信州イカ調査隊と焼きたて屋がコラボレーション 未来の海を願い「ちくわたい焼」販売イベントを開催しました!
2023年10月10日 【場所】長野県岡谷市レイクウォーク岡谷
イベント概要
さまざまな海洋問題を自分の問題としてとらえ、行動につなげる取り組みを行う「(一社)日本プロジェクトin長野」が企画した小学生向け海洋学習体験プログラム「信州イカ調査隊」。今年の7月に2泊3日の日程で、飯山市、富山県氷見市、石川県七尾市、能登町を舞台に開催されました。テーマの”イカ”は信州では伝統の食材「塩丸イカ」として、県民になじみが深い生き物で、イカを通じて、長野県と海のつながりや今、海で起きている変化を体験学習しました。
調査隊は、漁港での漁師体験や漁船見学、能登の海での磯学習の他、スルメイカの解剖実験、そして、有識者による地球温暖化とスルメイカの不漁問題の講義を受ける等、さまざまな目線で学習し、「美しく豊かな海を未来につなげたい。」というメッセージを子供たちが考えました。
その思いに賛同した長野県を中心にたこ焼き・たい焼きを販売する焼きたて屋と石川県の食品メーカースギヨ協力のもと信州イカ調査隊とのコラボたい焼きが完成しました。
商品パッケージやポスターには児童が描いたイカのイラストがデザインに採用され、発売を記念した販売イベントは、子供たちが運営して実施。限定100個で販売されたちくわたい焼(1個280円)はわずか20分で完売するほどの盛況ぶりでした。
未来の海を願って学習内容を報告
販売イベントは児童たち自らが運営。のぼりを立てたり、ポスターを張ったり。また、多くの人に商品を買ってもらおうと、焼きたて屋の商品券などが当たる抽選会も実施。「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。」と元気な声が会場に響き渡りました。また、会場には、3日間の活動の成果をまとめも張り出しました。これは、調査隊メンバーの一人・伊那市の座間杏菜さんが活動後に夏休み中にまとめたもので、これを見たお客さんからは「素敵な体験をしたのですね。」「長野県と海のつながりがよくわかるようにまとめられていて。良い活動をしましたね。」といった声が聞かれました。
夏休み中の濃厚な3日間を過ごした児童たちはコンビネーションも抜群。商品を渡したり、抽選を案内したり、また、店内にチラシを配布するなど勢力的に活動しました。多くの方々に”海の問題”を”自分ごと”としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる1日となりました。
参加した子ども・保護者からの声
●児童
・買ってくれたお客さんがすごい笑顔になってくれて、とても嬉しかったです。
・イカや生きものを守るために、ちゃんとしていかなきゃって思いました。
・活動の様子を他のたくさんの人に知ってもらってうれしかった。
●保護者
・活動の場を子供たちだけでなく、不特定多数の方にまた、ショッピングモールという舞台で発表できたのは学校ではできない素晴らしい体験になった。
・積極的に取り組んでいる姿を見ることが出来てよかった。きっと海での調査学習も一生懸命仲間と取り組んでいたんだと想像でき、こどもの成長を感じることができた。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野
URL :https://nagano.uminohi.jp/
活動内容 :長野県の次世代を担う子供たちやその家族などを対象に海に親しみ、その素晴らしさ、豊かさを知り、大切にする心を育てる運動を興し推進する活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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