ。2014年、ウクライナ東部で戦闘が勃発した際はフロントラインまで赴き、国内避難民の家族や子どもたちの状況を世界に伝えた。ユニセフ・ウクライナ事務所での5年間の勤務の後、他の国際機関でのキャリアを重ね、2019年に再びユニセフに戻る。現在は在ジュネーブの民間支援企画調整局広報官として勤務。昨年2月にウクライナでの戦闘が激化した数週間後の3月から4月にかけてウクライナとルーマニアの国境付近の支援拠点に派遣され、その後10月にはウクライナ国内で、ウクライナ緊急支援活動に携わった。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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